このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

『明日萌』駅;明日萌はNHKの『すずらん』なる連続テレビ小説で登場したらしい。手前に映っている車は雪下ろしのおじさんたちのもの。

『恵比島』駅そしてさっきの待合室の外側がこれ。もはや駅舎ではない。北海道にはこんな貨車駅がたくさん存在する。舞台にあわせて覆われているものの、なんともみすぼらしい。

どうやって行く?この神社駅前に鳥居を見つけて、山のほうにある神社のものだとわかったのだがどうすれば行けるのだろう?あちこち探してみても駄目だった。

;駅前通りの映画セット群

そしてメインストリートに立ち並ぶ古風ルックな家々。この除雪のしてなさからいって映画セットのものだろうが、かなり積もっている。ちなみにこの雪で雪ダマを作ってみたのだが、あまりにさらさら過ぎて球にならなかった。都会の雪とは大違いだ。

集落は線路と平行する道にちらほら見受けられ、駐在所もある。けれども相変わらず人気がなく、峠を控えて開けているものの秘境の雰囲気をかもし出している。

線路脇に何が?

雪下ろしのおじさんに話しかけられ、雪下ろしを誘われるがやったこともなくまた非力な為断る。でちょっと駅の様子を撮影していた頃、おじさんが何かを発見する。どうやらキツネのようだ。さっきの列車にはねられてしまったようだ。カラスが早速ついばみに来ている。もしかしたらクロバエはとっくに卵を産み落としているかもしれない。

キツネが可哀そうとも思わず、まずハエが出てくるところは人間として間違っているのか?

渡れない踏切

線路沿いにこんな踏切が。遮断機も下りてこない。この道は冬季通行止でその必要もないのだろう。初めて見る光景にショックを受けた。

つらら(逆光に勝利?)なぜだか知らないが、異様にツララを撮影したい気分に見舞われて撮影したのだが、後にも先にもこれ1枚となってしまう。水のツララを見るなんて何年ぶりだろうか?

ちなみに、塩のツララは生物室で見たことがある。

13:46 恵比島レ14:46 増毛いよいよ[増毛]に向かう。留萌を出てすぐ、謎の橋梁が並走していたのだが、これは今はなき羽幌線のものだろう。

途中駅は貨車駅が多く、塗装もさびてきてなんとも痛々しい。舎熊も負けていなかった。

増 毛!

ついに増毛到着。私を含めて3名降りたが、いずれもテツぽかった。

待合室

新十津川同様寂しいベンチが並ぶも、それほど憂鬱には感じられない。広いからか?

駅外観

駅舎は建物の右側で、左側は近代的なトイレである。

迷える中年の方へ

なんともご利益のありそうな堂々とした看板だこと!

残念なことにここは無人駅なので入場券は購入できなかった…

このあたりはかつてニシンで栄えたのだろう、古くて大きな建物がたくさん見られる。(画像は こちら で。)

年賀状を投函する為、郵便局に向かう。私からの年賀状が欲しい人に、「増毛」のありがたい消印付きの年賀状を送ろうと考えていたのだが、なんと年賀状に消印は押してもらえないと!私製年賀か1/8を過ぎてからでないと押してもらえないそうだ。期待していた皆様申し訳ございません。でもこれだと話しにならないので投函はここで行う。

ましけ湯!

郵便局員に「ましけ湯」の場所を案内してもらったのはいいが、なんと《きかいこしょう》の為休業!ここでの入浴を楽しみにしていただけあってこれは痛い。

事前に調べておいたのだが、ご覧の通り木造の銭湯。うわさによると、建物が現存する日本最古のものだそうだ。

駅前の建物といい、高台にあって今回は訪問できなかった増毛小学校(S11建設の木造校舎が未だ現役、道内最規模かつ最古の木造校舎)といい、増毛には古い建物が現役で利用されていて素晴らしい!

これは建物が現役のうちにましけ湯をもう一度訪問しなければいけない。

ふりむけば日本海

遠く増毛港を望む。暗雲が立ち込めていてなんとも物悲しい。冬もいいが、夏にも訪れてみたい。

15:48 増毛レ17:13 深川17:17レ18:20 札幌ガラ〜ン。発車20分くらい前の車内には誰もいない。

結局3人ほど(さっきとは違うような…)のり、今来た道を引き返す。途中で結構降乗がありほっとする。地方交通線ながらも「本線」である。このキハ54は転クロ車だ。

深川から今回最後のショートカット。岩見沢で車内検札に遭い、しかし車掌がルールを把握していなかったようで特急料金のみ払う。本当はいけないと思うのだが、しっかり特急料金を払っているとバカらしく感じてしまうことがある。車内検札をもう少しキチっとしたほうがよいと思うのだが…

桑園にてキハ141系札幌に着き、観光案内所で温泉の場所を尋ねると、隣の桑園にあるということなのでそちらに向かう。露天風呂もあり、そちらにいったのだが移動中の寒さは壮絶!北海道の冬をなめてはいけない。そしてたどり着いた先では極楽が…

今回は乗れないと断念していたキハ141系列にまさかの乗車が。50系客車からの改造なのだが、先代に乗ったことがないのでなんともいえない。独り掛けBOXシートに1区間だけ乗れた。

時計台リベンジ実は市電に乗る前に時計台を撮影してみたのだが見事に失敗。夕食の場所を探しがてらリベンジをする。ちょうど間向かいのビルの2階に良い場所があったので撮影成功。結局夜は駅前のビルのラーメン店複合施設のようなところで済ます。味覚がなっていないのか、いつも食べるラーメンとさして変わりようがなかった。それにしても値段がいやに高いのはなぜだろう?

22:00 札幌レ(はまなす)5:35 青森駅に戻ってお土産を購入(これでお金は使うし荷物になるし、ちょっとしたミスをしてしまった…)し、今日もはまなすを待つ。青森と違うのは、いくつもの路線が発着しているので待っていて飽きない所である。はまなすは11号車に並び、余裕の1BOX(転クロ)占領。昨日よりさらに人が少ない。そして昨日と同じ車両、同じ場所だとは!

1BOX占領のおかげで、物凄く快適な睡眠を得られた。新札幌を過ぎた頃にはもう意識が飛んでいたのだから。

お約束の函館ショット。

2日目
乗車時間 13:18(含はまなす)
走行距離524.9km

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