このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください



第7話〜第9話

第7話   ジム戦


ハズキ「それじゃあ頑張って負けろよ(笑)」
タクス「もういいよ。勝つから。」

前回のとおり、ジム戦をすることになったタクスはブツクサ言いながらジムの前へ・・・。

タクス「ハズキにはああ言ったものの、手間までくると結構怖いな。それも僕はまだ数回しかバ
トルしたことないしな。」

そのとき背後から声がした。

少女(?)「そんなふうで大丈夫なの?」
タクス「ホントだよ・・・・・・っていうか誰?」
少女(?)「私はアオキ。そしてこのジムのジムリーダーよ。」
タクス「ジムリーダー?何でこんなところにいるんだ?」
アオキ「ちょっとね。買い物へ行こうと思っていたけど、それどころじゃないみたいね。中に入っ
て少し待っていて。」
タクス「は、はい。」

心の準備をする前からジム戦をすることになってしまったタクスであった。
そしてアオキが扉から入ってきた。

アオキ「改めて自己紹介するわ。私はこのアオキジムのジムリーダーのアオキ。まあ、私が
アオキジムを開いたから、このアオキタウンはできたんだけどね。」
タクス「そんな自慢話聞きに来たわけではないんだけど、
まあいいや(笑)僕の名前はタクスだ。」
アオキ「ここのジムのルールは、使用ポケモン1匹の『マルチバトル』よ。」
タクス「確かマルチバトル以外にも『ダブルバトル』があるんですよね。」
アオキ「そんなふうでホントに大丈夫なの?」
タクス「大丈夫・・・・・・・・・だといいな。」
アオキ「・・・・・・・・・そろそろ始めましょうか。」

審判「これより、アオキジム、ジムリーダーのアオキ 対 タトスタウンのタクスの試合を始めま
す。ポケモンは両者共に1匹のみです。
では、試合開始!!」

タクス「いけっ、サンド!」
アオキ「行きなさい・・・・・・ウソッキー!!」
タクス「ウ、ウソッキー?!」

おわり

第8話   速攻


アオキ「そう、ウソッキー。なかなか手に入らないポケモンよ。」
タクス「そんなもんどうした。サンド、ひっかくだ。」
アオキ「ウソッキーは岩タイプ。だからそんな事やっても無駄よ。ウソッキー、けたぐり!」
タクス「サンド、ころがるでよけろ!ついでにそのままウソッキーに攻撃だ!」
アオキ「やるわね。でもまだまだ。ウソッキー岩石封じでサンドを止めて!」
タクス「な、なにっ?!」
アオキ「そして岩ごとけたぐり!」
タクス「避けろ!サンド!」

ゴゴゴーーーン!!!

アオキ「勝負あったようね。」
タクス「まだだ!」
アオキ「えっ??」

いつの間にかサンドはウソッキーの上にいた・・・・・・。

タクス「行けっ、サンド。そのままころがる!!」
アオキ「ウソッキー、いそいで避けて!」
タクス「もらったーーー!!」

ドッカーーン

アオキ「ウソッキー!!」

審判「ウソッキー戦闘不能。よって勝者タクス!!」

アオキ「負けたわ。あそこで倒したと思って、油断したわ。」
タクスが喜んでいる時にアオキが近づいて来てそう言った。
そしてタクスにあるものを手渡した。
タクス「こ、これは・・・・・・。」
アオキ「そう、ここで言う『ロックバッチ』。そこのジムを越したという証よ。」
タクス「・・・・・・・・・・あ、ありがとうございます!!」

タクスはギリギリでアオキジムを越していった。

アオキ「・・・・・・・タクス・・・・か。・・・・・・・・強くなるわね。」

おわり

第9話   ダーク団


そのころハズキというと・・・・・・・・・・。

ハズキ「それじゃあ頑張って負けろよ(笑)」
タクス「もういいよ。勝つから。」

ハズキ「なんか本当に勝ちそうだな」
と言ってハズキは町の草むらへ向かっていった。
そして着いた。

ハズキ「お、何だあのモンスターボールは?」
そこにはモンスターボールが落ちていた。
そしてそのボールに向かって黒ずくめの男が歩いてきた。

男「何だお前は?」
ハズキ「は?『何だ』ってなんだよ!おれはハズキだ。悪いか?」
男「ハズキ?聞いた事ない名だな。しょせんどっかのザコトレーナーだな。」

と言いながら男は落ちていたモンスターボールを取った。

ハズキ「ザコってなんだよ。それにそのモンスターボールはお前ものか?あとなんでそんな格
好をしているんだよ。」
男「質問だらけだな。まずこれは俺のだ。そしてこの格好は、
約1年前に動き出した『ダーク団』の服装だ。」
ハズキ「ダ、ダーク団?聞いた事あるぞ。たしか暗黒道具かなにかを探しているらしいな。」
男「ほう、よく知っているな。ついでに暗黒道具は、
ポケモンに持たせると最強の威力を発する。」
ハズキ「つまりお前らは悪者って事か。」
男「そうだ。」
ハズキ「まぁ、悪者だか何だか知らないが、おれをザコ扱いした事は後悔させてやるぜ。」
男「いいだろう。いけっ、クチート!」
ハズキ「いけ、アチャモ。火の粉だ。」
男「うわっ、クチート!」
ハズキ「(弱っ)」
男「く、くそっ。覚えてろよ〜〜〜!」
ハズキ「はいはい。」

少女「へ〜〜。結構強くなったね。ハズキ。」
ハズキ「え?!」

おわり

トップへ
トップへ
戻る
戻る



このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください