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本間育代30歳、35歳になる夫がいる主婦である




本間育代30歳、35歳になる夫がいる主婦である。夫育三は商社に勤めていて、海外出張も多い。育代は今日も一人家で過ごしていた。海外主張の夫、育代はなんだか寂しいようなそんな気持ちであった。育代は学校を出た後は、そのまま御見合で今の夫と一緒になった。学校は女子大で恋愛経験もない。夫との間には性生活は存在したが、未だ子宝には恵まれず、姑からは毎日のように子供はできないのかと、催促の来る有様であった。今日も、また、あの姑から電話がかかってくるのか。そう思って暗い気持ちでいた。姑栗子は55歳で、10人もの子供がいる夫は次男であり育代は同居を免れたか、栗子の末っ子は今年5歳である。22歳で結婚した育代は8年の結婚生活で妊娠の兆候も見られなかったが、この間栗子は子を産んでいるのである。元気な姑からしてみれば育代にたいしての小言は当然至極なのかもしれない。育代は20時ぴったりにかかる姑の電話を待っていた。早くそれがかかってきて終わることを祈って。20時になった、いや19時59分であったろうか。電話がかかってきた。いつもは20時ぴったりなのに、そう思いつつも電話を取り上げた。
「もしもし?」
「はい、本間でございます」
「あ、本間さんの奥さんですか?」
「はい、そうですが、どちら様でございますか?」
「あ、どうも。私、ご主人と同じ会社に勤務しております、入田元気と申します。」
「あ、入田さんですか。主人がいつもお世話になっております、お話はよく主人から聞いております」
「あ、どうも。いや実は、会社で必要な書類があるのですが、先ほどご主人に電話しましたら、自宅の方にあるとのことなのです。で至急必要なものなので、ぜひ今からとりに伺いたいと思いまして、それでお電話差し上げたのです」
「あ、さようでございますか?ではお待ち申しております」
入田は既に最寄の駅に来ているとのことであった。彼の電話のせいか、今晩は姑から電話はかかってこなかった。あきらめたのであろうか?いやそんなはずはない、あの姑のことだ、きっと後出かけてくるに違いない。そう思ったのであった。15分ほどして彼がやってきた。玄関のベルが鳴り、「は〜い」と出た。入田がそこにたっていた。本間の家は2DKの団地であった。一部屋が客室で、もう一部屋が育三と育代の寝室兼育三の書斎であった。
「どうも、はじめまして、入田です」
「あ、どうぞお入りください」
といい、彼をDKに通した。お茶を入れ、彼に聞いた。
「主人に電話したのですけどあいにく出先とのことで…」
「ああ、さっきうかがったとき書斎の机の中にあるとのことなんですが」
「あ、そうですか。では、お待ちください。探して参ります」
育代はそのまま寝室兼書斎に向かい引き出しを捜した。それらしきものは見当たらず、仕方ないのでそれを入田に伝えた。
「では、私も探しましょう」
そういうと彼は、育代と育三の蜜の部屋に侵入してきた。
「おかしいな、確か机の引き出しにあると聞いているのですが…」
二人はそのままその部屋を探した。結局書類は見つからずそのまま、立ち尽くした。
「変ですね。ご主人の勘違いなのかな?」
「主人に電話して確かめてみますわ」
そういうと育代は、電話口に向かおうとした。そのときである、もはや入田の目は尋常ではなかった。不気味な笑顔を見せながら、
「ふふふ、奥さん分かりましたよ。書類の在り処が。」
「え?」
育代がそう答えると、「書類の在り処は奥さんの大事なあそこに隠されているのですよ」「え?入田さん何をおっしゃっているの?」
そのまま入田は彼女をベッドに押し倒した。服をびりびりに破き、下着をことごとく剥ぐ。
「へへへ、奥さん。あなたの大事な場所だね」
半よだれをたらしながら、男は自分の唇をなめていた。
「うまそうだ、奥さんのことはずっとしっていますよ、ご主人の会社の机に写真がありますしね。実は一度江ノ島海岸で一緒のところをお見かけしたのですよ」
そう言うと、男は育代の体を嘗め回した。男の下があそこに行くと
「あ〜あ、おやめになって」
感じながら育代はそう言うしかなかったのである。
「結婚して8年も子供ができないのだそうではありませんか、ご主人は彼方のことを昇天されてくれるのかい?」
男のはまるで口説きの口調で彼女に迫ってきた。育代も感じ始めてしまってどうしようもなかったのである。やがて時が過ぎ、男が彼女の体の中に入ってきた、男は彼女を左右前後に揺らしながら、彼女と一心同体になっているのであった。
「あ〜あ〜あ」
育代は激しく声を出し、その声は21時だというのに、団地中に響き、ベッドのきしみは下の階の赤子が泣き止まない要因となっていた。やがて、二人は絶頂期になり、お互いに声を
「あ〜あ、入田さん、もっとお願い〜!」
「は〜は〜育代さ〜ん」
そして時が来て、
「あ〜あ〜、いく〜!いっちゃうわ!」
「育代さん〜気持ちいいいよ、いきそうだよ!いっしょにいこうね!」
いつしか、二人はそのまま、ベッドの上に寝ていた。やがて
「気持ちよかったかい?」
そう男が尋ねると、育代は
「え〜とっても良かったわ」
そう答えた。
「ご主人より?」
「ええ、主人は満足させてくれないもの」
二人は微笑みながら、接吻をしていた。そしてまた…。一晩中それをつづけていたのであろうか。そこに、電話を取らないことに腹を立てた姑が持っていた鍵で家の中に入ってきて、ずっと見ていたこともしらずに。育代がそれを知ったのは、男と寝室を出るときのことであった。


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