2011年7月3日 (日) | いったい何が出来るんや!? | <犬の小丸>
先週の水曜日くらいから、仕事から帰ってきた父ちゃんが何やら台所でもそもそしてるなと思ってたんや。
何だかでっかいざるに小さな実を並べたり、母ちゃんが買ってきた樽にその実を入れたり…。
昨日からその樽はテーブルの上に乗っかってて、ほのかにいい匂いが漂ってるんやけど、
残念ながら、中にはでっかい石の重石が入ってる上に、蓋がしまっていて中を覗こうにも見えなくなってるんやね。
でも、漂ってくる香りからして、美味しい果物が入ってることは間違いなく、
ワシはいつになると食べられるのかと気になって仕方がないんや(^^ゞ
で、遂に中を覗くチャンスが訪れたんや。
この日記の更新の直前、父ちゃんがいきなり樽を床に下ろし、蓋を外して重石を出して写真を撮り出したんや!
ワシは当然、猛ダッシュで駆け付け、中を覗いたね^^
確かに果物のいい匂いは残ってるけど、昨日まで丸々としていた果物は重石のせいでぺちゃんこになりかけていて、
しかも何だか塩の臭いがする水に浸ってしまってるやんか(T T)
この画像は、樽の中に顔を突っ込んで、予想外の結果に、
何でこんなもったいないことをするんじゃ〜!
と、父ちゃんの顔を見た瞬間に撮られた画像なんや!
せっかく、程よく熟しかけていた美味そうな果物をこんなことしたら罰が当たるよね(^^ゞ
それとも、こうすると何かメッチャ美味しいお菓子でも出来るんやろか…!?
写真撮影が終わると、樽はまた重石を入れて大事に蓋をされてしまったから、
今はもう中身をじっくりと確認することは出来なくなったよ。
父ちゃん、この樽の中身はいったい何なんや〜
<飼い主>
先週の火曜日、程よく熟しかけた獲れたばかりの梅を2キロばかり頂きました。
となれば、梅酒を造るか、梅干にするか…の選択となりますが、梅酒は数年前に大量に浸けたものが残っているので、
ココはひとつ、梅干に挑戦しようと思い立ったわけです。
梅酒なら下ごしらえなどの手間はほとんど要らず、梅を洗って乾かしてリキュールに角砂糖と一緒に投入するのみ…なのですが、
梅干となると、色々と面倒な工程が連続して必要となり、しかもおよそ数週間かけての作業となります。
本当はこの週末くらいからかかる予定でしたが、頂いた梅はかなり熟してきていて、
先週の木曜の夜から下準備に入っていました。
まずは、梅を一晩水に浸してあく抜きをします。
次に、痛んだ梅がないかの選別とヘタを竹串で取り除く作業をし、水でさっと洗って自然乾燥をさせます。
その後、粗塩をして焼酎をふりかけ、重石を載せて梅酢を抽出するという工程となります。
この画像は、まさにこの梅酢が出てきている最中のもので、樽の画像を撮ろうとした瞬間に、
元々が興味津々だったコマさんがダッシュをしてきて、樽に顔を突っ込んできたというわけです^^
樽の中の梅は黄色だったものがほんのりと朱色になってきていて、順調に梅酢が出ています。
水は元々入れておらず、粗塩をまぶした梅に重石を載せたので絞り出てきたものが一日でコレだけ溜まっています。
この状態で2,3日したら別途、紫蘇を準備して一緒に浸け、梅雨明けを待って土用干しとなります。
果たして、美味しい梅干が完成するのでしょうか?
残念ながら、出来上がるのは梅干。コマさんは食べられんな… |
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