このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください





本線
駅名読み所在急行準急駅間距離累計距離(起点菖蒲端)
菖蒲端しょうぶはた東京府菖蒲区00
永安橋えいあんばし東京府菖蒲区--0.80.8
伝宝町でんぽうちょう東京府菖蒲区--0.71.5
新町あたらしちょう東京府菖蒲区--1.22.7
新生橋しんせいばし東京府菖蒲区-0.83.5
山王橋さんのうばし東京府菖蒲区--0.84.3
宮の橋みやのはし東京府菖蒲区--0.95.2
団子坂だんござか東京府星南市--2.17.3
星修学園前せいしゅうがくえんまえ東京府星南市-1.99.2
星ケ浦ほしがうら東京府星南市1.710.9
東八軒坊ひがしはちけんぼう東京府八軒坊市0.711.6
八軒坊はちけんぼう東京府八軒坊市-0.712.3
西大橋にしおおはし東京府八軒坊市0.813.1
孔雀桔梗原こうじゃくききょうはら神奈川県旧宮市2.215.3
火環大神宮下ひわだいじんぐうした神奈川県旧宮市--1.316.6
竜ヶ鼻りゅうがはな神奈川県旧宮市--1.317.9
栄浜さかえはま神奈川県旧宮市-1.018.9
旧宮きゅうぐう神奈川県旧宮市1.220.1
勢田せた神奈川県勢田市-1.221.3
西の里にしのさと神奈川県勢田市--0.922.2
木戸口きどぐち神奈川県勢田市-0.823.0
南台みなみだい神奈川県入舸浦市--1.724.7
十三埠頭じゅうさんふとう神奈川県入舸浦市--2.026.7
天后宮てんこうきゅう神奈川県入舸浦市-1.628.3
入舸浦いるかうら神奈川県入舸浦市1.730.0


八軒坊支線
駅名読み所在急行準急駅間距離累計距離(起点東八軒坊)
東八軒坊ひがしはちけんぼう東京府八軒坊市--00
車庫しゃこ東京府八軒坊市--0.80.8
JR八軒坊前じぇいあーるはちけんぼうまえ東京府八軒坊市--0.71.5


沿線紹介・本線
全線にわたりほぼ複線化されていますが、東大橋〜孔雀桔梗原間にある新珠川鉄橋のみ単線になっています。この新珠川鉄橋は現在日本唯一の車道と軌道を共有するタイプの併用橋です。
路線はかつての出自が路面電車であったことから沿線に急曲線が多く、これがスピードアップのネックになっており、菖蒲端〜入舸浦間の直通旅客は、山側をほぼ平行するように伸びるJR南海道線を利用するため、ほとんどいないのが現状で、短距離の通勤通学輸送がメインとなっています。ただ、沿線は海沿いの風光明媚なロケーションに恵まれており、近年は定期外の観光客も増えてきているようです。

菖蒲端
武南電鉄の東京側ターミナル駅。駅舎は創業時からのもので老朽化が進んでおり、東京にある私鉄のターミナルの中では一番ぼろくてしょぼいというもっぱらのウワサです。発着ホームは私鉄のターミナルらしく櫛型ホームで4面3線となっています。
府心部や府南病院へは駅前から府電が連絡しています。府電と武南電鉄は線路の幅が同じなので、かなり以前から乗り入れ話があるものの路線規格が違いすぎるため、いまだに実現していません。
武南電鉄の独身寮があり、本編で藤原が住んでいるのはここです。駅近くには歓楽街「ワイワイ横丁」通称「ワイ横」があります。駅前広場にはなぜか狸の像があり、通称たぬきの広場。

永安橋〜新町
武南電鉄創業時、このあたりの区間は国道上を走る併用軌道区間でしたが、かなり早い段階で、高架化されています。高架線は鉄骨むき出しのクラシックなものです。

新町〜山王橋
新町をすぎると電車は地上に降りて、下町風情の狭い路地の裏側を縫うように走ります。

山王橋
このあたりは小さな町工場が多いところでニオイもなんだかそれらしい。
ヤギーがバイトしたセノハチネジ工場があるところ。

宮の橋
ヤギーの住む全自動化住宅「はるにれ」荘の最寄駅はここ。藤原が働いているところでもあります。
ホームは対向式でホームの端に改札口があって、構内踏切があって、というイメージです。
駅前にはヤマイデパートというそれなりに大きなデパートがあり、駅前商店街も健在という賑やかなところです。

宮の橋〜団子坂
宮の橋を出た電車は坂を登って山に入っていきます。菖蒲区と星南市を分かつ団子坂峠越えです。
途中右手に錆びたレールを分けますが、これが旧線跡。昔は山の稜線に沿って線路が敷かれていましたが、今はトンネルで一気に山越えをしています。
トンネルを抜けると眼下にぱあっと海が開けます。ここが武南電鉄のハイライト区間という人も多いようです。

星修学園前
団子坂駅を出た電車は車窓左手に海を見ながら、海岸線ギリギリを走ります。
次の駅が、ヤギーの通う星修大学の最寄駅、星修学園前。駅から大学まで続く桜並木が有名です。大学が近くということもあり、この周辺は学生が多く、学生街が形成されています。飲食店も多くて、星ヶ浦に比べと値段も安くてボリュームがあると評判です。
ちなみに駅前にある不動産仲介業者の城口ウラン八軒坊店には、佐倉井のお姉さんが勤めています。彼女いわく学生の出入りが多い3月はとても忙しいのだとか。
地味な下町を走ってきた電車ですが、このあたりから若者が増え、車内も沿線も華やいだ雰囲気になります。

星ケ浦
海岸線には美しい砂浜が続き、昔から海水浴場として有名だったところ。 ここの海岸から眺める満天の星空が美しいかったことが、地名の由来。海岸通りは今でもお決まりのデートコースで、団子坂方面に海沿いに少し歩くと別荘街になり、有名人の別荘が多いようです。そのため、有名人出没率の高い街でもあります。ジャスミン家の別荘もここ。
おしゃれな街、流行の発信地として知られていて、各国のブティックが集まるブティックストリートは終日若い女性客でにぎわっています。歩行者天国が十字に交わる通称「ホコテン十字」は、レストラン街として有名です。星修大の学生もよく繰り出しますが、ヤギーは、以前ここで補導された経験があり、ちょっと苦手な街のようです。

東八軒坊
八軒坊市の中心駅で、武南電鉄沿線では最大の駅でもあります。沿線住民からは「トンパチ」と呼ばれています。
駅前から続く繁華街「八軒坊銀座」通称ハチギンのショッピングアーケードは、老若男女さまざまな人で賑わっています。ヤギーのバイト先の運送会社「しろくま便」や、ヤギーたち三人組の行きつけのカラオケ屋がここにあるため、ヤギー出没率が比較的高いところです。

八軒坊
かつての八軒坊の中心でしたが、今ではその地位は東八軒坊にとって変わられてしまいました。周辺は閑静な住宅街で、佐倉井さんが住んでいます。

西大橋〜孔雀桔梗原
この間に、八軒坊市と旧宮市、東京府と神奈川県をわかつ新珠(あらたまがわ)川が流れています。この川を渡る鉄橋は道路併用橋で、電車が自動車に挟まれつつ遠慮がちにそろそろ渡るという、日本ではここだけの光景を見ることができます。
この区間は単線で、輸送上のネックになっていますが、朝ラッシュ時には、菖蒲端へ向かう上り急行と普通を続行運転させることでなんとかやりくりしているようです。
橋を渡ったところが旧宮市の孔雀桔梗原。星南市、八軒坊市と北に平野が開けていましたが、旧宮では線路の北側に山並が迫り、山と海の間の細長いわずかな土地に線路が敷かれています。

火環大神宮下
沿線最大の神社、火環神社の最寄駅です。参拝と海から見れる初日の出を同時んじ拝めることで有名で、お正月には大勢の参拝客でごった返し、終日臨時電車を運転しています。

栄浜
海水浴場があって夏はにぎわうところです。ヤギーはかつてここで空き缶拾いのバイトをしたことがあります。

旧宮
旧宮市の中心で、沿線では比較的大きな駅の一つ。ここでの折り返し列車も設定されています。ただ、ヤギーの生活圏ではないため、本編ではあまり登場しません。

西の里
武南グループの 関連会社が経営している『ローカルな遊園地』があります。しかし、規模の割に豪華なステージがあって、連日ヒーローショーが開催されていることでマニアの間では 結構有名。

木戸口
藤原の実家の最寄駅だったところです。
『木戸口は自然に恵まれた土地だ。しかし、悪く言えば田舎だ。ただ、そんなに 不自由ではない。町としては充実している。 しかし、駅は質素だ。券売機も旧式で、自動改札機も二台だけ。駅員は3人』(newcomerさん作 武南電鉄恋物語より)

天后宮
海の女神様を祭るお宮を中心に、日本有数の規模の中華街が形成されています。ジャスミンは、ここの中華街の老舗レストランのお嬢様という設定です。

入舸浦
武南電鉄の終着駅で、JRとの接続駅でもあります。
入舸浦は早くから開港した港町の一つで、市内には江戸末期から明治にかけて建設された洋館が多く残り、独特の雰囲気があります。特にメインストリートは「開化通り」と呼ばれ、多くの観光客で賑わいます。
7のつく日に開かれる昭和骨董市は掘り出しものを探すため、ヤギーは足しげく通っているようです。

※筆者イメージは函館とか長崎あたりです。


沿線紹介・八軒坊支線
八軒坊支線は、東八軒坊から分岐して、JRとの接続駅、JR八軒坊前までを結ぶわずか1.5kmの短い路線です。
路線は東八軒坊から車庫までが複線、車庫からJR八軒坊前までは単線となっています。
運転系統も車庫で分断されていて、八軒坊から車庫までは、出入庫を兼ねた列車が朝夕を中心に時折設定されているのに対して、車庫からJR八軒坊前まで走るのは、わずか平日三往復、休日二往復しかありません。この区間は単行電車(通称タンコロ)が往復しています。

車庫
東八軒坊〜車庫までの区間は基本的には複線ですが、小さな橋を渡る一個所がガントレットになっています。これは現存する日本唯一のガントレット区間です。
また、この区間は旧八軒坊市街軌道の路線で、線形改良もされておらず、一部に併用軌道が残されています。
車庫駅は車庫の片隅に申し訳程度に一面のホームを設けただけの無人駅。切符の発売処もなく定期券所持車しか客扱いしないことになっています。法律的には東八軒坊駅の構内扱いだそうです。
車庫裏手は使われなくなった電車や台車を抜かれた電車のダルマさん、貨車が並ぶトワイライトゾーンで、武南電鉄博物館と冗談交じりに言われています。
切符の発売処もなく定期券所持車しか客扱いしません。
法律的には東八軒坊と同じ駅扱いだそうです。

JR八軒坊前
一応JR南海道本線との接続駅ですが、乗客がJRに逃げてしまうのを恐れてか、一日わずか三往復と、ほとんど活用されていません。
電車は、この区間専用の単行電車がわずかな乗客を運んで往復しているだけです。
武南電鉄はJRとの連絡輸送もしますよ、というポーズのために残されているだけといった感じで、地元でも乗った人はほとんどいません。

※筆者イメージは川西国鉄前です。

八軒坊地区の路線変遷
八軒坊地区は、二社が合併して成立したという歴史的経緯から、非常に複雑な路線変遷を辿っています。
下記に整理した路線変遷図を紹介します。

八軒坊市街軌道が開通。
八軒坊市街地の外れにできた省線の駅から、市内の中心部や星南まで結んでいました。
武南電気軌道が菖蒲端から八軒坊まで開通しました。
武南電気軌道が八軒坊市街軌道を傘下に収める形で両者の合併が行われ、武南電気鉄道が成立しました。国鉄への乗客逸走を恐れた武南鉄道は平行路線の整理という名目で、星ヶ浦〜八軒坊駅前間を廃止。これを機に八軒坊駅前発着を中心とする運行系統から、菖蒲端〜入舸浦直行運転を中心とする系統に変わりました。

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください