このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 

天賞堂プラ16番103系レポ(その4)

(2006年10月8日)

 

前回までにUP出来なかった下回り、上回りなどを。

 

先ずはモハ102の下回りです。今回の車種の中で下回りが一番複雑なモハ102ですが、よく作りこんであります。

 

真下から。すごいです。103のキットを沢山溜め込んでいるので、これだけでも売って欲しいです。w

  

続いてモハ102の台車。中央部分で支持&集電する独特の方式です。(バックマンではよく使う方式らしいです)

動力台車と一部の部品を共用する為の処置かと思われますが、やはり転がりはイマイチです。

  

続いてモハ103(動力車)。床板が重りを兼ねたダイキャスト製なので、Nゲージのような感じになっています。

 

写真が汚くてすみませんが、動力台車です。見ての通りグリスが凄い事に・・・。

この中華特製グリス、梱包のビニールなどに付着して車体を汚すことがあるので、購入した方は注意or早期の対策をおすすめします。

動力自体は静かでスムーズに動く良品なんですが・・・。

  

続いてT台車。ディスクブレーキが再現されていてリアルです。

M台車とは車輪径が違っている(=部品共用不可)為か、通常の車軸両端ピボット支持になっています。

 

屋根に行く前に各車妻板。左からクハ103・モハ103・モハ102・サハ103。見ての通り、金属の手摺をはじめ、モハ102の配電盤まできっちり再現されています。モハ102の反対側妻板にある変な形の手摺もちゃんとその形の物が付いています。

唯一、可動ホロ対応の為に変な形になっているホロ枠が惜しまれます。(意欲的な取り組みだとは思うのですが・・・。)

 

屋根上編。モハ103のパンタ周り。パンタは比較的頑丈そうな感じのもので、カツミの完成品についていた物に近い雰囲気です。

最近のパンタは華奢なので、個人的にはこのくらいがっちりしてた方がいいです。

配管は、母線・作用管共に屋根部分は別パーツ、パンタから避雷器への配管は金属線です。

リアルなのですが、ここまでやっておいてなぜか鍵はずし装置が一体で、やたら目立ちます。

 

続いてクーラーの上面&側面。側面のメーカー表記はいい感じです。

上面も、ファンの部分のメッシュを金属の別パーツにするという非常に凝った物なのですが、個人的には普通の表現の方がすきです。

カワイの103カインドキットのクーラーもメッシ別貼りだったのを思い出しつつも、そういえばマイクロエースのキハ183も同じということで、バックマン標準なのかもしれません。

 

クハの先頭部。信号炎管はきちんとボルトの再現のあるプラパーツ、アンテナは金属製で適度に強度のあるパーツです。

 

おまけ、戸袋窓のHゴムを黒にして見ました。

軽い気持ちではじめたものの、ネジ止めの室内灯外さないといけなかったり、窓ガラスがものすごく外れにくかったり大変でした。

また、窓のHゴム印刷が変な形(?)になっているため、普通の感覚で色いれすると、グレーが残ってしまうようです。

面倒なので普通の黒の油性マジックを使ったのですがこれは正解だったようで、筆とか烏口だと物凄く難しいと思います。

 

 

以上で一旦終わりにします。大好きな103系が製品化されたということで、色々書いて見ました。

皆様の参考になれば幸いです。

 

 

 

 

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