このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

高校3年生対象               
3ポイント・アドバイス 
 (番号と表題は『資料で学ぶ歴史攻略ノート』[山川出版社]による。以下『攻』と記す)
  ※このページの空欄は,マウスで反転させると文字が見えるようになっています。自宅学習の一助として下さい。

1人類の出現〜2世界の古代文明〜3中国の古代文明
 ①『岩宿の発見』(相沢忠洋)
   探求心のすごさと,発見時の興奮を感じつつ,その意義を確認する。
    赤土…関東ローム層(旧石器時代に堆積した火山灰土である)

   ※化石人骨の発見地を含め,主要遺跡名とその位置を『攻』で確認しておきたい。

 ②文化段階での時代区分,考古学による時期区分,地質学による時代区分
   先土器時代   → 縄文時代   → 弥生時代   
   旧石器時代   → 新石器時代 → 金属器時代(青銅器時代→鉄器時代)
   更新世(洪積世)→完新世(沖積世)

   ※旧石器時代の石器の編年を『攻』で確認しておこう。

 ③中国史(〜三国時代)
   始皇帝の「」→劉邦(高祖)の「前漢」→[「新」]
    →光武帝の「後漢」→「」「」「」の三国時代
   
   ※年代,特に,都となった長安や洛陽,漢の武帝による楽浪郡,三国時代の
     位置関係や帯方郡などを,『攻』で確認しておきたい。

4縄文文化の時代
 ①竪穴住居・貝塚・打製石器と磨製石器,骨角器,縄文土器

  ※語句からイメージがわきますか。石器については,手近な図表などで,見てお
    こう。たとえば「石鏃」「石斧」「石皿」「石匙」など

②縄文時代の時期区分と主要遺跡
   例 三内丸山遺跡(青森県),大森貝塚(東京都),亀ケ岡遺跡(青森県)
  交易の証明ともなる利器の材料となった石材の産地
 黒曜石  ← 長野県の和田峠,北海道の十勝岳,九州の阿蘇山など
 サヌカイト← 奈良県〜大阪府の二上山など
 硬玉   ← 新潟県の姫川など

  ※各遺跡や石材の産地を位置を含めて『攻』地図で確認しておきたい。

 ③呪術的風習(アニミズム) [シャーマニズム,トーテミズム…『攻』6頁参照]

  ※具体的に説明できますか。 例 「土偶」,「屈葬」,「抜歯」

5弥生文化の時代
 ①竪穴住居に加えて,倉庫的な建造物の出現 →「高床倉庫
   軍事的性格を持つと考えられる集落の出現  →「高地性集落」「環濠集落」
   特殊墓制の出現(首長の存在を示唆する)   →「支石墓」「甕棺墓」
                                 「箱式石棺墓」「方形周溝墓」

  ※大阪府立弥生文化博物館などで復元された模型がある。せめて図表で見ておこう。

 ②何と言っても「米作り」だ。湿田〜乾田へ。道具や土器,金属器なども
  石器や木器 → 例 刈り取りは「石包丁」,田に入るのは「田下駄」「大足」など
  弥生土器   → 「」…煮炊き,「」…貯蔵,「高坏」…盛りつけ,「」…蒸す
  青銅器    → 「銅鐸」「銅矛」「銅剣」「銅戈」
  鉄器      →  「鉄鎌」「鍬」

  ※形がイメージできますか。図表などで確認しておこう。

 ③弥生時代の時期区分と主要遺跡
  例 板付遺跡(福岡県),唐古・鍵遺跡(奈良県),池上・曽根遺跡(大阪府)
    登呂遺跡(静岡県),弥生町遺跡(東京都),吉野ヶ里遺跡(佐賀県)

  ※ 各遺跡を位置を含めて『攻』地図で確認しておきたい。

※※原始はひとまず終了。慣れましたか?調子を上げてください。(で)

6邪馬台国〜7『魏志倭人伝』を読もう
 ①史料を読もう。次の記事が読み取れますか。
  『漢書』地理志    → 百余国の小国分立の様子。楽浪郡への朝貢。
  『後漢書』東夷伝 → 国王の遣使記事。倭の国王らの生口献上記事。
                倭国大乱記事
  『三国志』「魏志倭人伝」→邪馬台国への道程。風俗や産物。身分と社会。
               卑弥呼の女王就任。外交,金印等と「親魏倭王」の称号
                卑弥呼の死後。臺与の女王就任。

  ※史料必修。ただし資料集のものは「書き下し文」の形だ。『攻』の原文で見てみよう。

 ②「邪馬台国論争」とは
   主として畿内説と九州説。→約100年,日本の統一の時期が違ってくる。

  ※大和王権(大和朝廷)との関係は,どうなると考えられますか。

 ③卑弥呼の時代
   王権の世襲は未確立,また,の権威を借りる必要があった。
   完全な統一は未達成

  ※なぜ,それがわかるのか。根拠を『攻』で調べよう。
  
8大和王権〜9隋・唐・宋・元帝国
 ①古墳時代の各期の特色をまとめよう
  分布  …畿内の丘陵部・台地上など → 全国の平野部 → 山間部にも
  内部  …竪穴式石室                        → 横穴式石室
  埴輪   …円筒埴輪            → 形象埴輪    → 少ない
  副葬品 …鏡・玉・剣など         → 武具・馬具など → 生活用品など

  ※こうした変化からわかることは何か。
  
 ②「石上神宮七支刀」・「高句麗好太王碑」・『宋書』倭国伝から
  七支刀…百済との関係,  好太王碑…倭の半島進出を示す交戦記録,
  倭の五王と遣使…倭王武の上表文
  中国史 … 南北朝時代(北朝「北魏」など,南朝「宋」など六朝)→「」の統一
          は短期間→高祖〜太宗・李世民による「」の統一・律令国家 
          → 五代十国時代 → 太祖・趙匡胤による「宋(北宋)」の統一
          → 女真族の「」北部に,南部に「南宋」→チンギス=ハン蒙古帝国・
           〜フビライ=ハンによる「」の中国統一
   朝鮮半島… 北部に「高句麗」・南西部に「百済
           ・南東部(日本海側)に「新羅」の三国時代

   ※史料必修,特に倭王武の上表文。日本と朝鮮半島・中国とのかかわりが読み取れるか。

 ③氏姓制度
   氏→氏上と氏人   姓(身分称号)→,直,首など,
   大王の補佐 →大臣大連  
   職務を分担 →伴造品部
   地方     →国造と県主
             屯倉(直轄地)と田荘(私有地),
            名代の民・子代の民(直属民)と部曲(私有民)

10飛鳥の政治
 ①継体〜欽明 大伴氏(大連)の失脚,物部氏(大連)と蘇我氏(大臣)の台頭
   仏教公伝→538年説と552年説 崇仏論と廃仏論(欽明天皇)

   ※各説を記す史料をおさえる。蘇我氏と物部氏の対立

 ②推古〜皇極・孝徳・斉明 
   聖徳太子と蘇我馬子 →十七条の憲法(2004年は制定1400年),冠位十二階,遣隋使の派遣(推古天皇)
   大化の改新 → 年号「大化」の制定,改新の詔の発表,
              難波長柄豊碕宮への遷都と新人事の発表(孝徳天皇)
   白村江の戦い → 敗戦後の動き 水城の建設など(斉明天皇とその没後)

   ※資料集で確認する。流れとしてとらえる。

 ③天智〜天武・持統・文武 
   近江大津宮に遷都・近江令の制定・庚午年籍の作成(天智天皇)
   壬申の乱の勝利 →皇親政治の実現,天皇の神格化
                ・飛鳥浄御原令の制定(天武天皇)
   藤原京の造営(持統天皇)
   大宝律令の制定(文武天皇)

  ※流れとしてとらえる。『攻』の系図でも確認しておきたい。

11旧国名を覚えよう(自習課題)
 ①五畿七道の区分
 ②旧国名の整理
 ③現在にも使われる旧国名を使った言葉

 ※『攻』で作業をしつつ,日本史の舞台を知る。できるだけ意味や成り立ちも知る。

12律令制度〜13木簡に律令制度を見る
 ①律令官制と,身分制度
   衛府,都の左右の京職,難波津の摂津職,そして西海道の大宰府
   官位相当制,等官制,良民と賤民五色の賤

  ※組織は暗記しかない。ただ,そこにいた人々の思いも想像したい。

 ②戸籍と計帳,農民の負担
    口分田の班給や租庸調の計算,雑徭・兵役(軍団兵士,衛士防人)の基準,
    公出挙と私出挙

  ※例 戸籍に五人家族が記されていて,うち6歳以上の良民男子が2人,良民女子2人,
      男子2うち,1人が正丁(21〜60歳の男子)でもう1人は子どもとすると。
     →口分田は[2反×2人+1反120歩×2人]で6反240歩の計算となる。
       租は[6反240歩×1反あたり2束2把]で,ほぼ14束7把の計算だ。
       庸と調は各人分となる。仮に正丁1人が兵士になっていたなら庸と調は免除となる。
  ※「令義解」は必修。『万葉集』の貧窮問答歌や防人の歌も見ておきたい。

 ③木簡は,少ない史料を補う貴重な情報だ。

  ※『攻』では,4枚の木簡を実物大で紹介している。「調」の荷札と都での役人の人事に
    関係するものだ。解読にチャレンジしよう。

14平城京と平安京
 ①政権担当者の変遷
   天皇 … 元明→元正→聖武孝謙→淳仁→称徳光仁桓武→平城→嵯峨
   実力者…藤原不比等→長屋王→藤原四兄弟→橘諸兄藤原仲麻呂道鏡→藤原百川ら
   遷都 … 藤原京(694〜710)→平城京(710〜784)
                       └[恭仁京難波宮紫香楽宮](741〜745)
         →長岡京(784〜794)→平安京(794〜1868)

  ※年表形式でおさえたい。『攻』の本文と系図で確認したい。

 ②誰の時のできごとか
   平城京遷都(元明天皇・藤原不比等),養老律令の制定(藤原不比等)
   百万町歩開墾計画・三世一身の法(長屋王)
   光明子の立后・天然痘の大流行(聖武天皇・藤原四兄弟)
   吉備真備らの登用・藤原広嗣の乱・国分寺建立の詔・
   墾田永年私財法・盧舎那仏造立の詔(聖武天皇・橘諸兄)
   養老律令の施行・橘奈良麻呂の乱(藤原仲麻呂)
   宇佐八幡宮神託事件(称徳天皇・道鏡)

  ※『攻』の本文で確認したい。「三世一身の法」「墾田永年私財法」「盧舎那仏造立の詔」
    などの史料は必須。『続日本紀』の史料を読んでおくべし。

 ③桓武天皇・嵯峨天皇の政治改革
   官制の整理統合→令外官の新設 例 征夷大将軍,勘解由使(桓武天皇)
                            蔵人所,検非違使(嵯峨天皇)
   法制の整備  → 格式の制定 例 三代格式
   農民の負担の軽減       例 軍団兵士の廃止→健児の制,雑徭の半減
   遷都  →平城京から 長岡京,平安京へ

   ※藤原緒嗣の意見も読んでみよう。

15飛鳥〜天平文化
 ①中心は仏教文化 → 飛鳥文化,白鳳文化,天平文化の具体例をあげよう。
   寺院建築 飛鳥文化…飛鳥寺(明日香),四天王寺(大阪),広隆寺(京都),
                  法隆寺(斑鳩)
          白鳳文化…薬師寺(奈良)
          天平文化…東大寺(奈良),唐招提寺(奈良)
   仏像彫刻 法隆寺金堂釈迦三尊像,法隆寺夢殿救世観音像,法隆寺百済観音
          中宮寺弥勒菩薩像,広隆寺弥勒菩薩像      (以上 飛鳥文化)
          薬師寺金堂薬師三尊像,興福寺仏頭       (以上 白鳳文化)
          東大寺三月堂不空羂索観音像,東大寺三月堂日光・月光菩薩
          興福寺八部衆像の阿修羅像,唐招提寺鑑真和上像 (以上 天平文化)
   絵画工芸 玉虫厨子,高松塚古墳壁画,キトラ古墳壁画,法隆寺金堂壁画
          薬師寺吉祥天像,正倉院鳥毛立女屏風

  ※図表で確認したい。『攻』の表や「切手に見る文化」で楽しむこと。

 ②『古事記』と『日本書紀』の比較
   編者     …記→太安万侶(稗田阿礼・伝) ,紀…舎人親王
   記録の範囲…記→推古天皇の時代まで   ,紀…持統天皇の時代まで
   分量     …記→3巻              ,紀…30巻+系図1巻(現存しない)
   文体     …記→和習の漢文の主観的記述,紀…純粋な漢文の客観的記述

  ※資料集で成立にかかわる部分を見ておきたい。

 ③正倉院宝物
   ※奈良国立博物館の秋恒例の「正倉院展」も一度は見てみたい。
     今年・平成16年で第56回を数える。毎年70点ほどが展示されている。

※※いよいよ本格的に平安時代へ。ここまでくれば自分の好調さを維持。
   不調な人も気にせず自分をのせて下さい


16摂関政治
 ①藤原氏の他氏排斥
    「薬子の乱」     (810年・藤原冬嗣→藤原家)
    「承和の変」     (842年・藤原良房→伴健峯・橘逸勢)
    「応天門の変」   (866年・藤原良房→伴善男)→良房は正式に摂政に就任
    「阿衡の紛議」   (887年・藤原基経→橘広相)→基経は正式に関白に就任
    「菅原道真の左遷」(901年・藤原時平→菅原道真)
    「安和の変」     (969年・藤原実頼→源高明)→以後摂関は常設となる

  ※『攻』の系図もあわせて確認したい。

 ②天皇親政の最後
    「寛平の治」(宇多天皇)・「延喜の治」(醍醐天皇)・「天暦の治」(村上天皇)

  ※『攻』の系図もあわせて確認したい。

 ③摂関政治の全盛期
    藤原道長(御堂関白・『大鏡』[批判的記述],『栄花物語』[賛美的記述],
                  『小右記』[作者は藤原実資],『御堂関白記』[作者は藤原道長])
    藤原頼通(宇治関白・平等院鳳凰堂の建立)

  ※それぞれ史料もあわせて見ておきたい。特に『小右記』は必須。

17武士の台頭
 ①武士の活躍
   平将門の乱  (935〜940) ←藤原秀郷平貞盛が平定
   藤原純友の乱 (939〜941) ←源経基小野好古が平定
   刀伊の入寇  (1019)     ←藤原隆家が撃退
   平忠常の乱  (1028〜31) ←源頼信が平定
   前九年の役  (1051〜62) ←源頼義源義家が平定
   後三年の役  (1083〜87) ←源義家が平定

  ※源平の関係系図で整理したい。『攻』では,戦乱ごとに関係者を囲んでいるので確認したい。
    戦乱については,地理的位置関係や簡単な中身も確認したい。
    平将門の乱の『将門記』,前九年の役の『陸奥話記』などの軍記物も資料集で読んでおきたい。

 ②平泉の繁栄
    奥州藤原氏→1 藤原清衡,2 藤原基衡,3 藤原秀衡,(4 藤原泰衡)

  ※源氏との関係も知っておきたい。

 ③武士の公認
    追捕使,押領使,滝口の武士(蔵人所の下で宮中を警備),北面の武士(白河上皇による。院の警備)など

  ※源氏や平氏が,都のどのような勢力により取り立てられたのか。

18院政と荘園公領制

 ①荘園の寄進
    本家・本所(荘務権を持つ場合)←領家荘官・預所・下司
    荘民の負担…年貢(田畑の面積による米など)・公事(布や野菜などの特産物)・夫役(労働税)
    荘園の独立…不輸の権の獲得→不輸租田(官省符荘と国免荘がある)
             不入の権の獲得→検田使の立ち入りを拒む

  ※肥後国鹿子木荘の史料などを具体的に見ておきたい。

 ②国衙領(国司の支配する公領),勅旨田(皇室領),官田(諸官庁の直営田),公営田(大宰府の直営地)などの形成

  ※国衙領と荘園の似て非なるところを確認したい。『攻』に図あり。後三条天皇による延久の荘園整理令は必須史料だ。

 ③院政の開始(後三条天皇の皇子,白河上皇にはじまり,鳥羽上皇,後白河上皇が最盛期)
    延久の荘園整理令記録荘園券契所の設置,宣旨枡の使用など度量衡の統一。
    院庁,院宣・院庁下文,院司,北面の武士に平氏を登用,六勝寺の建立や,熊野高野山参詣など厚く仏教に帰依

  ※『攻』の系図でも確認したい。高野・熊野は世界遺産にも登録され話題性は抜群である。

19平安時代の文化
 ①六国史・勅撰漢詩集から仮名文字の文学,そして軍記物・歌謡へ
    弘仁・貞観文化(漢文体に限る)
     六国史…国威高揚のための国家編纂の正史
           『日本書紀』(神代〜持統天皇),『続日本紀』(文武天皇〜桓武天皇),
           『日本後紀』(桓武天皇〜淳和天皇),『続日本後紀』(仁明天皇)
           『日本文徳天皇実録』(文徳天皇),『日本三代実録』(清和・陽成・光孝天皇)
     勅撰漢詩集…『凌雲集』,『文華秀麗集』,『経国集』   (『性霊集』は私撰,空海による)
    国風文化 (仮名文字に限る)
     勅撰和歌集…『古今和歌集』(紀貫之らの撰)〜
     物語     …『竹取物語』,『伊勢物語』,『源氏物語』(紫式部)
     随筆     …『枕草子』(清少納言)
     日記     …『土佐日記』(紀貫之),『蜻蛉日記』(藤原道綱の母),『紫式部日記』(紫式部),
              『和泉式部日記』(和泉式部),『更級日記』(菅原孝標の女)
    平安末期の文化(軍記物、歌謡に限る)
     軍記物…『将門記』,『陸奥話記』
     歌謡  …『梁塵秘抄』(後白河法皇の撰)

   ※それぞれの時代の特色といえますね。正しく漢字で書けますか。

 ②平安仏教の展開(密教〜浄土教へ)
    天台宗(最澄・比叡延暦寺)と真言宗(空海・高野金剛峯寺),曼荼羅(神護両界曼荼羅・両界曼荼羅),
    室生寺(金堂釈迦如来像),園城寺(黄不動),観心寺(如意輪観音像),薬師寺僧形八幡神像,翻波式,一木造,
    神仏習合,本地垂迹説(が本体で,は民衆教化のための仮の姿)
    修験道(山岳仏教と山岳崇拝の融合),陰陽道(物忌,方違など)
    末法思想〜浄土教,阿弥陀堂建築…平等院鳳凰堂(山城・宇治),
                           中尊寺金色堂(陸奥・平泉),富貴寺大堂(豊後),白水阿弥陀堂(陸奥)
                 阿弥陀如来像…平等院鳳凰堂阿弥陀如来像(朝の作),法界寺阿弥陀如来像(定朝様),寄木
    空也・源信(『往生要集』著),来迎図(高野山聖衆来迎図など)

  ※寺社は必ず地理的位置関係も把握したい。阿弥陀堂建築の広がりなど。『攻』にマップあり。

 ③絵巻物
    「信貴山縁起絵巻」,「伴大納言絵巻」(常磐光長),「源氏物語絵巻」(藤原隆能),「鳥獣戯画」(鳥羽僧正覚猷?)
  
  ※図録で雰囲気を見ておこう。『攻』には切手も一部あるよ。

※※ お疲れ様。これで古代史終了です。
    よく頑張りました。ご褒美に長野県上高地の自然美を見てね。
    次時の「平氏政権」は中世に入れます。  一区切りだね☆
(で)                  

 

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