このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 

 

和名

タマムシ(ヤマトタマムシ)

学名 

Chrysochroa fulgidissima Schonerr

採集年月日

2006年07月30日

採集場所

山梨県北杜市長坂町

生態写真

なし

概要

からだは緑色で金属光沢がある。前胸部・上翅に赤色の帯が特徴。7〜8月に発生し、ケヤキ・サクラ・エノキの枯れ木に産卵する。幼虫は枯れ木の中にトンネルを作って食べ進む。2〜3年後の初夏に枯れ木内で蛹化、役2〜3週間後に成虫となって枯れ木からあらわれる。また成虫は真夏の炎天下の中、エノキの梢部で盛んに飛翔を行っている。集団で飛翔することもあり、これは外的から実を守るのに一役買っている。その美しい前翅は古代の人にも珍重されて、法隆寺では玉虫厨子として現存している。

 

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