このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

今回は写真が少なめになっております。 こちら も参照あれ。
思えば、この頃はすでに雨男の盛りを迎えていたらしく、家を出る際には傘をさしている人がいたようだ。それでいて寒かった。相模川の悲劇を髣髴とさせる。

普段は節約のため、駅から林道まで歩いていくのだがこの日は寒さに勝てなかったのか、バスで向かうことに。

目標は上に掲げたようにムカシトンボであるが、飛んでいる昆虫自体少ない。シリアゲムシかハエか、飛んでいる生物の全てはその2つに集約される。イソダモでスィーピングを試みるも、網が水を吸って余計に疲れるばかり。

なんという名前のきのこでしょうか?途中で会った人に、今年は1,2週間早かったかもしれませんね。去年の今頃はいたのですがね、と告げられる。天候もそうだが、時期も悪かったらしい。しかし何でこんな日に出動したかというと、カエデを掬うからにある。花の命は短く、あまりのんびりしていると枯れてしまうという中でのギリギリの選択をしたつもりだが、やっぱり天気が悪いと全然ダメである。昨年、生研でプラナリアの採集に来た頃にはエサキオサが林道で運動会を繰り広げていたものだが、雨天順延されている模様。 (上のきのこ、食べられそうな気がするのですが...)

2008427.jpg金を払ってまで靴をぬらしに来て、何が面白いのか…しかし、イタドリに居座る渋いチョッキリを発見して何とか気力を持ち直す。引き返しがてら、沢に下りてマーマレードジャム(これは生研の後輩からもらったもの!)を載せた食パンで昼食をすまし、チョッキリやハナカミキリがちらほらネットインし始めた。そして林道出口ではトラフシジミを発見、これは初見であるが、図鑑で覚えてきたよりもストライプが美しい。ここまで可憐だと、採集に罪悪感さえ覚える。

もう一つの林道にちょっくら立ち入ってみたが、昆虫採集者が多い。なんのこっちゃ!と驚くが、博物館の昆虫調査あるいは採集イベントのようだ。結局その人たちが探した場所にいても何にも採れるはずが無い。この貧家なので、帰りは駅まで徒歩。道中ウスバアゲハがいればなぁと期待していたが出てこない。

2008427_1.jpg【採集成績】 しばらくお待ちください。 そういえばこの年のGWは、採集に行かれる日は全て天気が悪く、用事のある日は晴天だったような...


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