第10話〜第12話
第10話 謎の人物
少女「私よ、私。テイラよ。久しぶりね。」
ハズキ「え?テ、テイラ?」
テイラ「何よ。『お久しぶり!』くらい言ったっていいじゃない。」
ハズキ「お、お久しぶり。」
テイラとは、ハズキが子供のころ隣に住んでいた、いわゆる『幼なじみ』というものだった。
ハズキ「何で戻って来たんだ?」
テイラ「別に戻って来たわけじゃないけど。ほら。」
そう言って腰につけたモンスターボールからポケモンを取り出した。
ハズキ「げ、ナゾノクサ!」
テイラ「うん、私の大事なパートナー。」
ハズキ「はぁ・・・・・・・・(汗)」
テイラ「この子を貰ったから、ポケモンリーグを制覇しようと思っているの。どう?」
ハズキ「(ははは・・・・・・・・。おれと同じだ。)」
テイラ「ハズキは昔からポケモン貰っているから、やっぱり強くなってるね。」
ハズキ「そうか?」
そのとき向こうからタクスが走ってきた。
タクス「よう、ハズキ!約束どおり、この町のアオキジムに勝ったぞ!」
ハズキ「・・・・・・・・・・それは良かったな。」
タクス「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・って、誰だ〜〜〜〜横にいるの!!」
ハズキ「気付くの遅い!!」
テイラ「まあまあ。私はテイラ。ハズキの幼なじみよ♪」
ハズキ「そういうことだ。」
タクス「意味不明〜〜〜!!」
その夜(ハズキの家)・・・・・・・・・・・・・・。
ハズキ「分かったか?そのダーク団って奴らの事とテイラの事。」
ハズキはタクスに事情を話していた。
タクス「う〜ん・・・。テイラの事は分ったけど、ダーク団ってのがね。」
ハズキ「まぁ、そのうち分るだろう。」
そして次の日・・・・・・・・・。
ハズキ「行くか。次の町へ。」
おわり
第11話 仲間
ハズキ・タクス「行ってきまーす。」
ハズキのお母さん「それじゃあ、元気でね。」
タクス「そういえば次の町ってどこだ?」
テイラ「スリラルシティよ。そんなことも知らないで出てきたの?」
いきなりテイラが後ろから襲ってきた(笑)。
ハズキ「うわっ!テ、テイラ?何でいるんだよこんなところに?」
テイラ「私だって旅ぐらいしたいのよ!!でも一人じゃ寂しいし・・・・・・・・・。
だから一緒に旅しても良いでしょ♪」
タクス「え?別に僕は良いけど・・・・・・・・・。ハズキは?」
ハズキ「えっ?俺?・・・・・・・・・別に俺も良いけど(実は嫌だったり。)」
テイラ「何か言った?」
ハズキ「いえ、何も・・・。」
テイラ「そう、じゃあ決まりね♪」
というような事からテイラも一緒に旅をすることになりました。
テイラ「ついでに言っておくと、次のスリラルシティのジムリーダー、
幻のポケモンを持っているらしいわよ。」
森らしき所へ来た時急にテイラが言い出した。
タクス「幻のポケモン?」
ハズキ「あぁ、その話なら俺も聞いたことある。確か・・・・・・・・・。」
テイラ「ラティアスでしょ!だから今のうち新しいポケモン捕まえた方が良いと思ってさ。」
タクス「そうか。まだ一匹しかもってないし。」
ハズキ「それじゃあ今は9時半だから、12時まで自由時間で良いか?」
テイラ「賛成〜〜!それじゃあお先に・・・・・・・・・。」
と言って三人は、それぞれのポケモンを捕まえるために出かけて行った。
そして2時間後・・・・・・・・・・・・。
タクス「あれ?もう帰って来ていたの?テイラ。」
テイラ「私はもとから2匹持っていたし、その気になればいつだって捕まえることできるから。
それにお腹すいてるでしょ!カップラーメン作っておいたから。」
そこにハズキが帰ってきた。
ハズキ「おう!!・・・・・・・・・・・ってカップラーメン!!」
テイラ「いらないなら良いけど・・・・・・・・・(怒)」
ハズキ「ありがたく食べさせていただきます(泣)」
おわり
第12話 順番
いろいろあったが、とうとうタクス一行はスリラルシティに到着した。
タクス「ここがスリラルシティか。大きいな。」
テイラ「すごいでしょ!ね!」
ハズキ「さてと、もうこんな時間だし泊まる場所を見つけないとな。タクス。」
タクス「あぁ。」
テイラ「何言っているの!ここには私の家があるんだから。」
ハズキ「わかってるよ。だけど男子2人が女子の家に泊まる事なんてできるか?ふつう。」
テイラ「別に私は良いけど?」
ハズキ「こっちが良くない。」
そこへ一人の男がやってきた。
男「やぁ、僕はセントって言うんだ。」
タクス「えっ?僕はタクスだけど?」
ハズキ「俺はハズキだ。」
テイラ「私テイラ、よろしく♪」
と言って簡単に自己紹介を済ませた。
ハズキ「で、そのお前は何の用だ?」
セント「泊まる所を探しているみたいだからさ。家来る?いろんな冒険談を聞かせてよ。」
タクス「はぁ・・・・・・・。」
ということでセントの家に泊まることになった、タクスとハズキであった。
セント「実は、僕はジムリーダーのコウキと昔からのライバルなんだ。
僕もコウキもエスパータイプのポケモンが好きでさ、僕は
フーディンがカッコイイと思ってケーシィを一生懸命捕まえたのに、
コウキはサーナイトが可愛いからってラルトス捕まえたんだぜ。
ホントありえないよな。あ、あと僕はポケモンは補助系の技が良いと思うんだけどさ、コウキは
攻撃が一番なんだってさ。だからと言って僕はコウキに一度も勝ったことないし。
まぁ、ジムリーダーと普通のトレーナーだから仕方ないと思うけどさ。あと・・・・・・・・・。」
ハズキ「す、すごいな(汗)」
ハズキはタクスにこっそりと言った。
そして次の日・・・。(ジムの前で)
ハズキ「まず俺からバトルして良いか?」
テイラ「じゃあ次は私♪まあ、はやい者順ね。」
タクス「え?じゃあ僕最後?」
おわり
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