このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

時刻表の使い方

 

では使い方について説明しましょう。まず横から見てみましょう。色別に分かれているのに気付くと思います。白・黄・青・灰色・ピンク・黄……の順で並んでいると思います。 具体的に言いますと、白は地図、黄はJRからのお知らせ及び臨時列車の時刻、青は新幹線・特急・および乗り継ぎ案内、ピンクは料金・きっぷの説明などになっています。そして青春18きっぷ利用する際に使うのは一番多くの部分を占める灰色の部分です。ここには在来線・地方交通・飛行機などが掲載されています。試しに灰色の部分をパラパラ開いてみましょう。数字の嵐です。ここでもういやと思った人ははっきり言って青春18きっぷを使うのは危険です。旅行会社のパックツアーの方を選んだほうがいいでしょう。少しきつい言い方をしていますが、青春18きっぷは自由度が高い切符です。しかしそれだけ自分で計画しなければならないことが多いのです。 

ではいよいよ使い方について説明しましょう。非常に簡単です。時刻表の前を開き何ページか進めると九州の地図が出ていると思います。次のページには中国四国地方が乗っていると思います。ここでは九州のページで説明しましょう。まず赤字の部分が新幹線です。(当然青春18きっぷでは乗れません)次に黒の太線と青の太線が在来線です。(黒と青の差はここでは分からなくても結構です。普通料金が違うのですが青春18きっぷの場合はどちらも変わりませんから)他の青い細線はバスや私鉄などの地方交通です。(これは青春18きっぷは乗れません)
つぎに路線名の横に数字が書いてあると思います。このページを灰色の部分で探してみましょう。そこに時刻が掲載されています。矢印がある場合は方向によってページが違うのです。一般的に下りのつぎにのぼりが掲載されています。同様にして地方の私鉄やバスなども調べることが出来ると思います。ここで疑問に思うことがあると思います。東京・名古屋・大阪周辺はページが書いていないと。この場合はどんどんページをめくってみましょう。そうすると東京付近、名古屋付近、大阪付近と詳細図が載っていると思います。それで調べることが出来ると思います。これが一番基本的な使い方です。どんなことがあってもこれだけで時刻が調べることが出来ると思います。

 

(調べたい路線に書いてある数字が時刻が掲載されているページです。矢印がある場合は方向によってページが違います)例えば日豊本線のページは左方向の列車を調べたい場合は444ページ、右方向に行く列車を調べたい場合は438ページを調べれば分かります。)

次に数字だらけのページの基本的な使い方を説明しましょう。

まず下記のような路線があるとします。途中の駅は省略していますが、A〜C駅間にB駅がC駅〜G駅の間にDEF駅があると思ってください。そしてダイヤが下のような設定になっていたとします。

A駅800803810820823830833
B駅803813823836
C駅805807815825827838
813808816833828839
H駅820
D駅818838

844

E駅823843
F駅826846850
G駅830823850843845854

まず路線図から分かるようにこの路線はC駅で二つの路線に分かれています。一方はH駅へ、もう一方はD駅などを通ってG駅に向かいます。H駅からG駅は直接は行く路線はありません。

まず横を見てください。基本的に時刻表は発車時刻のみ掲載されています。しかしC駅のように大きい駅では到着時刻と発車時刻の両方が掲載されている場合があります。H駅、G駅のように当然終着駅は到着時刻のみ掲載されます。

まず8時発の列車はH駅へはいかずC駅からG駅へ向かいます。
時刻表を見るとB駅へは8:03に発車し、C駅へは8:05に到着していることが分かります。C駅の発車時刻は8:13です。8分間C駅で停車していることが分かります。C駅の次はD駅です。この列車はH駅には行きません。このことが分かるのはH駅のところに「‖」となっているのが分かります。これは「この駅には経由しませんよ。」という意味です。この列車は各駅に停車していってG駅に8:30に到着します。

次に8:03発の列車を見てください。この列車も8:00の列車と同様にH駅には経由せずG駅に向かいます。この列車は8:03に次に停車するのはC駅です。B駅は通過してしまいます。そのことが分かるのは「レ」のマークです。このマークは「この駅は通過しますよ」というマークです。C駅で1分停車をしDEFの駅を通過してG駅に8:23に到着するのが分かります。この列車もH駅が「‖」から分かるようにH駅には経由しません。

次に8:10の列車を見てください。この列車はC駅からG駅には経由せず、H駅に向かいます。H駅のところが「‖」ではなく時刻がかかれていることでわかります。

8:20、8:23の列車は8:00、8:10の列車と同様です。

8:30の列車はノンストップでA駅からG駅まで向かいます。このことが分かるのはB駅からF駅まですべて「レ」になっていることから分かります。

次に8:33の列車を見てください。この列車はC駅からG駅方向に向かいますが、C駅の次のD駅止まりです。このことが分かるのが、D駅の下のE駅のところにある「=」のマークです。このマークは「この1つ上のある駅どまりの列車ですよ。」というマークです。ただ到着と発車時刻が両方掲載してある駅(C駅のような)止まりの列車の場合はこのマークありません。しかしここで疑問に思う人がいると思います。D駅どまりの列車がなぜF駅の所に時刻が書かれているのかと。実を言うとF駅8:50の列車とA駅8:33発車の列車は全く違う列車なのです。時刻表は紙面の関係上1行に2つの列車を掲載する場合があります。注意してください。つまり8:33の列車ではG駅には行くことが出来ないのです。このF駅8:50の列車は1駅次のG駅に8:54に着きます。

 

基本的な使い方は以上です。しかし時刻表を見ると色が赤になっているのがあったり斜字体になっているものがあったりマークがあったりします。それらについては次のページで東京〜大阪間の使い方を例に説明してあります。

 

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