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★目指せ!でっかいレイアウト〜!第9部★


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父ちゃんが突然、でっかいレイアウトを作り始めて早や2年が経過…。
さすがに丸2年も経つと、それなりに街並みも出来上がりつつあるという感じやね。
何しろ、週末の休みになると、朝から家を作ったり、塀を建てたり、木を植えたり…。
いったい、何が楽しいのか解らないけど、驚くほど真面目にやってるのは事実。
でも、夜景用の照明を取り付けたりとか、まだまだ大変な作業もあるみたい。
今更止められんのやから、最後まで頑張れよ〜!

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2005年5月1日(日)
いよいよゴールデンウィークに突入しました。
ウチの会社は完全に暦どおりの休暇パターンなので、今年は3連休のあと1日出勤してまた3連休、
その後1日出勤して土日の通常の休みという日程です。

最初の3連休は、ちょっと不足気味になりつつあったストラクチュア作りからスタートしました。
まず作ったのは、GMの切妻商家2棟。
そのうちの1棟は、お寺の門前に配置し、茶屋兼食堂としました。

「うどん そば」の暖簾と自販機を1台、店の前には休憩用の長いすを配置し、お食事処の幟を3本立てました。

そして、続いての作業は学校の整備です。
校舎と運動場だけではいかにもなので、体育館(講堂?)を作りました。

体育館はGMのバス車庫を流用し、塀は元々は津川洋行のレンガ塀を仮設していましたが、
どうしても玩具っぽさを消しきる加工が出来なかったので、GMの万年塀に変更しました。
木は手持ちのものを適当に配置してあります。

山手側から見た様子です。

なぜか写真がハレってしまいました…(^^ゞ
何だか戦前の古写真か、映画の真夏の一コマみたいな感じになりましたね。

お寺の裏手からの俯瞰画像です。
こうして見ると、随分街並みが整ってきた気がします。

ゴールデンウィーク前半はコレで終了です。
明後日からはいよいよ支線の中間駅付近の整備に取り掛かります。

完成までの予想所要期間:年内完成に向けて、勝負のGW。
後半はレイアウトばっか作ってると爆弾を落とされそうな予感…  


2005年5月8日(日)
ゴールデンウィークは主に支線中間駅とその周辺の整備工事に集中し、ほぼ完了することが出来ました。
工事を終えた中間駅付近の遠景です。

コレくらい引いてしまうと、何が何だかよく解りませんね。
続いては中間駅のアップ画像です。

駅前に立っているのは、DDF製の銀杏の木です。
みかんが実る頃という季節設定なので、以前キッズランドで見かけた際に買っておいたものです。
ちょっと高かったように思いますが、銀杏の葉っぽく細かいスポンジ粉が付いていていい出来です。
ただ銀杏の木の幹って、もっと白っぽいように思いますので、幹だけ再塗装しなければいけませんね。
駅舎はトミックス製ですが、今にして思えば、荷物預かり所でしょうか、宝くじ売り場みたいなのは撤去しておくべきでした。
いかにも貧弱なおもちゃっぽいですね。
と言っても、ベースと地面の隙間をパテで埋めてしまった今となっては、もはやあとの祭りです…(T.T)

続いて駅裏手側の画像です。
停車しているのは、例によって、103系を違法改造した105系通勤電車。
どうも今日の写真は画質が悪いようですね…

このGWは、浦島さん工法を使ってフェンスを2つ作りました。

落石防止用のフェンスです。
学校を過ぎて支線中間駅への分岐点の道がちょっと登りになったところに切り通しを作ったので、ここに設置しました。
ちょっとサイズが小さすぎたのと、針金の一部に塗料の剥がれがありますが、まぁ止むなしでしょう^^

コレは支線中間駅の隣地に設置した高圧鉄塔の周囲に張られた高いフェンス。
何とか枠を真っ直ぐに作りたくて、針金の替わりに0.75ミリ角のブラ棒を使いましたが、うまく行ったようです。
入り口の無い開かずのフェンスになっていますが、ご愛嬌〜!
枠をゴム系接着剤でネットに貼り付けてから塗装した結果、接着剤のはみ出した部分がそのまま黒くなってしまい、
目立ってしまったのが反省点。
ネットを塗装する場合は、貼り付け前に済ましておく必要があるようです。

ゴールデンウィークの工事はこんなところです。
中間駅付近の整備が進んだので、ほぼ支線の沿線は目処が立ってきました。
来週はこの流れに乗って、支線のバラスト撒布を完了させたいと思います。

完成までの予想所要期間:GWはほぼ満足のいく進捗でした〜!
年内完成に向けて、夜間照明取り付けの準備も始めるかな… 


2005年5月15日(日)
このでっかいレイアウトに着工してから無事に(?)丸2年が経過し、
お祝いの意味も込めて(ちょっと自嘲気味…)製作日記を第9部としました。
まぁ、2年前はレイアウトボードを買ってきて、刷毛で防腐剤入りの塗料なんぞ楽しそうに塗っていたようですから、
それからすると、世紀の大工事も随分捗ったものですね〜!
もっとも、2年間毎週やってるわけですから、これで捗らなければ却って不思議ということになりますかね… 

さて、GW明けの今週は、支線のバラスト撒布作業を進めました。
中間駅からメイン駅に向かって高架橋までの間が無事に作業完了〜!
合わせて中間駅周辺の細かい整備も行いました。

高架橋付近からの画像です。

ちょっと新しいグレーのバラストが散らかりすぎているので、もう少し不要な部分を撤去しないといけませんね。
でもまぁ、支線なのでこの程度作業が雑でも逆に雰囲気が出るのでしょうか?
皆さんのご意見をお聞きしたいところです。

もう少し、駅をアップで撮るとこんな感じです。

ホームの石積みがきれい過ぎますね。
地面との境目辺りにも草を生やす必要があるようです。
それに105系とホームの間がものの見事に狭いですが、
実は、ホームが列車に完全に接触しています!
バラストをちょっと撤去して調整が必要です。

逆アングルからの写真です。

線路際に札幌ラーメン・どさん娘を配置しましたが、店内ががらんどうなので潰れたラーメン屋みたいな風情が漂ってますねぇ。
やはり 助廣急行さん を見習って、店内の作りこみが必要なのかも…。

ちなみにこんな感じの札幌ラーメン店って、かつては和歌山でも結構見かけましたが、
最近は全く姿を消してしまいました。
特に和歌山ラーメンのブーム以降、見た記憶がありません。
昔は時々見かけた、えっ!こんな場末のラーメン屋なんか誰が食べに来るの?という感じの店で、
実は深夜に職業ドライバーの人たちが結構重宝しているという設定なのですが、ちょっと狙いが空回りしたようです^^

今週はこんな工事に加え、これを作り始めました。

造り酒屋の紀伊國酒造株式会社です。
ラーメン屋の前の踏切を越えたところ、べっ甲川との間のかなり広い空き地に蔵をいくつも並べて建てる予定です。
店の軒先にぶら下がっているのは、造り酒屋のシンボルとも言うべき杉玉ですが、
余りにも巨大になってしまい、どう見てもスズメバチの巣としか思えません!
しかも、軒が低くてこれじゃ頭に当たりますね〜!

紀伊國酒造は来週建ちあがる予定です。

今週はこんなところです。
来週は広い紀伊國酒造の工事がどこまで出来るでしょうか…。

完成までの予想所要期間:年内完成に向けて、いい感じになってきました。
そろそろ、みかん山の石垣積みも再開しなきゃ… 


2005年5月22日(日)
今秋は予定どおり、紀伊國酒造の建築工事に着手しました。
当初は、先週作った店を通りに面したところに設置し、敷地の奥に蔵を3つ並べて建てるつもりでしたが、
どうも蔵を仮置きしてみると、しっくり来ません。
色々考えた結果、ちょうどGMの蔵のキットが2軒分手許にあったので、
これを使って酒蔵に相応しい大きな蔵を作ることにしました。

結局、この蔵作りにかなりの時間を費やしてしまい、蔵が出来上がった今朝から設置場所を決めてパウダー撒きをしたのですが、
あいにくの雨でパウダーの乾きが遅く、それ以上の工事は出来ませんでした。

まずは、仮置きした紀伊國酒造の遠景です。

学校の屋根越しに見える並んだ蔵が紀伊國酒造です。

トラス橋の上辺りから撮影した逆アングルの画像です。
敷地内には大きな蔵と普通サイズの蔵、それに店、更に入母屋造りの建物を配置しました。
手前の川原に転がっている鳥居とお稲荷さんを敷地内に設置する予定ですが、
パウダーが乾かないことには工事が出来ません。

このGMキットを2つ繋いだ蔵ですが、壁のカットをして接着してみたら、
屋根の長さが足りず、屋根の真ん中に鬼瓦が残ってしまうという失敗作となってしまいました〜(T.T)

どうでしょう?いかにも不自然でしょうか?

先週作った店は設置するとこんな具合です。

こうしてアップで見ると、やはり杉玉が余りにも大きいですね(^○^)
オマケに門が倒れ掛かっているじゃないですか〜!
既に接着済みなので、うまく外れてくれるといいのですが…。

来週は、紀伊國酒造を完成させ、支線のバラスト撒布作業を行う予定です。

完成までの予想所要期間:年内完成に向けて、着々と工事は進捗中。
いよいよ地獄のみかん山石垣積み再開の日も近し〜 


2005年5月29日(日)
今週は先週の積み残し工事、紀伊國酒造株式会社の完成を目指しました。
といっても、ほとんど出来上がっていて、あとは敷地内の作りこみだけですから、
これはもう、スムーズに進みました。

結局、お稲荷さんを蔵の裏に設置し、適当に木を植えてやって、完成〜!

続いて、先週、浦島支線さん、甚六郎さんと掲示板でちょっと盛り上がった1升瓶を並べて入れる木箱の試作にかかりました。
1升瓶は、高さ約50センチ、直径10センチほどですから、
5本×2本の10本入の木箱のサイズは、およそ横60センチ×奥行き25センチ×高さ50センチといったところでしょうか。
そのまま、150分の1に縮小すると、4.0ミリ×1.7ミリ×3.3ミリとなりますが、
いくらなんでもこのサイズは苦しすぎるので、
若干のオーバースケールは妥協して、7ミリ×3ミリ×5ミリとしました。
使った材料は、エバーグリーン製極薄プラ板の1ミリ幅のひも状のシートです。
併せて、1升瓶も作ることとし、これまたエバーグリーンの1.2ミリ径のプラ棒を削りだす方法と、
このプラ棒に0.64ミリ径のプラ棒を継ぎ足す方法の2種類を試作しました。

ホンモノの木箱は、縦横に桟が入っていたと思うのですが、
それをきれいに仕上げるのは無理だと判断しました!
瓶のほうは、左が削り出しタイプ、右が継ぎ足しタイプですが、
どうやら、削り出しタイプのほうが良さそうです。
どのくらいのスケールかというと、こんなもんです。

なんとなく、箱の周囲に人を配置しなければ、さほどの違和感はないようですが、
実物の酒蔵のごとく、木箱を積み上げられるほど、これを大量生産する根気はさすがになく、
更にご覧頂いたように、私の技量ではサイズにかなりの個体差が出るため、
木箱作りはあっさりと断念することとしました

木箱作りより撤退したので、とりあえず蔵の裏を通る支線のバラスト撒布と紀伊國酒造の前の踏切整備などを行い、
とりあえず、こんな風景が出来上がりました。

信号機類が傾いているのは、仮設状態だからですが、
紀伊國酒造の塀が斜めになっているのは、手抜き工事の賜物です。
目隠しの木を植えて、ごまかすことにします。

今週の工事はこんなところです。
来週は、紀伊國酒造の前からべっ甲川の渓流沿いに神社の方へと続く田舎道の周りを整備して行きます。

完成までの予想所要期間:紀伊國酒造の完成で、空き地面積は一気に減りました。
みかん山の工事もしなければいけませんが、とりあえず後回し〜 


2005年6月5日(日)
今週は、日本酒の木箱に再挑戦しようと思っていましたが、
いざとなるとイマイチ気分が乗らず、結局、例によってストラクチュアの整備を行いました。
具体的には、紀伊國酒造の前から神社に向かう街道沿いなのですが、
その入り口に当たる紀伊國酒造前の角に造り酒屋の社長さんの家を立てることにしました。
たまたま紀伊國酒造用に準備していた蔵が1棟余っていたのと、
GMの入母屋造の商家のキットが1軒分未製作になっていたので、コレを使うことに決定。
ただし、純粋な居宅仕様に仕上げなければいけませんので、久々にキットを改造しました。

そんなこんなの工作をしていると、結局思わぬ時間を費やしてしまいましたが、
一応、こんな具合に完成しました。

酒蔵の上から見下ろした画像です。
手前に蔵を配置し、その向こうが門になっています。
続いては、裏側の画像です。

屋敷の裏からは、べっ甲川に直接降りられて、鮎が釣り放題〜!という設定ですね。
屋根には、紀伊國酒造と同じ家紋が付いています。

これは神社の方からの画像です。
正面に見えるのは、紀伊國酒造の正門です。
通勤に傘が要らない距離ですね。

母屋のアップです。
塗りの汚さが目立ちますが、コレはご勘弁
商家の入り口のパーツから、出っ張ったタバコ屋のカウンター風の部分を撤去し、
1ミリ厚のプラ板に極薄のプラ板で段差をつけた壁を取り付けました。
縁側部分は、同じく1ミリ厚のプラ板を組み合わせたもので、
奥のガラス戸は、GMキットの不用品を流用しました。<p>垣根は例によって、5ミリのスチレンボードにKATOのターフをまぶしたもので、
庭は白良浜の砂を撒き、小石を並べてから植え込み部分に土色ターフを盛り、グリーンのパウダーを撒いてあります。

結局、今週の進捗はコレだけです。
来週は木箱の製作と、神社に向かう街道沿いの整備を行う予定ですが、どうなることやら…。

完成までの予想所要期間:いよいよ空き地が少なくなってきました。
だんだん年内完成が見えてきたかな… 


2005年6月12日(日)
今週の工事は、先週、甚六郎さんよりご指摘のあった、紀伊國酒造社長邸改造工事よりスタートしました。
改造内容はというと、縁側に面した座敷の戸を障子張りに変更すること。

最初は雪見障子にしようということで、
透明のプラ板をペースに、何とか桟を付けて…と思っていましたが、
あまりに細かい作業になり、どうにもとてつもなく汚い仕上がりになりそうだったため、
雪見障子は断念。
結局、エクセルを使って障子を作成し、印刷したものをプラ板に貼り付けました。

ついでに、軒下に干し柿っぽいものをぶら下げました。
コレは、「一」というペットボトル入りのお茶の発売キャンペーンの際に付いていた
お茶農家フィギュアよりカットして張り付けただけのものですが、なかなかいい雰囲気ですね。

社長邸改造工事に思わずのめり込んでしまった結果、思わぬ時間を費やし、そのほかの工事はと言えば、
社長邸の隣の敷地に畑を作るに止まりました。

社長邸のすぐ隣にあるフェンスに囲まれたスペースは、防火用水です。
ウチの周りには結構今でも残っていて、サイズや形は千差万別…。
大抵は、我が家がたとえ火事になっても、こんな水はかけられたくはない!と感じるような、
実に汚い水が蓄えられています。
底をダークグリーンに塗装した上から、グロスメディウムをたっぷりと流し込んでありますが、
まだ乾燥していないので、白い状態です。

今週の進捗はココまでです。
来週は、黙々と畑に作物を植えなきゃいけませんが、
それと平行して、べっ甲川左岸のみかん畑の下の広い空き地を何とかしようと思います。

完成までの予想所要期間:社長邸の整備が完了し、また畑が増えてしまいました。
単調な作物植え付け作業が苦になりますが、やらなきゃ完成しませんよね… 


2005年6月19日(日)
今週の工事は、紀伊國酒造社長邸の隣に作った畑に作物を植えることからスタートしました。
今までに何枚か作った畑は、基本的にはフォーレッジクラスターを手で適当な大きさにちぎり、
木工用ボンドで貼り付けたキャベツ畑状のものだったのですが、
実際の畑は、植えている作物も千差万別と言うことで、蔓が延びる豆みたいなものを植えた畑を作ることにしました。
と言っても、蔓が延びた状態を作るのは大変なので、
種まきをした直後、蔓が巻きつく支柱が立った状態を作ることにしました。

結局、支柱を立ててみると、畑前面がこの状態になると何が何だか解らなくなりそうだし、
ことのほか、支柱を立てる作業が大変だったので、道路側の3つの畝だけにしました。
本当は支柱の上のほうで水平に繋がる紐みたいなものも付けたかったのですが、
支柱が真っ直ぐに立たず、断念しました。
先に支柱同士を上の方で繋いでから立てるべきだったんでしょうね。

とりあえず畑を作り終えたので、ココより上流側(神社のある方向ですね)の空き地をどうしようかと思い、
この空き地部分に僅かに高低差があることより、棚田状の田んぼを作ることにしました。
関東平野なんかの広い農村地帯では余りないのかもしれませんが、
平野の少ない和歌山県では極めてポピュラーな形の田んぼです。

紙粘土で段差を作り、田んぼの境目には小さい石の粒を埋め込んで、ウェザリングの要領でグレーに着色し、石垣にしました。
実際の高低差は5ミリしかないのですが、こうして見ると随分高低差があるように錯覚しますね。
紙粘土の乾燥が終れば、石垣の上に土色のパウダーを撒布して適当に雑草を生やし、田んぼ部分の工作に入ります。
例の歯ブラシ工法は余りにも大変なので、こげ茶のパウダーを撒布してごまかそうかと思ったりしてます。

今週の工事はこんなところです。
来週は田んぼの完成を目指し、みかん山の麓の平地部分の作りこみに着手します。
実は、ちょっと面白いモノをヤフオクで入手したので、それを設置する予定です。
それが何かは、来週のお楽しみ〜!

完成までの予想所要期間:いよいよべっ甲川沿いの田舎地区の整備も終盤戦。
年内完成に向けてラストスパートだ〜 


2005年6月26日(日)
今週は久々に、随分工事が捗りました。
まず、先週作りかけで終わっていた棚田ですが、無事に土を入れ終え、その手前の空き地にも畑の畝を作り終えました。

今までの田んぼには稲の切り株を植えてきましたが、今回は遠景に使うだけなので、 土を入れただけにします。(正直言うと、手抜きです、はい。)
畑には作物を植えようと思っていますが、コレはパウダーが乾燥してからの作業。
かなり広い畑になるので、片隅に例によってたまねぎ小屋を設置したいですね。

続いて、ヤフオクゲット品の設置をしようと思ったのですが、
突如、あれほど苦になっていたみかん山の石垣積みをする気が起こってきました。
以前はピンセットで小石をひとつずつ積み上げるという工法で行っていましたが、
今回は、ちょっとした閃きがあって、新工法を実験。
まず、石垣の土台部分にゼリータイプの瞬間接着剤を盛るように塗っておき、
その下に小石をバラバラと適当に並べて、一気にブルドーザーの要領で押し付けるというものです。
結果は上々で、出来上がりの雰囲気も旧来工法と何ら変わらないではありませんか!
このブルドーザー工法導入により、工事は急ピッチで進展。
土台を準備して放置してあった4段の石垣を短時間で積み終えました。
しかも、さすがに瞬間接着剤は硬化が早く、それぞれの段に土入れまで完了しました。

この急ピッチでの進展で気分がよくなり、
夜は、阪神−巨人戦を見ながら、ウッドランドシーニックス社の広葉樹キット(小)を作ってしまいました。
このキット、小とは言うものの、かなりの巨木もあって、みかんの木に使えそうなのはごく一部だけですが、
ボンドの乾燥ついでに段々畑に並べてみると、こんな感じです。

キットの中では、小ぶりなものを集めて並べてみましたが、それでもみかんの木としてはかなりの巨木です。
もちろん土台部分は使わず、根元をもう少しカットして、背を低くする必要がありそうですね。
みかんの実には、ビーズ玉を使う予定ですが、コレもオーバースケールは避けられそうにありません。
以前、甚六郎さんがおっしゃっていた、小さな玉を入手したいところです。
甚六郎さん、よろしければ詳しく教えて下さいませ〜

続いては、みかん山の遠景です。
まだまだ高さが足りませんね。
来週にでも、また木を切って追加の土台作りをしなければいけません。

さて、先週より思わせぶりに色々書いていたヤフオクの戦利品ですが、コレです。

小さな神社なのですが、和歌山にある世界遺産・熊野古道沿いに残る王子みたいな感じのストラクチュアなので、
とても気に入って落札しました。
屋根もしっかりと棟瓦まで成型されていて、かなりの出来映えです。
狛犬も1対しっかりと並んでいます。
社の裏手から、本線のガーター橋の下までの三角形の空き地は、みかん山には大きすぎる広葉樹をまとめて立てて、ちょっとした林にしました。
向かって左手のやはり三角形の空き地部分は、ベースのスチレンボードを撤去して、池にしてあります。
山すそを通る新道に対し、この王子の前を直角に曲がる通りは、旧街道という設定にしました。

今週はこんなところです。
来週は、ちょっと早いけど夏休みが取れるはず…。
犬を連れて小旅行にも行ってきますが、レイアウト工事も方も進めて行きます。
とりあえず、段々畑の積み増しですね。

完成までの予想所要期間:石垣積みにブルドーザー工法導入で作業効率大幅アップ!
なんだか、最大の問題が解消したような気分〜 


2005年7月3日(日)
7月1日よりちょっと早い夏休みに突入しましたが、
結局、仕事がスムーズに片付かず、1日の金曜日はほぼフルタイムで出勤してしまいました。
明日と明後日はプチ旅行に行くので、レイアウト作りは休みの前半に賭けていたのですが、
結局は通常の週末パターンとなってしまいました。

それはともかく、週末はず〜っと雨でしたので、
工作材を切り出す必要がある段々畑の積み増しは延期し、先週の延長であるべっ甲川沿いの小さな神社周辺の整備から始めました。
先日、南部蒸気さんが色塗りをされていた出桁造りの商店をどうしても設置したくなり、
この神社の前に、角店と食堂を並べることにしました。

うかつにも木が1本ひっくり返ったまま、写真を撮ってしまいましたね(^^ゞ
建物をアップにするとこんな感じです。

神社の真正面に角店の金華堂本店を設置し、その隣に手打ち蕎麦処・奈佳一を配置しました。
まだ、仮置き状態ですので、敷地内の整備もこれからです。
こんな寂れたところに蕎麦屋という不自然な設定ですが、
奈佳一は偏屈親父がやっている思いっきりこだわりをもった手打ち蕎麦の名店なんですね〜。
裏側はこんな感じです。

ベースの踏み石部分を塗装し、地面はカラーパウダーを撒布してあります。
パウダーの乾燥を待って、庭木を植える予定です。
それにしても、この出桁造りシリーズは、非常に作りもしっかりしていて、いい出来のストラクチュアですね。
ディーテイルがはっきりしているので、塗装もし易いと思います。

さて、今週はあと、みかんの木の製作にも着手しました。
実は先週、甚六郎さんにみかんの実を大量に分けていただいたのですが、コレがまた非常に小粒で、
元々はビーズ玉を一粒ずつピンセットで摘んで木に付けていく積りでしたが、
とてもそんな作業が出来るような代物じゃありません。
そこで、木に木工用ボンドを塗った上から、みかんの実をパラパラと振りかけるという工法を採用しました。

みかんの実の色がまだらになっているのがお判りになるでしょうか?
実はコレ、みかんの実が木工用ボンドに溶け出しているんですね!

まだボンドが乾いていないので、完全に乾燥するとどのようになるのかは現時点では不明ですが、
少なくとも現状は、みかんじゃなく、木にへばりついたイクラであることに間違いはありません(T.T)

工法を変更し、木工用ボンドではなく、スプレー糊を使ってみようと思います。

今週はこんなところです。
来週は新工法採用によるみかんの木製作を行ってみようと思います。
ボンドの乾燥後、イクラがどのように変化するのか、併せてレポートしますね。

完成までの予想所要期間:せっかく甚六郎さんに頂戴した貴重なみかんの実がイクラに〜!
スプレー糊工法の成果がなければ、みかん山作りは壁に… 


2005年7月10日(日)
1週間のちょっと早い夏休みは、結局初日が出勤となったものの、後は無事に休むことが出来ました。
月、火と行った旅行は、大雨で散々でした(犬のまるびのダイアリーをご覧下さい)が、紀州まるび鉄道の工事は順調に進みました。

まずは、例のみかん山ですが、イクラみかんはとんでもない状態になり、新たにゼリータイプの瞬間接着剤で固着する方法を採用しました。

段々畑の下の段が、イクラみかんのなれの果てです。
結局、みかんの実が溶け込んだ木工用ボンドは乾ききらず、アイスキャンデーのみかんバーが溶けたような状態です。
上段は、瞬間接着剤で固着したものですが、思いっきり白化していますね。
で、この白化したみかんの実に、タミヤカラーのオレンジを使って、一粒ずつ色差しを行い、みかんの木の増産を図りました!

う〜ん、今年のみかんは大豊作ですね〜!
段々畑も、無事にてっぺんまで完成しました^^

畑と線路の間には、落石防止柵を設置しました。

ややフラットさに欠けるきらいはあるものの、アップにならなきゃ解らない!
カーブになった2本のレールの間に転がっている線路は、メルクリン社のZゲージのフレキを抜き取ったものです。
HIROさんの工法をパクって、脱線防止レールをつけようとたくらんでいます。

続いて、先週から続けていたべっ甲川沿いの王子(小さな神社)の前の整備状況です。

金華堂本店の隣に、同じく出桁造りの商店を配置し、お茶屋にしました。
店の前の芝生には、ちょっと休憩できる縁台を設置します。
池には例によって、グロスメディウムを流し込みました。
お茶屋の裏に配線が見えますが、夜間照明用のものです。
ちょうど建物の真下が、レイアウトボードの桟になっていて、離れたところから電流を引き込んでいます。
ブラ板で蓋をして、パウダーを撒布して埋め込んでしまいます。

このほか、今週は以前より探し回っていたヘルヤン社の機械工場のキットが入手できました。
で、嬉しくなって早速組み立ててみました。

メイン駅の左手のコーナーに設置することとし、紀州機工株式會社と命名しましたが、
ちょっと調子に乗ってウェザリングし過ぎたかな…。
何だか、廃工場みたいに見えますが、立派に営業継続中です!
メイン駅側より引込線を設置しようと考えています。
この休暇中に衝動買いしたDD16は、この辺りで活躍することになるのでしょうか…。

今週はこんなところです。
来週は3連休ですが、初日の土曜日に海上自衛隊の護衛艦が和歌山港に寄港するらしく、体験乗艦に行って来ます。
日、月と工事を行い、月曜日の夕方にこの製作日記を更新しますね。

最後に、みかん山の山頂付近からの画像を貼っておきます。

完成までの予想所要期間:みかんの木は色差しが面倒だけど瞬接工法で一応解決…。
年内完成が段々現実味を帯びてきたかな〜 


2005年7月18日(月)
今週は3連休でしたが、予定どおり初日は、護衛艦・さわぎりの体験航海に参加してきましたので、実質的に工事は後半2日間でした。

この体験航海の写真は、犬のまるびのダイアリーの方にもう少し貼ってありますので、興味がおありの方はそちらをどうぞ♪

さて、今週の工事は、まずは例によって、王子の前の街並み整備工事。
途中、最も恐れていた鉄砲水に見舞われたりしましたが、何とか進みました。
鉄砲水って、早い話が木工用ボンド水溶液がたっぷり入ったコップをひっくり返したんです。
だんだん空き地がなくなってきて、置き場所に困るようになって来ていたのですが、
いつかやりそうな気がしてたんですよね…。
おかげで、王子の前の地区は、一面ボンド水溶液の海となりましたが、何とか復旧しました。

結局、この地区には出桁造りの商家が4軒並びました。
お茶屋さんの前には縁台とポストを設置しました。

反対側からの画像です。

一番手前は、和菓子屋さんにしました。
ちょっとした参道という風情になりましたね。

続いて、先週煉瓦造りの建物のみが出来上がった紀州機工の構内です。

こちらの方は、とりあえず線路を敷設し、バラストとパウダーを撒布、側溝と万年塀を設置しました。
ワムを引っ張ったDD16が入線です。

こうしてアップにすると、窓枠にバリが残ってますねぇ。
ヤスリ掛けをすることにします。

更に今週はこんな工事も実施しました。

本線のみかん山下のカーブに取り付けた脱線防止線路です。
HIROさんのアイデアを頂き、メルクリン製のZゲージ用のレールをばらした後、
タミヤカラーのレッドブラウンで塗装後、瞬間接着剤で貼り付けました。
レールの外側が浮いているのは、タコ糸でカントをつけてあるからです。

レイアウト本体の工事はこんなところですが、今週はこんな凄いストラクチュアをヤフオクでゲットしました。

小さなお寺です。
山門がついていなかったので、例によって2mm角のバルサの角材と余りの屋根パーツを使って自作しました。
実は、この屋根を加工している最中に、カッターで右手の親指をざっくりと切ってしまいました。
相当な深手でしたが、何とか血も止まり、今は余り痛みもありません。
甚六郎さんには随分ご心配をおかけしましたm(__)m

小さいながらも、本堂とお墓、更には無縁仏を祀るお地蔵さん、庭もついていて、ちょっと凄いです。
自作の山門がちょっと貧相ですが、まるびの技術では止むなしですね…。

サイズがかなり大きいので、もはや設置可能な空き地がありません。
役場を設置する面積を狭くして、無理やり設置しようと思います。

今週はこんなところです。
来週はこのお寺の設置と紀州機工の構内整備を進めます。

完成までの予想所要期間:年内完成に向けて、いよいよまとまった空き地が減ってきましたよ〜!
そろそろ夜間照明用の配線に取り掛かる必要がありますね 


2005年7月24日(日)
今週の工事は、まずは紀州機工の構内の整備から取り掛かりました。
レンガ造りの工場本体は先週まででほぼ完成していましたが、工場に必ずある安全第一の看板がなく、
まずは例によってエクセルを使って自作しました。
続いて、殺風景な工場に緑を!ということで、KATOの針葉樹セット(小)を使って、
まずは立ち木の準備をし、並行して小石とターフ、パウダーを使って木を立てる地面の整備を行いました。

で、出来上がったのがこの状態です。

木造の事務所はまだ仮設状態。
プラ板の基礎を取り付けなければいけませんね。
築堤を登る支線にもメルクリンのフレキを使ってガードレールを取り付けました。
どうしたものか、バラストがひび割れだらけになっているので、撒布のやり直しが必要です。

続いて、先週ヤフオクでゲットした小さなお寺の設置工事ですが、こんな風になりました。

設置場所はメイン駅前のバス車庫と役場の裏、線路に面した裏通りといしました。
(と言うか、コレだけの面積がすっぽり収まる場所が、もう他にはありません…)
駅前の通りから入ってくる道を付け、線路に突き当たったところで、クランクに折れて、線路沿いに狭い道路が続いています。
ついでに、駅構内の空き地もちょっとだけ地面を作りました。

先週の更新では甚六郎さんよりお地蔵さんがよく見えないとのご指摘がありましたので、このアングルからの写真をアップしました。
このアングルは自作の山門のアラが見えてしまって、ちょっと辛いです〜(^^ゞ
お地蔵さんは非常に細かいパーツですが、はっきりとお地蔵さんに見えますよね。
どうも、型に樹脂を流し込んで作ってあるようですが、まるびにはちょっと真似できそうにもありません。

今週はパソコンのトラブルなんかもあり、ココまでやっとのところです。
掲示板でご報告のとおり、もう少しで新機種導入に踏み切ってしまうところでした。
来週は今週の流れのまま、役場の整備とお寺の周辺の整備をしようかなと思っています。

完成までの予想所要期間:今週はパソコンのトラブルもあって、ちょっとペースダウンです。
でも年内完成は揺るぎ無しか〜  


2005年7月31日(日)
いよいよ7月も終わりとなり、明日はもう8月…。
今週の紀州まるび鉄道建設工事は、予定どおり役場周辺の整備からスタートしました。
だだっ広い敷地にポツンと建物だけが建つ役場ですが、まずは塀の設置工事から着手しました。
今までの大型ストラクチュアと言えば、大きなお寺に学校、紀州機工、紀伊國酒造といったところですが、
お寺以外、全て塀はGMキットの万年塀でしたので、役場は浦島支線さんご発案の生ゴミネットを使った解放的なフェンスにすることにしました。

このフェンスについては、今まで何度か作ってきて、それなりに失敗を重ねていますので、
今回は、1.2ミリの丸棒と瞬間接着剤で枠を完璧に作り、
その上に現物合わせで大まかに切り抜いたネットをこれまた瞬間接着剤で張り合わせ、
最後に縁にはみ出た余分なネットをカットする という工程にしました。
また、ネットの着色は目詰まりの原因となりますので、今回は素材の色をそのまま活かしました。
コレをスチレンボードより切り出したコンクリート基礎の上に立てて完成です。

敷地の一部に植え込みを作り、木を突き立てて、役場敷地の工事は一旦終了。
次に、役場裏のお寺の隣地の整備にかかりました。
この空き地は、ミニ開発された3区画の分譲地とし、ウチの1区画には既に家が建築された状態、
もう1区画は工事の真っ最中で、残り1区画が販売中という設定にしました。
分譲地全体の周囲を2ミリ角のプラ棒で囲み、中にパウダーの土を盛りました。
看板類は例によって、エクセルでの製作です。

工事中の区画には2ミリの角棒で作った基礎を据える予定ですが、パウダーが未完走のため、固定できていません。
プロの建築家である南部蒸気さんあたりから叱られそうな基礎ですが、
雰囲気的にはこんな感じかな…と思っています。
最終的には周囲には足場を組んで、柱を立てている最中 という状態にしようかなとなんとなく思っています。

僅かにコレだけの面積ですが、結構こまごました工作に時間をとられ、
今週はここまでしか進みませんでした。

話は変わりますが、先日、タミヤから発売されたウェザリングマスターBセットというのを買ってみました。
湿り気のあるパステル粉が、女性が使う化粧品のファンデーションのようなケースに入っていて、
やはりファンデーションを塗る時に使うようなスポンジと筆が付属しています。

早速、先日導入したDD16にウェザリングをして見ました。

とりあえずの実験段階ですが、なかなかいい使い勝手です。
すす汚れの黒と錆び汚れの茶色を使いましたが、粉の付きもよく手で触ったくらいでは落ちそうにありません。
ウェザリングは人によって好き好きでしょうが、かなり重宝しそうな感じですね。

今週はこんなところです。
来週はこの流れのまま、道沿いに役場の向こう側の整備を進めて行きます。
貧弱な支線の高架のガーター橋の基礎周りも手直しを行わなきゃ…。

完成までの予想所要期間:完成に向けての難関は照明設置工事か…。
とりあえず今のところは、空き地を埋めることに専念します〜 




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