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2007年度の考察

 

2007/5/27 大田区

初見—去年より早い時期に成虫を確認できた。

おそらく、去年の発見が遅かったのではなく単に、捜索の開始時期が遅かったのだろう。

今年もすでに成熟している個体を早い時期から確認しているので、もっと早く出現しているはずだ。

終見—去年と変わらず。

今年は去年ほどヒヌマの観察に時間を費やせず、特に6月中旬〜7月はほとんど観察できていない。

また終見といっても次の日から出かけてしまい、それ以降確認していないので断定できるものではないが、

それでも24日は1♀を確認するにとどまったので遅くても8月初旬には完全に発生終了しているだろう。

これから、来年に向けて

高校では海水魚の飼育をしているので、もしかしたら汽水域という特殊な環境を人工的に作ることが出来るかもしれない。

それが可能ならば、幼虫の採集および飼育をして生態の観察をすることも出来るかもしれない。

そしてなぜ汽水域という環境で育つのかという疑問を解決できるかもしれない。

また、来年は捜索開始時期をもう少し早めて第一号の発生を確認するくらいの勢いで調査していきたい。

後半はまた色々学校で忙しくなるので、早い時期の観察に力を入れていくことになりそうだ。

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