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E331系レポ@逗子(その2)
(2006年3月9日)
その他の写真です。
クハE330の側面。ちょっと見難いですが、クーラーの左にある普通の列車無線以外に、クーラーの右側にも同じ無線が設置されています。
531でも二本目の列車無線が準備工事状態で備わっていましたが、これもそれと同じ用途(恐らく情報機器関連)の無線アンテナかと思われます。
やはりDDMを採用。ACトレインで試された数々の技術のうち、DDMは103系を使った長期的な試験も行なうなど積極的だったので、まあ予想通りかと。
面白い事に、VVVF制御装置が台車の真横に設置されていながら、その台車はT台車だったりします。
逆に言えば、VVVF装置自体を出来るだけM台車から避けた配置と言う事で、ノイズなどの電気的な理由があるのかもしれません。
・・・と思ってたんですが、各機器の偏りとクーラーの偏りが全車同一の為、どうやらバランスの問題のようです。
外ホロも新規格の薄型の物。連接台車の構造上、今まで程互いにぶつかったり曲がる機会が少ない為に一枚のゴムに出来た物と思われます。一方で連結面間隔は狭い為、互いの取り付け位置が手前と奥にずれていて接触し難くなっています。
T331-500のパンタ付近。交直車の様な梯子の取り付け座が付いているが、これは連結面間隔が狭い上にジャンパ線等があり、妻板にステップを付けられなかった為だと思われます。
パンタは531のような丸棒を中心に構成された物で、目立つ黄色に塗装されています。
単体で撮るのを忘れてしまいましたが、台車はACで二種試されたうちの、それぞれの車体に空気バネがあるタイプが採用されております。
E331系は、7+7に分割できるように中間に位置する車輌の片側は連接ではなくなっております。
最初は単に保守時の分割を考慮しただけかと思っていたんですが、なにやら怪しい点が・・・。
先ず窓配置。最初は通常の4ドア車とドア間隔を合わせる等の理由かと思っていたんですが、どうやら先頭車と同じ配置らしいのです。で、決定的なのが屋根上。写真だと若干見難いのですが、列車無線が設置される位置や先頭部ブロックに当たるであろう位置が平らになっています。
先頭車との部材共通化にしては不自然(一発でプレスしてるわけではない筈・・・)で、あえてやったように思えます。
量産化改造時には、先頭化もありうるという事でしょうか。
余談ですが、西の321系は全車にパンタ台とM化準備、さらに先頭化に備えて妻板はボルト止め(これは223系から)になっているんですが・・・いくらなんでもあれを全部クモハ125みたいにする機会は無いと思いませんか?w
模型みたいに、金型作って屋根を一体成型するわけじゃあるまいし、全車にパンタ台とか無駄だと思うんですがねぇ。
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