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この製作日記も随分と長くなってきた(その割には進んでないけど…)ので、
2003年8月分より第2部に突入〜!
ここまでは何だかんだ言いながらも、楽しそうに作業を進めてきた父ちゃん。
生まれついての性格から、かなりテキトーに作ってるみたいやけど
多分、この辺からそのツケが回ってくるんと違うかな〜!
呆然と腕組みをして考え込む父ちゃんの姿が目に浮かぶね〜!
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2003年8月3日(日)
今週は先週の川の大失敗に懲りて、気分転換を兼ねて全然別の方向へ。
ポイントマシンを手元操作するための制御盤作りの準備作業です。
このバカでっかいレイアウトには、全部で20箇所のポイントを設置する予定ですが、
ポイントを作っただけじゃ、列車が来る前に手動で切り替えなくちゃいけません。
と言っても、このでかさ!
レイアウトの後方は手が届きません!
そこで、電動ポイントマシンが必要になるわけです。
この装置をボードの裏側から各ポイントに付ける訳ですが、
左右に電磁石が付いていて、電気を流して真ん中の棒を引っ張り、
ポイントを切り替える仕組みになっています。
20個ものマシンを付けるのも大変そうですが、
これを手元で操作する制御盤作りがなお大変…!(だって電気の知識が無いんだもん!)
そこで、職場の先輩・O氏を電気担当重役として招聘したのだ〜!
オモチャや模型が大好きで、しかも電気に強いというO氏の研究の結果、
コンデンサとダイオードを組み込んで、すっげ〜制御盤を作ることとなったのです!
(と言っても、作るのは全面的にO氏ですが…)
そこで昨日は、大阪の日本橋(秋葉原の大阪版ですね)に、電子パーツやスイッチ類の買出しに行ってきました〜!
果たして、どのようなスグレモノが誕生するか、乞うご期待〜!
もっとも、肝心のレイアウトの方は、学校が建設されました。
巨大なレイアウトの空白部分を埋めるには絶好のオオモノですが、
馬鹿でかくて、運動場を作ったら設置できるかどうか…。
でも、結構満足のいく仕上がりとなりました。
来週は何をしようかな〜!
2003年8月10日(日)
熱心な(?)愛読者のJJ氏より、この電車道(?)も随分長くなって来たので、そろそろ分割を〜!とのご意見を頂き、
面倒くさいなぁ…と思いつつも納得し、第2部を立ち上げました。
これで見やすくなったかな〜?
それはさておき、台風一過(台風一家ではありませんよ〜!)の今週は、ポイントマシン取り付け用の穴あけ工事と、
水質汚染の著しい二級河川べっ甲川改修工事に着手しました。
この大工事に備え、新たな秘密兵器を導入〜!
その秘密兵器とは、ホームセンターコーナン謹製・ミニルーター(2,980円也)なのだ〜!
ミニルーターとは、ガラスのコップなどに彫刻をする電動の研磨器具。
いわば、歯医者さんの歯を削るドリルのようなもの。
この機械に、西ドイツ製の直径1ミリのドリル歯(1,120円也!)を付けて、
ポイントを外すことなく、取り付け穴を開けよう!という、この期に及んでも手抜き志向の工法を採用しました。
早速、ポイント線路の小さな穴にドリル歯を差し込み、スイッチオン〜!
おおっ、わずか数秒でベニヤ板を貫通〜!
恐るべし2,980円+1,120円のセット!
懸案の穴あけ作業は、わずか5分程度で完了しました。
続いて、二級河川べっ甲川改修工事に着手。
今度は、ミニルーター付属のダイヤモンド入り研磨ヘッドを装着し、べっ甲川にGO!
岸辺のプラスターは見る見る削れて行きます。
茶色く濁った水面は粘度が高いので、見る見るうちに…とは行かないものの、
これも比較的簡単に工事は進捗中〜!
この分だと、比較的近いうちに改修工事が完成したべっ甲川を披露できるかも…。
ホームセンターコーナンと西ドイツのコラボパワーの凄まじさを思い知った今週の工事でした。
来週は、べっ甲川改修工事とべっ甲川を越える本線の築堤工事を予定してます。
2003年8月17日(日)
今週は予定どおり、2級河川・べっ甲川改修工事を行いました。
先週の台風10号は各地で川の氾濫を起こしたので、俄かに治水事業に目覚めた結果、工事は大改修になりました!
まず、くねくねと曲がりくねっていた流れを、川床をさらって真っ直ぐに。
更に、川岸にはコンクリート製の護岸を設置することにし、
外側の堤防も高くしたのだ〜!
紙粘土を大量に使用し、こんな感じにきれいに整備しました。
えっ、全然きれいじゃないですって!?
確かに、ちょっと写真写りは悪いけど、 完成すれば見事に整備された遊歩道かと見紛うような河川になるはず…。
今、汚く見える(確かに今はちょっと汚いかも…)のは、草を生やしている最中だからなのっ!
ちなみにアップにすると…。
う〜ん、ますます汚い感じが際立った気も…。
ちょっと、草に使ったターフ(スポンジの粉です)が、うっそうとした感じを強調しすぎたか〜?
それに、川床のグリーンも濃すぎるかもね…。
キラキラと輝く水を張れば、ちゃんとなる(に違いない!)のですが、
ここは謙虚に、来週やり直し〜!を決定しましょ!
という訳で、来週は2級河川・べっ甲川改修2期工事に決定〜! ちなみに、全体の路線構想が決定しました。
でも、エクセルファイルって、ネットに貼れるの?
知ってる人、教えて〜!
2003年8月24日(日)
今週は、当然ながら2級河川・べっ甲川改修2期工事を行いました。
1期工事は、草の表現にターフを使ったのが敗因だったので、 2期工事はカラーパウダーを使うことにしました。
カラーパウダーは細かいおが屑に色を着けたもので、サラサラの粉状になっています。
で、使った結果は上々。
作業途中の工事現場の写真は、こんな感じです。
この写真では、ハレっててよく解りませんが、コンクリート護岸も設置済み。
冗談半分に、川原に木を1本立ててみました〜!
いよいよ、次は問題の水を流し込む工事。
前回は、KATOのイージーウォーターが飴色に変色し、べっ甲川という名前の原因になったんですよね…。
おそらく、変色の原因は、鍋で加熱した時の温度の急上昇。
今度失敗したら、既にコンクリート護岸も設置しているので、再工事はちょっと大変。
何としても、慎重に成功させねばなりません。
もっとも、イージーウォーターのように加熱を要さない材料もあるのですが、
どこに売っているのかも解らない状況なので、ともかくトライしてみます。
果たして、べっ甲川に清流は戻ってくるのか…。
結果は、来週以降のレポートをお楽しみに…。
2003年8月31日(日)
今秋の工事予定は、2級河川・べっ甲川改修2期工事の最終工程でしたが、
ご存知のとおり、例のイージーウォーターを使うかどうかで悩んでいた結果、
津川洋行製の水の素プロ
の導入を決定〜!
早速、通販の申込みを行いましたが、現在在庫切れで製造中との回答。
発送が今週の中頃とのことで、工事は1週間延期となりました。
この水の素プロは凄いっすよ〜!
何てったって、プロって言うくらいですから。
アマチュア仕様の水の素に比べ、価格はなんと2.5倍の1500円!
HPの説明によると、より透明感や湿潤感を求めるならプロだそうです〜!
などと、気分は工事がしたい〜!となっておりますが、ないものは仕方がない…。
ということで、今週はチマチマと川の周囲の線路築堤工事や川にちょっとした堰を作ったりしました。
どうも、川の堤防と比べて、線路の土手が異常に大きい気もしますが、
そんな小さいことに拘っていては工事は進まない〜!
堰の方は、結構いい出来ですよ〜!
上流側にグレーのバラストを撒いて、ちょっと土砂が溜まった感じにしてます。
これで、水の素プロが流し込まれると、もう最高の出来(になると信じてる〜!)。
さぁ、後は水の素プロが届くのを待つのみ〜!
2003年9月7日(日)
結局、今週は水の素プロは届きませんでした…。
津川洋行さんより、金曜日にメールが来て、再生産上がりが9月8日(月)となったようです。
楽しみにしてたのに、残念〜!
気を取り直し、今週は本線工事を進めることにしました。
結果、べっ甲川を跨ぐもうひとつの鉄橋「べっ甲川第2鉄橋」を含め、高架の築堤工事はほぼ完了しました。
これで、本線の複線エンドレス(要するに複線でグルグル回り続ける配線です)は線路を張れるようになりました。
いよいよ、レイアウトボードを裏返して、ポイントマシンの取り付けも間近です〜!
それはさておき、今週はもうひとつの土木工事に着手しました。
レイアウトの左上部に山を築き、トンネルを通すのです!
山は、KATOのプラスタークロス(石膏を塗った粗織りの布)で作る予定です。
とりあえず、今週はトンネルポータルの準備と位置決めを行いました。
ご覧のように、トンネル内部は急カーブになっています。
この不自然な急カーブを隠すために、山で覆ってしまうわけですが、
何しろ、急カーブなもので、脱線の危険性大!
そのため、山は簡単に取り外せるようにする予定です。
作り方は、適当に新聞紙を丸めて張り合わせ、
その上に水に漬けたプラスタークロスを重ねて行きます。
やがて、クロスが乾くと、カチカチに固まる(ハズ!)という訳。
これまた、楽しみな土木工事です〜!
来週は、2級河川べっ甲川改修工事再開は必修として、後は何をしようかな〜!
やっぱり、先に線路を張り終えて、ボード裏の配線を完了しないとヤバいよな…。
2003年9月15日(月)
遂に津川洋行さんより水の素プロが届きました〜!
早速、説明書きを読むと、ありゃりゃ、やっぱり鍋で加熱方式かよ〜!
と言っても、買ってしまった以上、仕方がない…。
嫌な予感を感じつつも、ダイソーに行って100円の鍋を買ってきました。
で、早速水の素プロ・リバーグリーンを鍋に入れ、加熱開始〜!
イージーウォーターの失敗を糧に、慎重に加熱して行きます。
で、べっ甲川に流し込んだら、こんな感じになりました。
ちょっと緑が強すぎて、いかにもオモチャっぽいですね〜!
そこで、指で水面をなぞると、面白いように捲れていくではないですか!
さすが、水の素プロ〜!
今度は、水の素プロ・クリアーを流し込んでみました。
(こんなこともあろうかと、2種類買っておいたのだ〜!)
ウン、これはいい感じ〜!
流し込んだ水面を、ハンダゴテで撫でてやると、面白いように波が作れます。
(温度が上がりすぎると、黒く焦げるようですが…)
で、完成したのがコレです!
よっしゃ〜!コレはいい感じやね〜!
すっかり気を良くし、一気にべっ甲川付近の造作を進めました。
で、見事、本線の上り線が円形に繫がりました〜!
(下り線は、途中駅のホームの幅が現状不明なので、敢えて繋げません!)
べっ甲川付近に115系和歌山色を乗せてみました。
(線路は繫がったけど、電気が来てないので、手で押さないと動かないのが悲しい…)
これまた、いい感じ〜!
随分、レイアウトらしくなってきたね〜!
ところが、大変な事実が判明しました…。
このべっ甲川周辺は結構な急カーブになっているのですが、
なんと、上り下りのすれ違いの際に、電車同士がぶつかるやんか〜!
原因は車両の内輪差を計算せずに、線路を敷設したこと。
こうなってしまっては、築堤工事のやり直ししかないね…。
せっかく、土手の草まで貼ったのに〜!
2003年9月21日(日)
今週は予定通り、べっ甲川周辺の築堤増幅工事とそれに伴う線路張替え工事を行いました。
う〜ん、カーブで列車がすれ違うには、予想以上に幅が要るんやねぇ…。
ともかく、何とかうまく対向できるようになりました。
どうです、いい感じでしょ! べっ甲川第1鉄橋に差し掛かるEH10が牽引する長大貨物列車と
走り去る113系快速列車(和歌山色)。
ところで、この写真を見て気付きません?
EH10のヘッドライトが点灯してるんやけどね〜!
そうなんです!本線の上り下り両線が遂に開通し、
まだ仮ですが、電力をフィードしたんですぅぅ〜!(つまり走行可能となったのだ!)
走行テストの結果はまずまず。
何とか、上り下りともに、ほぼグルグル回れるようになってます。
「ほぼ」というのは、何ヶ所か止まりそうになる箇所があるのと、
時たま脱線する箇所があるからです。
止まりそうになる箇所は、レールがちょっと浮き上がっている箇所。
脱線する箇所は、トンネル内の急カーブと、 PICOのNファインのフレキシブルレールにPICOのノーマル品のポイントを無理やりつないだ箇所。
いずれも、何とか修復可能と踏んでます。
当初心配していたダブルスリップとシングルスリップは問題なく通過します。
といっても、引込み線にうまく入れるかどうかはまだ不明…。
それにしても、グルグル回るだけとはいえ、列車が走るってのは楽しいね!
来週は、紀州まるび鉄道・電気担当重役のO氏の都合がつけば、ポイントマシン設置工事をするかな〜!
O重役の都合がつかない時は、そろそろレイアウトの道路工事にかかろうかな…。
それとも、トンネル部分のレールを修復して、築山工事かな…。
いや、支線のレール貼りを完了するって手もあるぞ。
いずれにしても、いよいよ楽しくなってきた〜!
師匠にも報告しとかなきゃ…。
2003年9月28日(日)
先週、本線が走行可能になったことに気を良くし、今週は一気に支線のレール敷設工事を完了することにしました。
支線は、下の写真のとおり、トンネルの前で本線を高架で越し、降りたところからしばらく本線と平行に右側に走るという設計。
早速、レールを延ばし、途中の田舎駅のレール敷設にかかったのですが、ココで大問題が発生〜!しました。
上の2本の線路が本線で、高架橋のあたりに駅ができます。
下の2本は支線です。
支線は単線なのですが、複線になっている箇所は駅構内の待避線という設定。これが無ければ、対向できません。
このままレールを敷設してしまうと、こんな感じになるわけです。
本線の駅を出たら、その前は支線の線路やんか〜!
まず、冷静になって、なぜこのような事態が発生したのか、検証してみましょう。 <B案> 更に3枚のレイアウトパネルを購入して奥側に設置し、本線を奥側に移転させる。
理由はいたって簡単です。
初期の設計が極めていい加減で、ストラクチャー類の設置が全く計算されていないからです。
原因が解ったところで、次に対策の検討ですね。
色々考えた結果、有効な対策は次の2点に絞られました。
<A案>
支線の線路を無理やり下方向に曲げて、駅の設置スペースを確保する。
<A案>のメリットは、お金が掛からず、すぐにでもできる点ですが、デメリットは不自然なレイアウトになることが考えられます。
一方、<B案>のメリットは、レイアウトがよくなる上に、脱線の危険性があるトンネル内の急カーブも緩和できるし、
広くなったスペースに色々と情景を作ることができます。
しかし、お金がかかる上に、ただでさえも巨大なレイアウトがもっとバカでかくなるというデメリットが…。
う〜ん、思案のしどころですねぇ…。
今週1週間、よ〜く考えて見ます。
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