このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


  発掘現場は豊臣時代の旧大坂城内にあたる。発掘調査、炎天下の初体験!!

ようこそ炎天下の発掘現場へ!
初めての考古学用語が出てくる。調査官の方が、わからな
いことを丁寧に解説して下さいました。
ベルトコンベヤーで掘り出した土を運びます
土運びの優れものだそうです。土器などは先に取り除きま
す。何かすごいものが入ってないかな?
江戸時代の井戸の跡
何枚かの瓦を組み合わせて造っていました。
この上に立つのっていいのかな?
この黒い線はなあに?
井戸を掘るときに、鍬を入れた跡です。瓦をはめた後、土を
周囲に入れて埋めていきます。
大坂城と同じ時代の下駄を発見!
木製のものは残りにくいそうです。でもここは、水気が豊富
だったために残りました。
親指やかかとの跡までくっきりと残っています。
この跡なんやろ?
古墳時代くらいの柱の跡とのこと。濃い土ではっきりとわか
りますね。
ガリガリガリ
なめるように削る。地面の色の違いがくっきりと出てきまし
た。「どう?」「出てきた?」
何かあるで!
ガリガリ続行中にレンガ色の物が(写真中央)が出てきまし
た。土器か!何とそれは古墳時代の「土師器」という弥生
土器が進歩した土器の破片でした。すごい!
あっ!おはし
当時のゴミ捨て場から出土。はしがあるなら、あれ出てきそ
でしょ?みそ汁とか入れる。400年前のゴミのすえたような
においが一瞬だけしました。
現場の図面
この遺跡のすべては図面に記録されていく。
黒漆のお椀が出土!高級品だ!
さらに表面に赤い漆で鶴が描かれていた。
昔の大坂城内だからこそ、こんなものが出てくる。
とても庶民の日用品ではないそうです。

大阪城跡遺跡(大阪市)  このページは大阪市文化財協会様のご指導を受けた後に作成しました。
  

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