このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください



大井川鉄道井川線  1997.10


 大井川鉄道は北海道からはなかなか行きにくいところにあるので、今回が始めての訪問。千頭〜井川の井川線はマッチ箱のような小さい列車が日本唯一のアプト式ラックレール区間で最急90‰の勾配を登る山岳路線であり、期待するところ大でした。しかしかぶりつき席からの眺めは予想をはるかに上回る素晴らしさで、やみつきになりそう。ぜひまた訪れたい路線の筆頭です。



雑多な電車が憩う千頭駅。右手にお尻が見えるのは9600。腕木式信号機の右手が井川線乗り場。

本線から井川線への乗り換え通路。

井川線乗り場の低いホームで発車を待つ列車。先頭は無動力の制御車クハ604。

そのクハ発車前の給水風景(急カーブをスムーズに通過するための撒水のため、とNIFTY SERVE FTRAINでご教示いただきました)。

編成の後端に後補機ならぬ後押しDL。

先頭クハの運転台。後端のDLをここから遠隔制御する。写真からは読み取れないが、速度計は40km/hまでしかない(実際には25km/hくらいしか出さない)。発車すると左手にカーブして井川に向かう。

崖っぷちを行く井川線列車。とても1067mmゲージとは思えない。R50なんていう急カーブが連続する。

アプトいちしろ駅に進入。ラックレールの始端部と右手は専用EL。この列車用の補機は左手の側線に待機している。

アプトいちしろの先はすぐ90‰区間がはじまる。

アプトいちしろ駅の先頭クハ。後ろで人だかりがしているのはアプト区間用ELの連結作業。

90‰を登り始める。

新線区間のハイライト、レインボーブリッジにさしかかる。東京のよりも命名は先だそうな。この先が奥大井湖上駅。ただし湖はまだない。

ダム建設による線路付け替えで廃線となった旧線跡。真ん中へんにトンネルポータルが見えますか?

終点の井川駅は狭い谷あい。道路は井川村中心部方向へ向かう。左手の階段を上った上が井川駅。道路をオーバークロスするホームに列車が見える。




おまけ。
千頭駅でみかけたものです。

同じく。
なぜかシートをかぶっている思い切りミスマッチの近鉄車。



鉄道趣味のページへ もどる

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください