このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

※あらすじ…南蛇井郵便局にて年賀状を投函した610は、自転車でR254を快走し、新町へ向かった。
そこまでのいきさつは こちら が詳しいです。大きな画像は こちら からご覧あれ。
昼食後、早速河畔林に潜入。どの木もみな乾燥しており中に主が潜んでいる期待は持てないが、その場を去ろうとしたときに何とか湿ったいい状態の倒木に行き当たり、クロナガオサムシを得る。

自転車を持っていると、河畔林に行きたくなくなる。林まで持っていかれない以上、探索後は自転車を置いた場所まで戻らねばならないからだ。だから築堤で風に煽られつつもよさそうな気がないか林を注視。

20081226_10.jpgいい感じの倒木を発見したら、いやでも自転車を放置して現地に急行しないといけない。木はまだ朽ちてはいないが、十分潜んでいそうな雰囲気が出ている。程なく、スズメバチが出現。とりあえず持ち帰ってみることに。そしてついにお目当てのマイマイが掘り出される。高麗では不意に崖から掘り出したものの、河川敷での採集は今シーズン最初。まだ穴の奥にはエリトラ(タマムシのキラキラした後はねを想像して下さい)が見え、緑と水色の何とも悩ましい輝きを放つ♀を取り出す。

20081226_11.jpgまだいるかもしれないと、木を崩したところいやな音が...見てみるとあるべきところから分離した脚が3本、ついでエリトラを失い醜い腹部をさらした3匹目が出てきたのであった。あぁやらかしてしまった、何と申し訳の無い事を...

状態がよければ標本には出来る。しかしそれ以上に破壊の度合いが大きく、出来ることといえば土葬してやることしかなかった。ピンセットさえ持っていればこの事態は避けられたかもしれない。

後味が悪いまま、この後追加も得られずに採集を終える。

【採集成績】 クロナガオサムシ マイマイカブリ2 コガタスズメバチ?5(うち1匹にスズメバチネジレバネが寄生)


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