このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
3日目〜北陸の旅〜 糸魚川〜上野
糸魚川名物、レンガ機関庫。これも後数年で解体だとか。何とか保存できないものですかね。 | |
側線で昼寝中のキハ52125と156。156のほうは昨年もあの場所で留置中だったような…毎年この時期はそうなのでしょうか。 | |
糸魚川に到着した115。 | |
ドアは原型のプレスドア、照明窓もあります。去年の記憶ではこのドアがなかったので写せてよかったです。しかも去年より重く感じられました。閉めたからかな? | |
糸魚川駅。この後駅横のお土産屋で翡翠飴を購入しました。この色合いがなんともたまらないもので、実際の翡翠よりはるかにきれいです。飴だから当たり前ですが。すぐに海沿いの展望台へ。 | |
快晴だったらこの向こうの直江津港や北朝鮮のミサイル実験施設等も望めるのでしょうね。夕焼けはすごそうです。 | |
| 北陸本線の419系に乗って直江津まで行きます。すぐに車内で面白いことが起こります。 |
| 電灯がいったん消えて、すぐに点灯します。これはデッドセクションという、簡単に言えば直流と交流の境を通過する際に車内でスイッチを切り替えるために起こる現象です。古い車両で起こりますが、場合によっては起きたり起こらなかったりします。新幹線では起きるようです。先頭の電車が2灯ヘッドライトならば片方のみ点灯しています。もうちょっとゆっくり通過するものだと思っていたのに結構高速を維持したまま通過していき驚きました。あれ、去年はどうだったっけ… |
| 419系は元寝台電車の583系だったのでこのように車内の屋根はとても広く、ボックスシートも大きめです。前面形状も先ほどのような食パン顔もあれば、 |
| ほぼ原型を保っているものもあります。去年も419系に乗車したのですが私は食パン顔のほうしか見ておりません。反対側はどうだったのでしょう… |
| 駅前の蕎麦屋(学生そば¥260!)でサッと昼食を済ませて北越急行ほくほく線に乗車、美佐島まで向かいますが、7分も遅れて発車です。先発の列車の待ち合わせがどうやらだそうです。美佐島には1時間しか滞在できないのに、すこし不安になります。 |
それでもさすがは北越急行、高架を110km/hでかけ抜けます。それでうっかり私は寝てしまいましたが手前で起きました。その時ちょうど特急追い抜きで停車していたのですが、その特急の早いこと。160kmで突っ走るのは恐怖です。もし事故なんてあったら、ちょっと車内で考えてはいけないことを考えてしまいました。そうして何事もなく美佐島へ。運賃の支払い方が分からない私に運転士さんは優しく教えてくれました。遅れは3分に減っていました。北越急行なかなかです。 | |
美佐島は地下駅なので地上からは階段で行かねばなりません。しかし土合(下り)や筒石と違ってそんなに深くはなくせいぜい東京の地下鉄くらいの階段を上り下りします。こう見ても下まで何とか見えます。さて横の待合室でのんびりしようかなと思ってみれば、
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| 閉鎖されていました。何者かが畳を焦がし、なおかつ備品の状態が悪くなっているようです。まったくどういう神経をしたものでしょうか? このような付近の住民がいないようなところにもお金を出して立派な駅舎を作ってくれた北越急行の努力をアホみたいにぶっ壊してよいものなのでしょうか。恐らく鉄道マニアの人が犯行に及んだのでしょうが、駅に行く前に、お家の外での超基本的なマナーはしっかりお勉強してから行きましょうね。普通の公共施設なら永久閉鎖ものですよ。 |
| 駅舎外観。本当に立派なつくり、中の公衆トイレも有人駅の長坂とは比べ物になりません。また生物も豊富で、左端の入り口のすぐなかには植物があり、アマガエルがちょこんとしています。そして入り口でサカハチチョウを初見、初採集できました。ほかにもイチモンジチョウ、キマワリをゲットしました。付近の道にはミヤマクワガタ♂の頭部とコヤマトンボと思われる礫死体を発見、ぜひ初電に乗って訪れたいなぁと強く思いました。案外周りは開けているのに昆虫数が豊富でなおかつハイキングコースの案内も乗っている始末、これは来年東日本&北海道パスを使うしかない!ただしJR西日本が乗車できませんが…この話題は来年に取っておきましょう。 |
| 無事に定時でやってきたほくほく線、一気に越後湯沢まで行きます。いよいよ上越国境を越えてゆきます、やってきた電車は湘南色の115系。この色のこの電車に乗るのは今年の3月以来です。 いざ国境を越えていくますが、私は土樽駅の周囲にとても感動を覚えました。小和田や小滝のように駅の前に川がなく、ただ山があるのみなのです。まったく平地を感じられない素晴らしき環境を持っています。思わずここで下車したくなります。これも来年だな。そして長いトンネルを越えると、そこは土合駅であり、なんとたくさんの乗客が!登りホームは地上にあるし、谷川岳にも近いし、おじいちゃんおばあちゃんの登山客ばかりでしたが、平日に訪れたらどのくらいの人数か気になるところです。 国境を越えていくとだんだんと三脚を持った人たちが次から次へと乗り込んできます。そう、ゴハチを撮るために!! |
| 渋川にはそのゴハチ牽引の「EF58奥利根号」が停車しています。客車に乗る前にこちらの撮影を済ませます。やはりゴハチは大人気、撮るのも一苦労です。 |
| 青いボックスシートが並ぶ12系客車、これで人生初体験の汽車旅を楽しみます。発車するときのガタン!と来るのがとてもびっくりで、昔の座席夜行列車なん寝られなかったのではないでしょうか?しかもボックスシートだし。 そう、このボックスシート、なかなか座っているのも疲れてきます。1日中列車に乗りっぱなしの私にとってなかなか辛いものでしたが、めったにない汽車です、痛みなんて何のその、まで行きませんが堪えていました。 |
この列車、なかなか速くて90km/hくらいは出ていたと思えます。115継承何色とのすれ違いも一瞬で、ビデオで撮影したものを静止画で表しました。 | |
2時間弱で上野に到着、この後ゴハチの撮影を果敢にも試みたのですがこの暗さ、このマニアの多さでなんとも中途半端なのであえてここにあげません。なので予定よりすこし早く帰宅が出来ました。 3日間、ずいぶんと内容が濃い行程でした。あと2日あまっていますが、2日目に述べたように8/27に鹿島鉄道への訪問と、あとどこかに奥多摩訪問を入れようと思っています。 |
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