午後から部活があるというので、午前中でも存分に楽しめる近場、黒川に残された里山で旬の昆虫たちに会いに行くことにする。
| 蒲田から乗るは、新７０００系。独りがけクロスシートを占領し、１５分ほど車窓を愉しむ。 |  |
| 多摩川台公園では、ウシカメムシは見つからず。アセビをビーティングしても、落ちゆくはグンバイムシ、クモばかり。ウシカメの謎は深まるばかり。 |  |
| 樹液が噴き出す木が一本あるのだが、今年も健在なようで、ヨツボシケシキスイとケシキスイ.spを採集。 |  |
| そのほかに鱗紛転写用にヒメジャノメとヒカゲチョウを採集。 |  |
| あじさいの名所は、カメラを携えた人々でにぎわいを呈している。 |  |
| 多摩川から目黒線経由で武蔵小杉に出るも、空気輸送ぶりに驚く。先頭車には私と運転手を含めると２名のみ。つまり、乗客は私だけ。 |  |
| 登戸で待っていると、ＭＳＥ入線！いや実際初めて見たが、いい感じだ。これに乗ることがあるかは知らねども。 |  |
| 黒川に立つのは中３の９月２日以来である。当時は意図していた場所とは違うところで採集（オニヤンマを採集してたまげたのだが）していたので、今回こそは、と思っていたが、やっぱり予想外の土地での採集となるが、これがために後々深い反省を強いる羽目になる。 |  |
| 今回も地図を読み間違えて、且つ前回とは違う方向へ進み行き、結局は稲城市の里山探索になってしまうが、坂を上ってこの光景を目の当たりにしたら、そんな考えが如何に馬鹿らしいかよく分かる。 |  |
| 満開のクリの木を見つけるが、まだ虫が飛翔するには早いので、そっと揺すってみると、ミズイロオナガシジミが舞い降りる。しかし採集に失敗する。 |  |
| そのあと、森の中で羽化不全の個体を採集。このまま放っておいてアリに食べられるのと、私に採集されるのでは、一体どっちがチョウのためなのだろう？ |  |
| 行き行きて、里山と開発の境目にでると見事な栗畑が。一応私有地なので細心の注意を払ってアカシジミを探し、２匹（うち１ウラナミ）採集。 |  |
| 今来た道を戻って行くと、空き地を見つけ、そこの栗の木ならすき放題出来るだろうと、荷物を置いてスィーピングをすると、それはもう大漁で！ |  |
| 今までに見たことも無いくらい、一掬いに虫が入るが、殆どがハエなのが唯一残念。アカシジミもたくさん採集でき、鱗紛転写分も確保でき、いざ昼ご飯にしようとすると…あれ？？？ 荷物が無くなっている！ |  |
| 最初は、場所を間違えたのかと付近を見回すも、何も無い。初めは大福目当てのタヌキか何かかと思いたかったのだが、リュックと、脇に置いておいた網の柄まで消え去っており、もはや置き引き以外に考えられない。 しかし、中身目当てだったら、リュックはあいており、そこからタッパーと虫の詰まった毒ビンが見えていた筈だ。たいていはその辺に打ち捨てておしまいだろうが、柄が消えている点から、その道の人である可能性も捨てきれない。第一、場所が場所だけに一般人が通る感じもしない。 |  |
| 肯定的に捉えると、地元の農家の方が落とし物として届けたとも期待できるが、たいてい中身を見て納得できるだろう。いずれにせよ、警察に報告すべきだろうが、採集場所が悪いため、下手するとこちらが罰せられてしまうかもしれない。泣き寝入りに甘んじるのか… ちなみに、中に入っていた物は、帽子、タッパー、青チャート（Ｂ）まんじゅう、お茶、軍手、折りたたみ傘、毒ビン。貴重品は身につけていので被害無し。 これからは、盗まれぬよう置く場所を考えねばならない。 もしかすると、警察に不審物扱いで持っていかれたのかも... | 【本日の成果】 多摩川台公園 ヨツボシケシキスイ ３exs. アカマダラケシキスイ？ 2exs. ヒメジャノメ 3exs. ヒカゲチョウ 1ex. 稲城 ヒラタハナムグリ 1ex. クロハナムグリ 1ex. ナガタマムシsp. 1ex. アオジョウカイ 2exs. アカハネムシ 1ex. キイロトラカミキリ 2exs. トラカミキリ.sp 1ex. エゴシギゾウムシ.sp 1ex. バラルリツツハムシ？ 2?exs. トンボエダシャク １ex. ルリシジミ 1ex. ミズイロオナガシジミ 2exs. ウラナミアカシジミ 5?exs. アカシジミ 2exs. クロヒカゲ 2exs. ダイミョウセセリ 1ex. キアシドクガ？ iex. |
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