このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください



第24話

無事『ZAFT』を救出、そのまま頂上まで同行することとなった『オーブ』の2人・・・。
「やっと頂上に着いたね。」
チコリータが言う。少し息切れている。
「ダーテングさんはどこに・・・。」
ラティアスが周りを見渡しながら言う。
「サンダーがさらっていったんだ。」
チコリータが言う。
「えっ?」
ラティアスはその事実に驚く。
「でてこい!サンダー!ダーテングをかえせ!」
チコリータが大声で言う。すると周りに雷が迸った。
「やはり来たか。邪魔するなと言ったはずだ!」
サンダー登場。
「お、大人しくダーテングをかえせ!」
チコリータが威嚇する。
「・・・悪いがそんな気はない。」
少しの間の後、サンダーが言う。
「どうしてもかえしてほしいなら・・・」
サンダーは間合いを取りながら言う。
「この俺を倒してみろ!」
そう言ったと同時にサンダーはチコリータに向け雷を放った。
「危ない!」
ラティアスが叫ぶ。が、リクヤがチコリータを助け、何とか回避した。
「遅い!」
サンダーはリクヤとチコリータに向け雷を放つ。
「くっ!」
ラティオスは辛うじてそれを神秘の守りで受け止めた。
「ラティオス!」
チコリータが悲鳴に近い声を上げる。
「ラティオスさん!」
ラティアスも心配し、駆け寄る。
「・・・どうやら戦闘回避は無理のようですね。」
ラティオスが言う。
「うん・・・。」
リクヤも声を低くして言う。
「話している暇などないわっ!」
サンダーは絶え間なく雷を放つ。避けるので精一杯だ。
「とにかく隙を見て攻撃しましょう!」
ラティオスが全員に言う。
「分かった!」
チコリータが言う。リクヤとラティアスも頷いた。
「隙など無いわっ!」
サンダーはなおも雷を放つ。確かにこれでは近づけない。
「遠距離から攻撃できれば・・・。」
ラティオスが呟く。少し沈黙が流れた。」
「・・・任せて!」
2人の声が重なった。

「ふん、手も足も出ないか?」
サンダーは勝ち誇ったように言う。
「まだだ!」
リクヤは言いながらサンダーに突っ込んだ。
「無駄だ!」
サンダーは雷を放ちリクヤの侵入を防いだ。が・・・。
「なにぃ!?」
サンダーは背後から攻撃を受ける。
「どうだ!」
チコリータがはっぱカッターを放ったのだ。
「そんな攻撃で・・・。」
サンダーが言っている最中、今度は球状の物がサンダーを襲う。
ラティアスが放ったミストボールだ。
「ラティオスさん、リクヤさん!」
ラティアスが叫ぶ。
「何!?」
サンダーは完全に油断していた。ラティオスがラスターパージを、リクヤが火の粉を放つ。
「ぐわぁぁぁ!」
サンダーは声を上げ倒れた。なんとかサンダーを倒した。

あとがき;24話以降暫くゲームのストーリーでの進行となります。一部ゲーム内容と
異なる部分が生じます。予めご了承ください。やっぱ戦闘シーンを考えるのは大変・・・。
ミストボールは遠距離攻撃じゃないかもしれないが気にしないで・・・。

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