このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください



第15話

探していたボーマンダは見つかったが何故か襲われ戦うことに・・・。
「くらえっ!」
バシャーモはスカイアッパーを当てるためボーマンダに接近した。
しかしHIT直前にドラゴンクローを発動されてしまい、
うまくいかなかった。こんな戦いをもう30分くらいやっていた。
「くそっ、埒があかねぇ。いっそ倒した方が・・・。」
バシャーモがそう呟いたのをサーナイトは聞いていた。
「傷つけてはいけません。無傷でなければ、今回の任務は失敗してしまいます。」
凛とした態度だ。いつものサーナイトでないみたい。
「んなこたぁ分かってるがよ!」
バシャーモはそういいながらボーマンダの火炎放射を避けている。
「いずれにせよ、彼が尋常でないことは確かです。どうにか正気にさせないと・・・。」
サーナイトはそういいながら凍える風を放った。ボーマンダは軽く避けていく。
「って、あれ当たったら、ダメージ4倍じゃねぇかよ。」
バシャーモは小さく呟いた。
「・・・何か?」
サーナイトが問うた。
「なんでもねぇよ!」
バシャーモが答える。その後暫く交戦状態となる。
が、相手にダメージを与えるわけでもないので2人は疲労が蓄積されるばかりだった。
「もういい、死ね。」
ボーマンダがそっと呟やき、間合いを取った。
「また火炎放射を・・・?」
サーナイトが言った。遠距離からも攻撃できる火炎放射だが、
相手の行動が少し違いサーナイトは疑問を感じていた。
「まさか、あの野郎・・・。」
バシャーモには疑問が分かったようだ。バシャーモがそう言うと、
サーナイトを抱え地面から離れた。その直後、地面が大きく揺らいだのが見えた。
「これは・・・地震?」
サーナイトが放たれた技の名を言った。
バシャーモが気付いていなければ大ダメージを受けていただろう。
「厄介な技使いやがって・・・。」
バシャーモが言った。そしてまたすぐに・・・。
「大丈夫か?」
サーナイトに聞いた。
「え・・・?」
何故かサーナイトは少し顔を赤くした。
「って、勘違いすんなよ!ダメージ受けたかって聞いてんだよ!」
サーナイト以上にバシャーモは顔を赤くして言った。
「・・・はい。」
サーナイトが答えた。
「って、あいつら大丈夫か?今の地震でダメージ受けたんじゃ・・・。」
あいつらとはラティオス達のこと。今更になってバシャーモが心配した。
「特性が浮遊ですからきっと大丈夫ですよ。」
サーナイトが言いながらラティオスのいる方を向いた。2人は無事のようだ。
そしてすぐまたボーマンダの方を見た。また地震を発動しようとしている。
「悪いがこれ以上遊ぶ気はない。」
バシャーモが言うとボーマンダに向かって走り出した。
「だめです!バシャーモさん!」
バシャーモがボーマンダに攻撃することを悟って言った。
「くらえっ!」
バシャーモが叫びながらスカイアッパーを発動しようとした・・・、その時!
目の前に炎の柱が立った。ボーマンダはその炎に包まれた。
「な、なんだよ・・・!」
バシャーモはなんとか回避できた。しかし謎の乱入に少し怒り気味。
「あれは・・・、炎の渦・・・?」
サーナイトが言った。炎の渦が放たれたことにより、地震を放たれずに済んだ。
しかし、だれが、どこから放ったのかは分からなかった。少し経ったあとどこからか声がした。
「これ以上暴れないでいただけます?」
その声の主は炎の渦を放った者だった。

あとがき;なんか出てきましたよ。たぶん分かると思いますが。
この人、ゲームとちょっと(大幅に)設定を変えてあります。次の話を読めば分かりますが。

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