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★目指せ!でっかいレイアウト〜!第8部★


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2005年に入って早や2ヶ月が経過。
順調に進んでいるとは思えない父ちゃんのレイアウトやけど、
さすがに随分、家が建て込んできたみたい。
とはいうものの、このでっかさなので、1週間で家が2軒のペースで、果たして今年中に完成するのかなぁ…。
もっとも、当の本人はそのことは余り考えずに、ひたすら家を立て続けてるみたいやね^^
着工からもうすぐ丸2年…。ワシはまだまだかかると思うけどなぁ…。

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2005年2月6日(日)
今週は先週の積み残し工事である学校前地区の田んぼの製作にかかりました。
前回はボール紙を台座に使ったのですが、ボンド水溶液で曲がってしまったので、
今回はプラ板を使うことにしました。
早速土台のプラ板を切り出し、周囲のマスキングをしてカラーパウダーを撒布し、地面を作ります。
平行して歯ブラシの毛の部分を着色し、瞬間接着剤を山ごとに流し込んで固着。
固まったら、歯ブラシ本体から毛の部分を一山ごとに切り取り、
手で適当な量に裂いて立てていくのですが、今回はどうしたものか、瞬間接着剤が効いていません。
ニッパーで毛を切り取ったとたんに、毛がバラバラと1本ずつに外れていくではありませんか。
やむなく、バラバラになった毛をピンセットで10本ずつくらいの固まりにし、
その固まりを瞬間接着剤で固めていく作業が急きょ加わりました。

瞬間接着剤が効かないなら、タミヤの流し込みタイプのセメントで固めてみようとしましたが、
やはり、これも効かず、結局、最後までこの作業が付いて回り、
田んぼを1枚作り上げるのに、思いもかけない長時間を要することとなりました。
それでも、ようやく田んぼも完成し、学校前地区が出来上がりました。

背後に駅の跨線橋がひっくり返っていますが、気にしないでくださいね^^
手前左隅にレイアウトボードの板がわずかに見えている部分がありますが、
現在、この区画の整備工事に着手しています。
この区画は、右端が学校の前に当たるので、食料品店兼駄菓子屋を建て、裏通りには古ぼけた木造アパートを建設する予定です。
何とか来週中には完成させたいですね。

完成までの予想所要期間:今週は歯ブラシ工法がうまく行かず、大きくタイムロス〜(T.T)
来週の3連休で挽回を目指します 


2005年2月13日(日)
今週は3連休を利用して一気に工事を進めたかったのですが、
例によって連休初日は前日の深酒がたたって二日酔い…。
結局、日が傾く頃からの着工となりました。

予定どおり、学校の前のもうひとつの区画の整備を進めることとし、
先週、思わぬ苦労をした刈り田の製作にかかりました。
田んぼ作りの歯ブラシ工法で、前回と前々回の違いをよく考えてみると、
前々回はタミヤカラーのビンの中に歯ブラシを突っ込んだことを思い出し、早速、実行してみました。
結果はこれが大正解〜!

生乾きのアクリルカラーの粘度が、毛を適度に繋いでくれるんですね。

こんな訳で、田んぼ作りはスムーズにクリアしたものの、今度はとんでもないアクシデントが発生しました。

現在製作中の地区は、上下の道路に高低差があるため、スチレンボード2枚をゴム系ボンドで張り合わせて台座としています。
この上にパウダーを撒布してシナリーを作っていくのですが、
石油ファンヒーターの前に置き、パウダー固着用の木工ボンド水溶液を早く乾かそうとした結果、
ご覧のようにファンヒーターの熱風でスチレンボードが溶けてしまったんですね〜(T.T)

結局、再度2枚のスチレンボードを剥がし、作り直す羽目となりました。
それでも、なんとか学校前地区も完成しました。

以前、浦島支線さんにアドバイス頂いた分譲地も作ってみました。

分譲地というよりも、3区画分譲して2区画完売したあとの売れ残りの1区画ですね^^
早く完売したいという業者の焦りが感じ取れる看板です。

さて、余談ですが、ウチのレイアウトは網の目状に側溝が巡らしてあります。
基本的に水の表現は、津川洋行の水の素プロを使う予定ですが、
側溝のような狭い場所にこれを流し込むのは至難の技なので、
筆塗り可能なリキテックス社製のグロスポリマーメディウムを買ってありました。
で、ちょっと実験的に使ってみました。
側溝に塗った直後の画像です。

現在は塗ってから2時間程度経過していますが、かなり透明感が出てきています。
作業も面相筆に付けてピンポイントで塗りたい場所に落としてやると実に簡単。
使った後の筆も、水道の水で流し洗いしてやるだけなので、非常に楽です。
乾ききった状態を見てみて、出来が良好なようならば、べっ甲川の上流部分の渓谷になったところに大量に使ってみようかなと考えています。
その辺りの報告は、来週の更新でお知らせしますね。

完成までの予想所要期間:よもやスチレンボードが溶けるとは…
人間、万事焦りは禁物ってことですね〜 


2005年2月20日(日)
今週もメインの作業は、ひたすら住宅や店舗を建設するというちょっと飽きかけてきた作業になりました。
結局、新たに3軒の家と商店を建設しました。

それはさておき、例のグロスメディウムのレポートです。
先週末に塗布した部分は、火曜日くらいには完全に乾燥し、透明になりました。
ただ、いざ乾燥してみると、随分やせてしまって、かさが低くなり
側溝のような面積の狭い箇所では、塗っているのかいないのかよく解らないという状況になりました。

そこで、今週はスポイトで吸い上げて、大量に流し込んでみるという荒業に挑戦しました。
グロスメディウムはかなり粘着性のあるドロドロの液体なので、
今まで使っていた木工用ボンド水溶液を滴下する薄いビニール製のスポイトでは吸引力が足りません。
例によって、ホームセンターコーナンで吸引力の強いスポイト(1個52円也)を購入。
景気よく吸い上げては、側溝にスポイトの先を突っ込んで滴下していきました。
ほぼ乾燥した状態がコレです。

コンクリートの欠けた部分にも水が回った感じで、ちょっといいでしょ。
ただ、乾燥すると激しく肉痩せするので、かなり景気よく流し込む必要があります。
更に、試しにべっ甲川の上流部分にも少し流し込んでみました。

ちょっと半透明な部分があるように見えますが、コレは反射の関係で、実物は完全な透明です。
適度に表面が凹凸になっていて、上流部分には十分使えそうです。
ただ、下流部分まで使うとなると、相当大量に購入する必要があり、ちょっと不経済ですね。
また、どうやらリキテックス社の製品には、更に強力な光沢と粘度を持つジェルメディウムというのがあるらしく、
ちょっとコレも試してみる価値はありそうです。

今週はこんなところです。
来週は支線の終着駅の整備に向けて、駅構内のバラスト撒布作業にもかかろうかと思っています。
実は、バラスト撒くのって大の苦手なんですよね…。
バラストはKATOが輸入しているウッドランドシーニックスの細めのものを使っていますが、
どうしてもクレーターが出来ちゃうんですよ。
多分、また失敗するんだろうな。
何かいい知恵があれば教えてくださいm(__)m

完成までの予想所要期間:今週はちょっとグロスメディウムで遊んでしまいました。
来週は遂にバラスト撒布にかかるかな… 


2005年2月27日(日)
2月は逃げるなんていいますが、あっという間に2月もおしまいとなってしまいました。
今週はバラスト撒布にかかろうかと思ってましたが、冷え込みが厳しく、来週に持ち越しました。
なぜ、冷え込みが厳しいと持ち越しになるのかと言うと、
ウチのレイアウトを設置している部屋にはろくな暖房器具がないんですね。
もう少し正確に書くと、レイアウトが部屋一杯に広がっているので、大きな暖房器具が置けないんです(T.T)

そんなわけで、今週もムシムシとストラクチュアを組み上げることとなりました。
で、出来上がったのが、この一画です。

旧・紀州街道に面した老舗の2軒という設定で、柏屋陶器店と創業百有余年を誇る佃煮の青柳総本家です。
青柳総本家には蔵もあって、最終的には佃煮資料館として無料開放中にしようかと考えています。
この旧・紀州街道沿いの街並みは随分旧家も増えてきて、ちょっといい趣の通りになってきていますが、
悲しいかな、道幅が狭く、うまくデジカメで写真が撮れないのが残念〜!

結局、今週末はこの一画にハマってしまって、ほとんど出来上がったのはコレだけです。

さて、先週ちょっと買おうかなと思っていた、水素材用のジェルメディウムですが、ネット通販でげっとしてしまいました^^
どんな感じかというと、ちょうどビンに入ったハンドクリームという表現がピッタリの素材です。
グロスメディウムより粘度が強く、盛り上げても流れて崩れてくることはありません。
ただし、粘度が強くてスポイトで吸い上げてピンポイントで流し込むのはちょっと困難です。
試しに多少流し込んでみましたが、乾くのも時間がかかるようで、まだ白濁したままの状態です。
結果は来週にでもお知らせしますね。

で、実験ついでに更にグロスメディウムを川に流してみました。

例によって、スポイトで吸い上げては流してゆくという工法ですが、
流した直後は厚みも均等な平板な状態ですが、どうやら乾燥していくにつれて、
勝手に表面が凸凹になって行くという性質があるようです。
なんだか、自然に川の流れの盛り上がりが表現できて、なかなか気に入りました。
これは予想外にいいかも…てな感じがしています。

来週はもう3月。
いくらなんでも、そんなに寒くはないでしょうから、バラスト撒きに取り掛かります。

完成までの予想所要期間:コレで今年もはや2ヶ月が経過しました。
年内完成はちょっと自信がないかな… 


2005年3月6日(日)
今週は予定どおり、支線の終着駅構内のバラスト撒布作業を行いました。
支線は非電化単線なのですが、終着駅には農業倉庫と小さな貨物ホーム、それに簡易な整備ヤードがあるという設定なので、
構内はそれなりのスペースです。
赤字ローカル線の宿命で、バラスト交換もままならず、錆が付着したバラストと地面ということで、
こげ茶のバラストとパウダーを中心に作りこんでみました。

駅入り口からの画像です。
線路がちょっと歪んでいるのがかえっていい風情でしょ!(…言い訳)
駅舎周辺はもう少し整備が必要です。

続いて、バックヤードからの画像です。

調子に乗ってDE10とワム380000を置いてみました^^
農業倉庫周辺やヤード内は未だ手付かずの状態。
プラットホームの上もまだ作りこみが必要ですね。

さて、虫さんか全体像を見せろ〜!とのカキコを頂戴しましたので、
ちょっとだけ大き目の画像を載せてみます。
これ以上広角の画像は、掃除が出来ていないので、また次の機会にして下さいませm(__)m

随分、ストラクチュアが建て込んできてるのが解りますね〜!

さて、ちょっと気分転換にこんなのを作ってみました。

畑の片隅にある掘っ立て小屋です。
和歌山じゃ、この手の建物をひっくるめてたまねぎ小屋と呼びます。
水田の中にあっても、キャベツ畑にあっても、とにかくたまねぎ小屋なんですね。
材料はエバーグリーンのプラ棒とプラ板2種のみの簡単工作ですが、
とにかく畑や田んぼにはたまねぎ小屋は不可欠なアイテムです。

短時間で気に入ったのが出来たことに味をしめて、もう少し高級なたまねぎ小屋も作って見ました。

完全防風雨仕様の居住可能タイプ(住みたくないけどね…)です!
これも、材料は同じものです。
ちょっとしたアクセントになって、気に入りましたので増産しようかと思ってます。

最後に、例のグロスメディウムを川の本流に流して見ました。

ちょっとソフトフォーカス(早い話、ピンボケです)なのも手伝って、なかなかいい感じに出来てると思います。
グロスメディウムは使いやすいですね。

というわけで、今週は色々とやってみました。
来週は駅構内の整備を更に進めて行きます。

完成までの予想所要期間:バラストを撒くと随分進んだ気がするのは気のせい?
でも、直前の走行テストをせずに撒いちゃったけど、大丈夫だろうか… 


2005年3月13日(日)
今週は支線終着駅の構内整備工事を進めました。
いつものように敷地の周りに側溝を巡らせ、コンクリートの部分をタミヤカラーのスカイグレイで、
底の水が流れている部分をオリーブグリーンで塗装して行きます。
同時並行で、地面の部分に各種パウダーを撒布、更に鉄路柵なんかを立てていく作業は、結構楽しめます。

で、こんな状況と相成りました。

ホームに停車しているのは、キハ52。
両運転台のロートル気動車ですが、ローカル線では2両編成でまだまだ現役です。
奥のバックヤードにはDE10が先週から停まりっ放しですね。

色々な角度からの写真です。

最後の写真の右側の道路が、紀州街道という旧街道です。
なんだか、いい感じになってきました。
随分ジオラマっぽくなってきましたが、構内のディーテイルはもう少し作りこみが必要です。
信号やヤード内の踏切、標識類もこれからです。
ウェザリングを施したいのですが、それはもう少し全体が出来上がってからにします。

それから、先週アップしたたまねぎ小屋が随分好評なようで、喜んでいます。
使った材料をもう少し詳しく書くと、屋根のトタンの波板はエバーグリーンのプラシート(2025番)です。
これは、0.5ミリ厚の板に0.14ミリの高さの凸凹が付いているようです。
150分の1のスケールでのトタン板って、なかなか良さそうな材料がありませんが、
たまたま立ち寄った近所の模型店で、埃まみれになっていたのを発見しました。
大阪だと、日本橋のスーパーキッズランドにあると思います。
柱に使ったプラ棒は、1.2ミリ径ですが、もう少し細い方がいいですね。
でないと、実物のたまねぎ小屋は、大抵4本柱なのですが、この太さだと3本にするのがやっとですから…。

今週は駅構内の整備を進めるのみとなりました。
かなり寒い2日間だったので、パウダーの乾燥も遅く、今ひとつペースが上がりませんでしたね。
来週は3連休。
更に構内を作りこみながら、周囲の住宅建設なんかをやろうかな…。

完成までの予想所要期間:支線終着駅は7割程度の完成度でしょうか。
来週は一気に完成を目指します 


2005年3月21日(月)
暑さ寒さも彼岸までの諺どおり、三連休の最終日の今日は、ホントに気持ちの良い天気です。
昨日は以前から楽しみにしていた映画、ローレライを見に行ったりしていたので、ほとんど工事は出来ず、
結局、今週も駅構内の整備が中心となりました。

まずは、踏切板と構内のヤードに洗浄台を設置してみました。

踏切板はマッチの軸を張り合わせ、カッターで削りだして厚さ調節をしたもので、洗浄台はGMのキットです。
なんだか、ひなびたローカル線の終着駅のヤードにしては、妙に狭苦しく感じたので、結局、洗浄台は撤去〜!に決定。
更に、農協の倉庫への引込み線とのポイントは手動という設定にし、羽根が4枚付いた転轍器標識を付けました。

次に、3灯式信号機をつけようと思いましたが、いくら捜しても在庫がありません。
結局、信号の設置は断念し、駅手前の踏切に警報機と遮断機、発行信号機を取り付けました。

なんだか、踏切じゃなく、内田薬局にピントが合ってしまいましたね。
遮断機と警報機は津川洋行製の出来合いのもので、内田薬局はトミーの街並みコレクションにプチ改造を加えたものです。

今週の駅構内整備工事はこの程度です。
あと、例によって、ちょっと気分転換を図ろうと、こんなものを作りました。

旧街道に残る一里塚です。
もともと、旧街道と手前の新道の分岐部分の狭くなった三角地に作ろうと思っていたものですが、
一里塚だけじゃ面白くないので、藤棚みたいなものを横に置いてみました。
植物の知識が極めて乏しいので、藤の木がどのように生えているのか、全然解らずに作ってますので、間違えているようなら教えて下さい。

今週はこんなところです。
来週は、この一里塚周辺の住宅整備と、メイン駅の駅前の商店街の整備にかかります。

完成までの予想所要期間:3灯式信号機のキットはどこに行った〜!
結局、整理状況の悪さが無駄な時間を作ってますね。完成への道のりは遠い… 


2005年3月27日(日)
早や3月も最後の週末となりましたが、今週は先週行方不明だったGMの3灯式信号機のキットが奇跡的に発見されたので、
まずはコレを組み立てて支線終着駅付近に設置しました。
駅構内への設置は、撒布したパウダーをちょっと剥がして設置するだけですが、
駅の手前の踏切の周囲は、まだ未整備なため、踏切設置には線路周辺の地面の作りこみとバラスト撒布が必要です。
ついでというか、信号機を作ってしまったので、このまま放置すると多分(というか、ほぼ間違いなく!)破損してしまうので、
この機会に一気に踏切周りの整備を行い、信号機を設置しました。

線路の右側の空き地は中途半端な三角地になってしまったので、最終的にはみかん畑にしようと思っています。
最終的にと言うのは、今作りこもうにもみかんの木が全然手付かずだからです。

今週は、この踏切周辺の整備に加え、メイン駅の駅前通りの整備にも取り掛かりました。
この辺りは、一番最初にちょっと作り始めていたところなので、手抜き工事というか、稚拙な出来具合になっているので、
全体的にやり直しが必要です。
ちょっと未だ公開できる状況ではありませんので、また来週にでも写真はアップします。

ちょっと話は変わりますが、今週は久々に紀州まるび鉄道に新型(?)車輌が導入されました。
コレです。

JR105系和歌山線色です。
この103系の違法改造車は、私が日々の通勤で最もよく使っている車輌です。
首都圏じゃ姿を消しつつあるロートルの103系を、国鉄末期のやっつけ仕事で改造したものだから、
内装なんか美的感覚ゼロのとんでもない車輌です。
顔も編成ごとに全然違っていたりして、一体どういうコンセプトで改造をしたのでしょうか。
オマケに、年がら年中故障しまくりのどうしようもない奴ですが、やはり妙に愛着があるんですね。
お酒を飲んだ帰りにオシッコを我慢して飛び乗ったら、駅の途中で故障して止まっちゃった時には、マジで生きた心地がしませんでした…^^
非電化線に電車が停まっているという不自然な設定ですが、やはりローカル駅には良く似合う電車ですねぇ…。

今週の更新はこんなところです。
来週はメイン駅前通りの整備と支線のバラスト撒布をもう少し進めて行こうと思っています。

完成までの予想所要期間:早いもので、来週はもう4月…。
誰が何と言おうと、完成予想は今年の年末です(今のところ…) 


2005年4月3日(日)
4月第1週の紀州まるび鉄道の工事は順調に進みました…と言いたいところですが、
年度替りのこの時期は人事異動やら何やらがあって、土曜日はひどい二日酔いでほとんど何もする気になれず、
結局、工事を始めたのはもう日暮れ時…。
それでも、何とかメイン駅前の整備工事を行いました。

1枚目は駅前通りの一番端っこ、旧街道との分岐の辺りです。
手前の民家は、街並みコレクションの歯医者さんに花壇とタイルを張ったものです。
その隣は、言わずとも解るGMの切妻民家にGMのブロック塀と門を付けたものです。
元々は商家だったのですが、今は廃業した民家という設定です。

2枚目は、駅のまん前の駅前食堂と写真屋さんです。
その向こうにも商店が並んでいますが、コレはまだ据え付けが終わっていません。

結局、二日酔いのタイムロスが響き、駅前整備工事はこれだけしか出来ませんでした。

ただ、今週はこんな凄いストラクチュアをゲットしました。

茅葺屋根部分を銅版で覆った古い農家です。
バルサや檜材、ホンモノの銅版なんかで出来ているようで、全て手作り!
ご覧のように物凄い作りこみで、リアルそのものです!
何気にヤフオクを見ていてたまたま発見し、思わず落札してしまいました。(価格は…それなりですね)

この雰囲気のよさに刺激されて、隣に農機具小屋を作って設置しました。

ちょっとピントが甘いですが、これもこちらではよく見かけるタイプの小屋です。
裏側にたまねぎ小屋を半分に切ったようなものが併設されていて、
何に使うのか、木材なんかが並べられています。
土台の紙粘土が未だ乾いていないので仮設置ですが、隣の銅板葺農家ととよく似合いますね。

今週の更新はこれだけです。
来週は駅前通りの整備を一気に進めます。
週末の大酒を控えなきゃ…。
それから、トミックスから発売された車載カメラシステムセットを買おうか迷ってます…。
ホントは飛びつきたいのですが、なんだかノイズキャンセラーと言うのをつけなきゃいけないようですね。
このキャンセラーが凄く大きいようで、ためらってます。
何か情報をお持ちの方、教えて下さい〜m(__)m

完成までの予想所要期間:4月の立ち上がりは散々でした…。
それでも完成予想は今年の年末です(根拠はないけど…) 


2005年4月10日(日)
今週は金曜日に宴会もなく、二日酔いの魔手から逃れることが出来たため、順調に駅前通りの整備工事を進めることが出来ました。
で、駅前に一気に5軒の商店が開店しました。
今の駅前通りの状況です。

上が正面の右手より見た状態で、下が左側より見た写真です。
もう少しアップで建物を撮ってみました。

いずれの店も、街並みコレクションを使ったものですが、
散髪屋のコバヤシ理容と角店の山本商店が気に入ってます。
コバヤシ理容店の左側の路地は、奥の塀のところでクランク状に折れ曲がり、
そのまま裏手の旧街道に繋がっています。
街並みコレクションといえば、先日第3弾の横丁編が発売されました。
今回は、肉屋や八百屋、魚屋など、生活臭のする店が揃っていて、
嬉しいことに商店の中の陳列ケースなんかが再現されています。
そもそも、一昔前の商店と言えば、特に魚屋や八百屋は今みたいにクーラーなんか効いていなかったこともあるのでしょうが、
開けっ放しの店内から通りにまで並んでましたよね。
そんな光景を再現したかったのですが、GMのキットを改造するのも大変で、躊躇していたところにコレが発売されたわけです。

この山本商店の角を曲がった辺りに、これらの店を並べてみようと思っています。

今週はこんなところですが、ちょっとレイアウトの上を整理しましたので、久々にロングの画像を載せてみます。

さすがにレイアウトの中央部分は随分、家が建て込んできましたが、
外側の方はまだまだですね…。
今にして思えば、もう少しヤードの部分を広く作れば良かったですね(^^ゞ

来週は、山本商店の角から上に伸びる通りと駅前通りの整備を進めますが、
そろそろ支線の中間駅周辺にも手を付ける必要があります。
でも、どうもイマイチイメージが膨らまないんですよね。

完成までの予想所要期間:久々にちょっとレイアウトの上を片付けたら、未整備地区の広さが予想以上…。
こりゃ年内完成なんて、やっぱり無理なのかなぁ 


2005年4月17日(日)
掲示板での甚六郎さんのご指摘どおり、今週遂にTOMIXのカメラカーを購入しました。
紀州まるび鉄道のパワーユニットは、KATO製と電気担当重役・O氏のお手製のものなので、カメラカーキットに加え、
TOMIXのパワーユニットとフィーダー線、ノイズキャンセラ数個を購入。
なんと、しめて4万9千円の設備投資となってしまいました〜(T.T)

早速、今週の工事は、このカメラカーを走行できるようにすることから始めました。
まず、全てのフィーダー線がKATO仕様になっているため、TOMIXのフィーダー線をハンダ付け。
家の2階から小型のテレビを下ろしてきて、更に約半年ぶりの走行に備えてのレール磨き。
ついでに集電性向上剤・LOCOも塗布し、ようやく準備完了。

走行させたのは沿線整備が比較的進んでいる支線で行いましたが、
結果はまずまずの映像が送られてきましたが、
途中、どうしてもノイズが入って、映像が途切れる箇所が何箇所か発生しました。
線路が全てPECOのフレキなので、ノイズキャンセラの設置が面倒なので、とりあえず未設置での走行でしたが、
どうしても設置しなければ、このノイズは解消しないようです。

で、もっとも簡単な設置方法はないものかと考えた結果、
元々枕木を撤去し、ジョイナーでレールを接続してある箇所なら、簡単に差し込めそうなことを発見!
早速試して見ると、うまく設置することが出来ました。
ノイズキャンセラを入れると、その箇所周辺のノイズは解消することが出来ました。

出来れば、このカメラカーの映像をアップしたいのですが、今のところその方法が解らず、残念です。
キャプチャーボード等の設備投資をせずに動画をアップする方法はないのでしょうか…。

さて、カメラカーで遊ぶばかりでは工事が進まないので、程々にし、
駅前通りの整備工事を再開しました。
今週は、街並みコレクションを中心に設置しましたので、結構はかどりましたよ。

メイン駅前通りよりレイアウトの奥に向かって伸びる通りを、昭和通りという、昔懐かしい商店街としました。
通りの入り口のアップ画像です。

この通りには、角店の魚屋、肉屋、八百屋と不二家のケーキ屋を配置しましたが、手前の3軒は街並みコレクションの改造品です。
ちょっと肉屋の看板が外れかかってますが、これは単純なはめ込み式なので、簡単に修復可能です。
昭和通りの看板も、街並みコレクションです。

昭和通りの入り口を過ぎ、魚屋の隣には同じく街並みコレクションの三木菓子店、その隣にはGMキットの隆井サイクルを設置しました。

今週の更新はこんなところです。
来週は本線にもカメラカーを走らせて見ようかと思ってます。
あとは引き続き、ストラクチュアの設置工事が続きます。

完成までの予想所要期間:カメラカーの走行で久々に列車を走らせたら、通電不良箇所が発生。
やはり、バラスト撒布前に通電確認をしなきゃ大変なことになりそう… 


2005年4月24日(日)
今週はカメラカーで遊ぶのも程々にし、駅前通りの整備を行いました。
結果、通りに面した商店の列は延び、ようやくお寺の門前辺りまで来ました。

お寺への道との分岐にあるカーブに面した区画です。
正体不明の店ですが、何かの飲食店にしようと思ってます。
どうも建てつけが悪いと言うか、建物の精度が低いですね。
隣はGMのキットを組み立てた喫茶店です。

「喫茶南米」の隣の吉野衣料品店と亀ノ子鮨&BARブラウンです。
田舎に行くと、1軒の家に2つの飲食店が同居したタイプの店ってよく見かけます。

BARブラウンの隣は、パン屋さん。
店内にはちょっとしたテーブルがあって、焼きたてのパンがその場で食べられるという趣向のようですが、
こんな全開状態の店の入り口では食べたくないですね〜^^

その隣は郵便局ですが、ポストがなければ、何か解らない建物になっています。
で、その隣は消防団の倉庫と火の見櫓です。
浦島支線さんの技を拝借し、グリーンの針金と生ごみネットを使ってフェンスを作ってみました。
このフェンス、簡単に作れそうに思いますが、垂直の柱の長さを合わせたり真っ直ぐに接着するのがなかなか大変ですね。
設置の時にもたついていると、固着したゴム系接着剤が外れて来て、ぐらぐらしてくるし…。
浦島支線さん、コツを教えてくださいよ〜m(__)m

今週はこんなところです。
駅前通りの整備が随分進みましたが、通りの線路側は依然として全くの手付かず状態。
来週はゴールデンウィークなので、一気に整備を進めようかとも思ってますが、
遊びにも行きたいし、どうなることやら…ですね。

完成までの予想所要期間:本線にもカメラカーを走らせて見ましたが、通電不良もなく、ほっと一息…。
年内完成に向けて、前半の勝負どころ・ゴールデンウィーク突入です 




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