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第1作目のジオラマを完成させた父ちゃん。
結構いい出来なのに、なぜかちょっと不満げ…。
どうやら、列車が走れないのが気に入らない様子。
となると、父ちゃんのことだから、列車が走れるレイアウトを作り始めるに違いない。
と思ってたら、案の定、始めちゃいました〜!
果たして、初心者の父ちゃんに、いきなりのレイアウトは上手く作れるのか〜!
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2003年5月3日(土)以前
鉄道模型は、やっぱり走らないとつまらない〜!
ということで、どうせ作るなら、本格的なレイアウト!
構想は既に頭の中にちょっとだけある。
一昔前の田舎風の駅を中心に、機関区を隣接させて、支線も走らせて…。
あとは、鉄橋やトンネルも必須やね〜!
でも、レイアウトってどうやって作るのさ〜!
ともかく、研究を進めながら、田舎の駅を作ろ〜っと!
というわけで、ローカル駅が出来ました!
2003年5月3日〜5日
ローカル駅舎に続いて、ホームも完成〜!
おおっ、これは想像以上に大きいやんか〜!
全体構想を考えるためにも、レイアウトボード(早い話が、レイアウトの土台です)とレールを買わなきゃ…。
…ということで、90センチ×60センチのKATO製レイアウトボード1枚と、KATOの
ユニトラックレール
を大量に購入。
(注:ユニトラックとは、プラスチックの道床が付いたはめ込み式のレールです)
早速、ボードに線路と駅を置いてみると…。
なんと!ボードの端から端まで駅が〜!
う〜ん!こりゃ想像以上に巨大なレイアウトになるな…。
まだまだ、レイアウトボードが必要やね…。今日はとりあえず、高架橋を作ろうっと!
ということで、翌日は大阪の日本橋までボードの買出しに。
で、追加で2枚購入。(何しろ1枚2400円もするので、一度に大量購入は出来ないのだ〜!)
レールにウエザリング(汚し塗装です)の錆を付けて、釘でレールを固定。
ウン!いい感じやね〜!
2003年5月10日〜18日
全体構想が明確にならない(進め方もよく判らんぞ〜!)まま、とりあえず、駅前商店街用の商店作り〜!
2003年5月18日(金)
今日は、仕事中に我が社が誇る(?)レイアウト名人(以下、師匠)に相談〜!
この御仁は、入社以来のお友達で、実は鉄道模型界ではちょっと名の知れたお方。
何しろ、コンテストで2回も入選した上に、作品は百万円で売れたって程だから…。
で、その師匠との会話。
(師)どうや〜。レイアウトは進んでるか〜?
(ま)うん。駅の部分はレール張ったで〜!
(師)一度、見に行かんとなぁ。で、レールは何使ってんの?
(ま)KATOのユニトラックやけど…。
(師)あほ〜っ!そんなもん使ったら、レイアウトとは言えんのじゃ〜っ!プラレールと一緒じゃ〜っ!
(ま)うげげっ…。(いくら何でも、プラレールはないやろ〜!)
(師)レールは、PECO(
イギリスの有名なメーカーです
)のフレキシブルレール(自由に曲げられる固定線路用のレールです)以外は認め〜ん!
(ま)そうは言っても、和歌山じゃ手に入りにくいし、ユニトラックでもバラスト(線路に撒かれてる石)撒いたら、感じ出るよ〜!
(師)ぼけ〜っ!Nゲージゆうたら1/150やろが〜!
(ま)はぁ。
(師)ということは、レールの高さも1/150でないといかんのじゃ〜っ!
(ま)そらそうや…。
(師)ユニトラックなんか、レールの高さがオモチャやないか。
(ま)…。(確かにそうだ)
(師)それに、カント(カーブでは外側のレールが高くなってるでしょ)も付けられん〜!
(ま)それは、ユニトラックの道床の外側に凧糸を張れば解決するのでは…。
(師)あほ〜っ!そんなことしたら、ジョイントがつながるか〜!
(ま)あっ!
(師)PECOは、ワシが埼玉(師匠は東京本部勤務)で買って送ったる(金は貰うが…)。ところで、ボードに塗料塗ったか?
(ま)いや、まだ塗ってへんけど。
(師)どあほ〜っ!木がむき出しになる所は裏側も防腐・防虫塗料を塗らんと、ボロボロになって経年劣化に耐えられんのじゃ〜!
(ま)知らんかった…。早速、明日レールを全部外して色塗るわ〜。
(師)レールは、日曜までに買って送ったる。(金は払えよ〜!)
(ま)ところで、大量に買ったユニトラックはどうしたらエエと思う?
(師)自分で考えなさい〜!
2003年5月18日(日)
師匠のご指導に従い、ユニトラックは全部撤去〜!(泣)
近所のマイハンド(ホームセンター)に行き、アサヒペンの防虫・防腐塗料を購入しました。(改装するとかで3割引はらっき〜!)
色は迷いに迷って、渋〜いワインレッドに決定。
ホントはつや消しの黒を買うつもりだったけど、無かったのだ〜!
でも、3割引やし、満足やね。
というわけで、塗装も完了。こんな感じです(裏側)。
ムラはあるけど、どうせ見えないんだから気にしない〜!
2003年5月25日(日)
今週は、いよいよPECOのレールの敷設工事に着手。
まずは、レールに錆色の塗装を行います。
錆色は、ウエザリング塗装用の塗料もありますが、これだとかえってオモチャっぽくなるので、
つや消しのレッドブラウンのスプレー缶で一気に吹きます。
次の工程は、配線に従って、レールをちょん切っていく作業。
ピアノ線カット用のニッパーで一気に切ります。
切ったレールは、ジョイナーという小さな接続用のパーツで繋ぐのですが、
これがなかなか、上手く入らない〜!
幾つもジョイナーを潰した結果、理由が判明!
レールの切り口をちゃんとヤスリがけすれば、気持ちよく入ります!
レールは、枕木にピンバイスで小さな穴を開け、釘で打ちつけることにしました。
カーブの部分は、師匠直伝の凧糸工法で、カント(傾きですね)を付けます。
本線から分岐する引込み線なんかを思いつくままに作っていくと、 手持ちのレールとポイントが無くなっちゃいました。
今週のレール敷設工事はこれくらいにし、試運転のための仮設のフィーダー工事(電気を引く為にレールにコードをハンダ付け)。
試運転の結果は上々でした。
来週は、支線(本線を高架で越えるのだ〜!)の高架工事に着手するかな…。
2003年6月1日(日)
今週は、レール貼りに突入し、無事に試運転も完了したこともあって、
ちょっと浮かれ気分で師匠に携帯メールで報告をしました。
師匠からは、いちおう「祝!仮開通」の返信があり、更に調子に乗ってエクセルで駅のレイアウト図を送信〜!
そして師匠より、予期せぬ答えが返ってきました。
このレイアウトは却下〜!
(ま)げっ、何が悪いの?
(師)こんな現実に存在せんレイアウトは駄目だ〜!
(ま)でも、結構、それっぽいやんか〜!
(師)駄目といったら、駄目〜!!
(ま)…。だったら、師匠がレイアウト考えてくれよ〜!
(師)いいよ!暇みて考えてやるよ。
(ま)らっき〜!
暇をみて考えてやるといった師匠は、よほど暇だったんでしょう。
わずか数時間後には、ものの見事なレイアウトが帰ってきました〜!
師匠曰く、この駅のレイアウトだけで、入選間違いなしや〜!格付はAAA+(謎!)やね〜!
出来上がったレイアウトは、本線が複線で、待避線と支線があり、
まるびの知らないダブルスリップやらシングルスリップ、カーブポイントが…。
(ま)要するに、全面貼り直しということやね〜!
(師)そういうこと!師匠なんざ、製図に1ヶ月はかけるんやから、図面起こしからやりなさい〜!
というわけで、昨日からは、全体図面の製作にかかってます。
でも、全体のレイアウトの感じが見えてきたぞ〜!
奥に向かって、高低差をつけるかな…
よ〜し、スチレンボード(発泡スチロールの薄板です)買いに行こうっと!
2003年6月8日(日)
今週は、師匠作の駅構内レイアウトを完成させるべく、
大阪に出張したついでに、材料の仕入れ〜!
カーブポイント(文字通り、カーブになったポイントです)4個、
ダブルスリップ1個(ポイントが2個付いてて、2本の線路から交互に行き来できるヤツ。○千円もする〜!)
シングルスリップ1個(ダブルスリップとどう違うのか現状では不明!)
本格的入選狙いレイアウトって、お金が掛かるのね〜!
…ともかく、資材はほぼ完璧に揃い、現在は駅構内のレールの敷設工事に着手してます。
さすが、師匠のレイアウト!
レール配置が複雑で、簡単には敷設が完了しない〜!
一部の熱心なファン(?)の方から、図面の公開を望む声もありましたが、
ここはひとつ辛抱して頂き、完成した構内の写真でお楽しみ頂くことにしましょ!
ちなみに駅構内の線路敷設は来週完了予定(あくまでも予定です!)です〜!
それから懸案となっていたレイアウトボード3枚(要するに土台の板です)の追加仕入れも完了!
これを既に設置済みの3枚に連結すれば、全レイアウトが展開できます。
遂に公表されるか、異常な大きさのレイアウト〜!
但し、連結には家具の移動なんかも必要なので、これから嫁さんの説得に入ります〜!
という訳で、来週公開予定(あくまでも予定です〜!)の写真に乞うご期待!
2003年6月15日(日)
今週で、駅構内レイアウトを完成する予定でしたが、
昨日は急に葬式のお手伝いが入り、工事できませんでした。
葬式と言っても、場所がまるび家から200キロ以上も離れたところなので、丸1日仕事!
500キロ近い往復のドライブで腰が痛い〜!
とは言っても、今日はしっかり工事に着手〜!
複線の本線を越える支線の高架橋に向けて、土手の築堤工事がほぼ完成です。
数種類のバルサ材を骨材にして、紙粘土で徐々に高度を稼ぎました。
アップにすると、この位の高度差があります。
かなり急勾配のカーブなので、上手く走るか不安でしたが、 レールを仮設しての走行テストの結果は上々!
で、上りも下りも問題なし〜!
よ〜し、来週こそ、駅構内のレール敷設工事を完成するぞ〜!
2003年6月22日(日)
今週の課題は、先週の遅れを取り戻し、駅周辺の線路敷設工事を完成すること。
ところが、あいにく昨日は休日出勤!
そこで、今朝は早朝より工事に着手し、見事に線路の敷設が完了したのだ〜!
まずは全景です。
う〜ん、何のことやら解りませんなぁ。
では、駅の左側の様子です。
ブルートレインが走る線路が、本線の上り線。
左側の土手を登るのが支線(単線です)で、EH10が貨物を引っ張って下ってきてます!
その間にあるのが、本線の下り線です。
続いて、駅構内はこんな感じです。
おやっ、またまたよく解りませんが、待避線にDD51が牽く貨物列車が止まってます。
続いて、真上から見た駅右手の線路配置。
一番上が、本線の上り線。
次いで、待避線があって、シングルクロスで本線の上り、下りの両線に接続。
その下が本線の下り線で、駅の手前のカーブポイントで待避線につながる他、
ダブルクロスで支線にも行けるのだ〜!
一番下は、支線で、左側が先ほどの土手に繫がり、
右側は機関区につながる線になります。
続いて、駅の右手はこんな感じです。
ブルートレインが走り去る方が上り線で、その下が下り線です。
カーブの先は海岸にしようかな〜!
真っ直ぐ伸びているのが、支線から機関区につながる線で、
ポッカリと空いた部分に、機関庫を建設する予定です。
多少、線路がくねってる感じもするけど、小さいことは気にせんね〜!
いよいよ、奥3枚のパネル設置が必要になってきました。
でも来週は、電気の配線をして、試運転しなきゃ〜!
2003年6月29日(日)
今週は、大変な事実に気が付き、愕然としました。
その事実とは、これだけの巨大レイアウトの隙間を埋めるには、
膨大な量の情景を作る必要があるということです!
そんなこともあり、気分転換も兼ねて、今週はストラクチャー(建物模型)作りに専念しました。
専念といっても、150分の1のスケールのNゲージですから、
当然、建物のキットも150分の1という小ささ。
塗装するにしても組み立てるにしても、非常に小さくて苦労が絶えんのだ〜!
でも何とか、切妻造りの商家2軒と火の見櫓の付いた消防団の小屋が完成。
駅前商店街は、結構いい感じになってきました。
仮設ですが、こんな感じですね。
手前から、旅館、大衆食堂、寿司屋、仏壇屋(なぜだ〜!)、模型屋、消防団です。
ちなみに、消防団の小屋はこんな感じです。(高さはわずか12センチ!)
組み立てている最中に、櫓の梯子が行方不明に…。
現在、登ることの出来ない櫓になってます〜(泣)
来週は、ボードを連結してフルサイズのレール敷設をするか、
駅前に設置予定の路線バスのターミナルを作るか、迷うところよのう〜!
2003年7月6日(日)
遂に後ろ半分のレイアウトボードを連結しました。
写真ではよく解りませんが、何しろ横270センチ×縦120センチの大きさです。
これで、実はこの部屋から出すのは、窓から庭に出る以外に方法がなくなったのだ〜!
おっと、これは嫁さんには秘密です〜!
それから、今週は駅前にバス会社が誕生しました。
それに、写真では解りにくいですが、ホームに停まっている電車は、
地元ではお馴染み、阪和線色の通勤電車(113系)です。
先日、秋葉原のラオックスに出張(正確には出張ついでに寄り道 ですね〜!)した際、安売りしてたので衝動買いしました。
バス会社のアップです。
う〜ん、ストラクチャー類が揃ってくると楽しいですね〜!
2台のボンネットバスは、何を隠そうタイムスリップグリコ第1弾のいすゞBXD30型。
緑のは、シークレットですね〜!
来週からは、ともかくレールの延長工事にかかります。
ともかく、一周ぐるっと回さないと話しになりませんから〜!
2003年7月13日(日)
今週は大阪出張のついでに、マッハ模型に寄ってポイントマシンを買い込んで来ました〜!
ポイントマシンとはその名の如く、ポイントを電動で切り替えるための装置です。
現在、設置済みのポイントは、はや10ヶ所。
PICO製のマシンは、1個1,120円もする(高っか〜!)ので、
とりあえず10個だけ買うつもりでしたが、8個しか在庫がなく、何だか、ほっとしているという妙な状態。
買ってきたものの、配線の方法がイマイチよく解らんぞ〜!
何しろイギリス製なので、日本語の説明書が無いんだも〜ん!
考えていてもしょうがないので、怒られることを覚悟の上で、師匠に聞くこととし、ポイントマシンは放置。
今週の工事は、複線の本線を越える支線の高架橋設置としました。
橋脚部分が予定より出っ張ってしまい、本線が妙な蛇行配線となってしまったのだ〜!
でも内心、結構迫力のある結果になったと喜んでます!
師匠に言うと「やり直しなさ〜い!」と言われることは確実につき、絶対秘密です。
アップにすると、こんな感じです。
紙粘土が乾いてないので、支線の線路が固定できておらず、
上に跳ね上がっていて、銀河鉄道999状態ですね。
ちなみに橋本体は、大量に買い込んで師匠にダメだしされたKATOユニトラックの製品を流用。
ちょっとオモチャっぽくて、やっぱりダメかな…。
来週は、本線にも電気を流せるようにして試運転をしなくっちゃ。
2003年7月21日(月)
突然ですが、今週はレイアウトの右上地区に川を作ってみました!
土台に貼ったスチレンボードを切り抜き、縁に堤防を作り、流れをイメージして紙粘土で川原作り。
更に流れの部分に濃いグリーンを塗った状態です。
今はまだ、子供の工作状態ですが、これで必殺・水の素(こんなのが売ってるんです!)を流し込めば、
見事な川が完成(するはず!)。
手元に水の素が無いので、完成は来週ですね。
更に、左上地区ではトンネル工事が開始されました。
今はまだ、トンネルポータル(要するにトンネルの出入り口です)が立っているだけですが、
やがて、地面が隆起してくるはずです。
といっても、地面の隆起はスピードが遅く、何時になったらトンネルになるやら…。
この位置は、本線が異常な急カーブとなっていますので、それを隠す訳ですね。
何しろ、極めていい加減に作っているので、こんな非常識な急カーブになってしまうのだ〜!
果たして、この急カーブを無事に列車は回れるのか!?
本線が通電していない現在は、確認の術がないのだ!
早急に試運転の必要性があるのは解ってますが、
レイアウトボードを6枚連結した今となっては、裏から線を通すのが億劫で…。
こんな具合に、土木工事中心となった今週ですが、駅前に老舗がオープンしました。
店蔵を備えたなまこ壁の重厚な造りのこの店は、田中源一商店ですが、
いったい何を売ってる店なんでしょうかねぇ…。
ともかく老舗なんです。
さて、こんな感じの今週の進捗状況ですが、来週は川を完成させなくっちゃ!
2003年7月27日(日)
今週は予定通り、川に水を張ることにしました。
使うツールは、KATOのEZウォーターという製品。 半透明のビーズ状の粒を鍋に入れて加熱すれば、透明の水状になるというスグレモノ!
初めてなので、まずはちょっとだけ鍋に入れてみました。
そろそろと加熱すると、おおっ、見る見るうちに透明の液体になる!
早速、川筋に流し込んでみました。
結構粘り気が強く、上手く流れんぞ〜!
しかも、量が少なくて川の3分の1しか出来んかった…。
今度はもう少し量を増やして加熱。
つい強気になって、勢いよく加熱したら、茶色の液体が出来上がっちゃった。
気にせず、第2回目の流し込み〜!
おやっ!第1回目との境目がくっきりと〜!
しかも、茶色味を帯びてるので、半透明の飴状の川になっちゃった〜!
全景写真じゃよく解りませんが、かなり茶色いです!
オマケに先に流し込んだところは既に固まってて、境目が繫がってません。
妙な泡も出ていて、なんともドブ川のようですね!
川の名前は、2級河川 べっ甲川に決定〜!
ともかく、鉄橋もこんな感じで仮設完了〜!
こりゃ、来週はやり直しやね…。
でも、上手く撤去できるのかな…。
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