このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 

103系川越車川越貨物線で試運転

(2005年9月6日)

 

 

 

 

川越車輌センター配置の103系(ハエ53編成)が南古谷〜大宮間を2往復しました。

乗務員訓練らしいんですが、車内には大勢の社員の方々(しかも制服だけではなく保線・作業員の服を着た人も)が乗っていました。

 

ちなみに川越貨物線というのは大宮(地上)から日進(の手前)の間を結ぶ普段は使われない線路の事で、20年前に川越線が電化されるまでは大宮駅の12番線から川越線の気動車がこの線路を走っていました。

しかし、埼京線の開業に合わせて川越線を電化・大宮駅地下化の上で、新設された埼京線との直通運転を行なう事になり、それ以降は使われなくなりました。

 

それ以降、線路は残っているにも関わらず、川越車輌センターの205系大宮検査入場や103系廃車回送は 南古谷(川越車輌センター)→大宮(地下)→埼京線→新宿(折り返し)→東北貨物線(湘南新宿ライン)→大宮(地上) という大回りをしています。

このルートはものすごい遠回りな上に、ATCの無い川越線の車輌が埼京線のATC区間を走る為にATCを装備したクモヤを連結しなければならないという手間も発生します。

 

ところが、今年の初めに231系(小山車)の試運転がこの線路で行なわれたのを皮切りに何度か試運転が行なわれ、6月頃から始まった川越車の小山車セで車輪転削(※ 「■小山での写真」 「■その回送の様子」 参照)の際の回送に使用されるようになりました。

 

これは、車輪の転削を回送も含めて同じ大宮支社内で完結させるための処置だと思われますが、この川越車の他区での車輪転削は一時的なもの可能性が高い為、他にも何か利用する予定があるのかもしれません。

 

大宮駅12番線のとなりの線路に停車中。本来なら12番線に入るところなんでしょうが、12番線は未だに非電化な為103系は入線できません。

ちなみにこの線路、大宮に入場・廃車回送される車輌が入線する線路なんで、ぱっと見廃車回送のシーンに見えます・・・。

 

大宮駅を出発し川越貨物線に入る103系。

ちなみに、画面が激しく白くなってしまってるのはデジカメがダメになってしまったため。 (※松戸総車所詰所・デジカメ故障のページ参照)

 

大宮総合車輌センター試運転線(右)と高崎線(左)に挟まれた川越貨物線を走る103系。

後ろには解体中の武蔵野103が・・・。

このまま暫く高崎線と並走したのち、地上に出た川越線に合流します。

 

 

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