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北のDD51

〜 第1章 〜

2002.4.29 UPDATED



 雪に泣かされた前回の北海道。
再戦を誓ったあの日から、3ヶ月にしてその機会は訪れました。
今回は、2002年3月9日〜11日にかけて北海道へ遠征してきた結果をお目に掛けます。


← 駅構内の照明が重連貨物を照らし出す。
ヘッドライトが点灯し、今まさに動き出さんとする瞬間。


暖冬の影響は、北海道も例外ではなかった。既にレールの間の雪は、融けて無くなっていた。


とは言うものの、夜の帳が下りた遠軽駅は氷点下だった。



2002.3.9 19:50 石北線 遠軽駅 9558レ (前機DD51 1059号機 次機DD51 1045号機 共にJR貨物鷲別機関区)
→ 昨日から崩れ出した天気は、不安定な空を呼んで来た。


早朝は日が出ていたのだが、その後雪が降ったり止んだりの天気になった。


雪の止み間、あたりの静寂を破って踏切の警報音が鳴り出す。
更新機重連の9559列車が、コンテナ満載の身をくねらせて姿を現わした。


2002.3.11 10:01 石北線 旧白滝〜下白滝 9559レ (前機DD51 1045号機 次機DD51 1150号機 共にJR貨物鷲別機関区)
← 上の列車を追い掛けて、先回り。


雪煙を巻き上げて3パーミル勾配を下る。


これから常紋の峠に挑む9559列車。機関更新機重連と言えども、その苦闘に変わりはない。


一面白で覆われた大地に、更新機の鮮やかな赤が映える。



2002.3.11 12:05 石北線 生野〜生田原 9559レ (前機DD51 1150号機 次機DD51 1045号機)

撮影後記

 再戦を誓ったこの北海道行きは、なんと、搭乗する飛行機のエンジントラブルからスタートすることになりました。結局2時間半以上も遅れた為、余裕で間に合うはずだった8556列車には、当然間に合わず、初日は9558列車をバルブ撮影しただけで終わりました。
翌日、満を持して線路際に立つも、定刻になっても列車は姿を現わしませんでした。そう、この日は日曜日で、臨貨は2本とも運休だったのでした。
 そして最終日、やっとのことで巡り合った列車も、天気が悪い上に、8557列車〜8556列車が更新機+未更新機重連、9559〜9558列車が更新機の重連という結果でした。
つくづくついてない、と思うと共に、また近いうちに行かねば、という使命感?を感じるようになりました。
 いずれまた、「北のDD51」をお見せする機会もあるでしょう。今度こそは・・・。




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