このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
家の炊飯器がまだ炊飯状態だったので、一旦銀河を撮影してから家に戻り朝食を済ませて再び駅へ。 新逗子には虫3の4月と昨夏に訪れているが、いずれも昆虫採集が目的ではない。 駅からバスに乗るが、系統を間違えていることに途中で気づき、何とか乗り次には間に合ったものの突然思い立った旅行なのでこういうものを覚悟していた。実際京急時刻表を持っていったが、バス情報は掲載されていない。ちょっとでもPCが使えていれば…普通の家庭で朝4時から使えたらネ申か。 バスを降りた先に待ち受けていたのは茅葺の廃屋だった。 | |
廃屋そばの道は、一つの山を越えてこの集落近くに戻ってくるらしい。今回はここをまわってみるつもりだ。 集落と山道の境に良い崖を発見、問うてみると原名アオオサ1♂現る。とりあえずボーズ逃れ確定。しかし追加は出ず、モンローマイマイに僅かな望みをかける。 | |
しかしこの山というか、三浦半島全体について言えることなのかもしれないがマイマイカブリがいる気がしない。河畔林ならまずいてもおかしくないような朽ち木が数あれど、出てきて1頭のムカデである。というよりも生物が少ない。照葉樹が多いからか? ところで、大田区より南方、暖かなはずの三浦半島には雪が残っている。大田区には既に跡形も見られないというのに、これは意外だった。この写真だけだとまるで雪国にいるようだ。 どうでもいいがこのとき既に戻ってくる道から外れており、本来訪れる予定の無い別の林道に迷い込んでしまっている。まあ予定が狂ったからといって問題も無いのは突発旅行の利点か。 | |
この頃は完全にマイマイをあきらめ、未だ1頭しか採集していないアオオサの追加を得る為に崖を見定めていくのだが、どうにも以前に私と同様の考えを持ったものがいたらしく、良さそうな場所は既に手を付けられており、問えども問えどもちっとも現れず。そんなさなか、これは!ときた良崖にめぐり合い、問いただしているうちに1人のおじさんに出会う。当然私の奇行に関心があったわけだが、昆虫調査だと答えるとたいそう驚かれ、院生かと問われて高校生だと返し、学校を聞かれて一中というと(ただの婉曲表現です)、やっぱり頭のいい人はすることが違う!とほめられているのだがバカにされているのか分からない返答をいただく。私の場合は様々な意味で後者だろう。そして将来は帝大に!と言われ、曖昧な受け答えをすると殿は去っていかれた。世間からはこんなにも高評価を受けているのか、奇怪な行動は慎んだ方がよいのか… 結局その崖からはボーズ。いったいオサはどこで越冬しているのか! ※アブラチャンは和名です | |
林道も終点につき、駅に戻って今回の旅行を終えようとしていたところ、近くに山が聳えている。何かに引き寄せられるがままに分け入っていくが、ここも手当たりしだい掘られていてとても採集出来る気がしない。 しかし、よく見てみると樹木の根の付近は手を付けられていない部分も多く、またコケ(オサムシはコケの下に穴を穿ち越冬することが多い)も生えており、もしや?とかすかな希望が生まれて問うてみると、キラリと光るエリトラを確認!キタコレ!!ということで4♂4♀、スジアオゴミムシも採集できて満足。 | |
陽光が差すあたりで掘り出されたオサが宝石よりも輝かしかった | |
根の付近にはセミの幼虫がいることも忘れてはならない。丁重に埋め戻す。 | |
とある根元では、なんと根堀を一突きしただけでオサが出てきた(画像はヤラセですが)普通はもう少し越冬場所を工夫するものだが…ここから2匹出てきたことにさらに驚く。ここで根堀を使っているのはシャレではなく、先ほど手鍬が昇天しやがったからであって、力が分際しないこれは非常に労力がかかる。この点をのぞけばこれ以上に万能な”オサの友”はない。PTも朽ち木もこれ1つで事足りる。 | |
結局この不思議な経路選択は裏目に出ることもなく、逆に成功だったのかもしれない。駅まで歩いていくが、トンビと思われる鳥が随分と低空飛行しており(しかも2羽)、僅か3倍ズームのGXで撮影を試みる。そういえば鳥見をしている人もいた。 | |
駅に戻り、帰路に着く。1時間程度の所用で行き来できる三浦半島は魅力的だが、中々ハードルが高い。しかし借りが出来てしまった。学年末考査後にも一度訪れる必要がある。 | |
本日の成果 アオオサムシ 9exs.(うち5♂) スジアオゴミムシ 1ex. | スジアオは何と初採集。巡り会わせが悪かった。 次にくるときは、果たしてモンロー採集なるか? こちらもどうぞ。 |
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