このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

水彩で人物を描く


  安い会費で人物画を描こうと友人たちと同好会を作り早15年経ちました。
講師無の自由参加型で、会員も22名になりました。
全5回のの固定ポーズです。

F30 用紙はアルシュ300g荒目
パネルに水張り周りはホッチキスでとめます。
水張りテープより角にしわがよらず、
私はホッチキス留めが気に入っています。

市販の普通のホッチキスで充分です。


 new!
 冬日 P20 アルシュ

1/27より15年で3回目の人物画のグループ展があります。
その為に何点かを仕上げました。
5年ごとですから時間があるはずなのにあわてて仕上げるなんて
ダメですね。


  練習の合間に  アルシュ F20

今回のモデルさんは70代のお洒落な男性です。
男性がモデルになることはあまりない事ですので貴重な機会と思います。
アコーディオンやフルートなどをたしなみ合唱団にも所属して
中々芸達者な方で、それが服装にも表れているような気がします。
全4回
1日目ポーズを決めました。
譜面台は良いアクセントになりますので画面に入れようと横構図にしました。
20分×6回デッサンが終わったところです。
私はいつも初日はデッサンのみで色は付けないことにしています。
モデルさんを良く見ることで狂いがないかモデルさんとデッサンの両方を比較します。そして次回改めてモデルさんをよく見ます。
対象物をよく見ることは非常に大切な事です。


2日目

一通り色をおきました。
今回のモデルさんは黒いYシャツ、黒いベスト、こげ茶のズボンと
大変おしゃれな方ですが、暗い色ばかりで影が良く見えません。
現実とは少し色を変えて描きました。
また重ね塗りは難しいですが、
1回に塗る色を薄くすれば大きな失敗もないと思います。
4日目

教室での完成です。
これからまた絵をじっくりと眺め手直したりが続きます。
年配男性の落ち着きが感じられるでしょうか?


  晩夏 アルシュ F30

今回のモデルさんは年配ですが、
体格が良く描きやすいタイプだと思います。
モデルさんも痩せすぎたり小柄すぎたりすると
バランスが悪く描きにくいものです。
人物画をうまく描くコツの中にモデルさんの良しあしが
おおいに関係するのではと私は思います。
F30号 アルシュ荒目使用

1日目ポーズを決めました。
大勢で描くので中々自分の好きなポジションから描くと言う訳にはいきませんが、この位置は良かったと思います。
デッサン20分×3回目が終わったところです。
会のモデルさんは一般の方でプロの方はおりません。ですからその人によりじっと動かず描きやすい人、細かい動きをよくする人など人様々ですが、これはしょうがない範囲ですね。
デッサン20分×6回目が終わりました。
20分×6回で1日目は終わりです。
デッサンもほぼ完成です。
着衣のデッサンでもその中に入っている体の骨格を意識して描いていきます。
塗り急がない事、デッサンが狂ったままで塗っても良い作品はできません。

2日目

2日目、前回のデッサンとモデルさんをよく比較して、
狂いはないか確認します。
濃すぎる鉛筆の線は練消しで大まかに消します。
薄く一通り色を置きます。
20分×3回目が終わりました。
肌の色の最初にシェルピンクを使います。
ジョンブリアンでは乾いた時にあまりに黄色っぽく肌の色が悪いのです。
お化粧のせいもありますが、顔色のベースにシェルピンクが気に入りました。
20分×6回目が終わりました。
影の色も入れながらあくまでも薄く塗ります。
何故薄くかと言えば濃い色を塗ってしまうと、そのあと塗り重ねの効果がでず修正が効かなくなるからです。
私は影の色にビリジャンを使うのが好きで良く用います。その他ウルトラマリンも良く使います。バックの色は薄くビリジャンを塗りました。

3日目

3日目
20分×3回目が終わりました。皮膚の色にはシェルピンク、オペラ、ジョンブリアン、バーミリオンなどを使います。
ひたすら薄い絵の具を塗り重ねる作業です。
20分×6回目が終わりました。
浴衣の模様を描き入れ始めたのですが、何かイメージが合わず次回に持ち越しました。

4日目

4日目
20分×3回目が終わりました。
前回失敗した模様をカバーするのに、浴衣の地の色を紺にしました。
浴衣の色にプルシャンブルー、ビリジャン、ウルトラマリンディープを
繰り返し塗ります。
20分×6回目が終わりました。絵の具の薄さですが、私は絵の具が垂れるほど水をたっぷり使い、塗り重ねています。ですから画面には垂れた絵の具の跡がいっぱいです。
モデルさんを前に良く見て描くということが大事です。絵から少し離れモデルさんと絵を比較して良く見ます。
人物画を描かれる方の中にはしわや皮膚のたるみなど細かいところばかり忠実に描いて、肝心の体全体のフォルムが狂っている方が結構いますのでご注意ください。


顔の部分

5日目

教室での完成作品です。この日はカメラを忘れてしまったので
途中経過を載せられなくてごめんなさい。
これから家でじっくりと作品を眺め、強めたり弱めたりしますが、作業には時間を長くとります。
完成作品
顔の部分
      足の部分


チュニックドレスの女 アルシュ F30


今回のモデルさんは色白の若い女性です。ポーズを色々とってもらいクロッキーをしましたが、その間の休みポーズが良かったので即、このポーズに決まりました。
1日目はポーズ
2回目が終わったところです。
4回目のデッサンが終わったところです。
6回目のデッサンが終わったところです。デッサンが終わってもまだ彩色はしません。次回改めてモデルさんと絵を見比べ狂いなどを直します。


2日目

一通りの色薄くを塗ります。
影の色を入れて行きます。
あくまでも1回に塗る色は薄すぎると思われるくらい薄く塗ります。
影の色といってもこげ茶や黒は使いません。
ビリジャン、ライトレッド、バーミリオン、ウルトラマリンブルーなど。
写真の映りが悪く見づらいですね。
今時300画素を使っているものですから。



3日目

色もだいぶ深くなってきた感じがします。
塗りいそがない事、じっくり作品とモデルさんを見比べ塗り進めます。モデルさんがいる間は家では塗りません。あくまでもモデルさんをよく見て塗る事をお勧めします。


4日目

完成作品です。実際は靴の色がこんなに濃くありませんで写真の写り加減で黒くなってしまいました。
バックの黄色も違和感を感じたので落としました。
左の2作から完成までは家でじっくり見て足りない所や強すぎるところなどを直します。この時間は長くとり、作品をよく見る事が大切だと思います。

拙い作品を見ていただきましてありがとうございました。
感想をゲストブックにいただけると嬉しいです。



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