このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

211系
運用区間 : 高崎〜小山・横川・(水上)・上野〜高崎・黒磯
所属 : 高崎車両センター新前橋運輸区
(旧新前橋電車区)
座席配置 : 1000番台=セミクロスシート、3000番台=ロングシート
制御方式 : 界磁添加励磁制御
保安装置 : ATS-P、ATS-SN
性能 : 2M3T
老朽化した115系の初期車等の置き換えや、サービス向上などを狙って1986年に登場した車両です。
当時としては珍しいステンレス製の車体で、ほぼ同時期に登場した205系の近郊型バージョンと言った感じです。
高崎地区ではセミクロスシートの1000番台(B編成)と、オールロングシートの3000番台(A編成)が存在し、
まずは新前橋電車区に1000番台が投入され、その後はラッシュ時の混雑に対応させるため3000番台のみが
製造・投入されました。JR化後も増備が続けられ、平成2年まで製造されました。
当初は小山電車区(現小山車両センター)に配属された編成もありましたが、E231系を投入するなどの関係で
現在は全て新前橋電車区の所属になっています。
この地区のものは全編成が5連で、高崎線や宇都宮線では10連や15連の編成を組んで運転されています。
一方、両毛線や宇都宮線の宇都宮以北などでは5連単独で運転されています。

2005年12月のダイヤ改正からはグリーン車を連結した編成も登場しました。


両毛線の運用に5連単独で就いています。
正面の種別を表示する幕がLED式に改造されたものと
幕式のままのものがあり、写真はLED式です。





宇都宮・高崎線内では10連以上の編成で運転されています。
籠原〜上野、小金井〜上野では、3つの編成を併合させて
15連で運転される運用もあります。





3000番台(A編成)の車内の様子です。
だいたい107系の幅を広げた感じです。






1000番台のクロスシートです。
なんか薄っぺらい感じもしますが、座り心地は良い方です。






211系グリーン車(サロ)。東海道線からの転属して来ました。
E231系同様に2両ずつ組み込まれていますが、
211系は片方が2階建て、もう片方は平屋になっています。





運用の本数からして、「高崎線」表示の方が見られる確率が
高いと思います。







かつては湘南新宿ラインの運用にも就いていましたが、
スピードアップのため2004年10月改正で撤退してしまいました。



同じく両毛線の運用に就く5連。こちらは種別幕が幕式です。
当初小山に配属されていた編成は、幕式の場合が多いです。






初期に製造された編成の中には、使っている素材の関係で
正面の窓の上下が白く変色している編成もあります。







こちらは1000番台(B編成)の車内の様子です。
セミクロスシートで、ローカル運用にも適していそうですが、
混雑対策で11編成しか製造されませんでした。






冬の車内保温のため、211系にも半自動機能が付いています。
107系と115系は手動ですが、211系以降に登場した車両は
ボタン式になっています。開けたら閉めましょう。(笑)





種別幕に路線名を表示して運転されていることがあります。
幕操作は車掌が行うようなので、運が良ければ見られます。






方向幕の様子。側面幕は全編成が幕式です。
幕の内容は115系とほぼ同じでです。
211系の小山行きは2004年10月改正で大幅に増えました。
















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