このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
福島県南部の塙町は久慈川沿いに広がる街である。当該トンネルは、国道やJR線、そして役場等がある久慈川沿いと山を越えた真名畑地区を結ぶ県道にある。これまでくねくねとカーブが続く1車線路と狭いトンネルしかなかったが、拡幅改良され、快適に走れるようになった。
yahoo地図を使用 電子国土より転載
1/25000では 東舘
起点から走行。久慈川の支流を遡る。道路は2車線あり超快適。走ってると、奥に分岐が見えてきた。旧道分岐だ。
ご覧の通り、ゲートで通せんぼ。不法投棄防止のためであり、災害などではない。歩きやチャリなら入れる。
仕方がないので反対側へ。真名畑トンネルが見えてきた。
意外と長い真名畑トンネル。2003/03/竣工で、延長は657m。
反対側の坑口。ここで左を見ると・・・。
コンクリ舗装の道が分かれてる。コレが旧道だ。トンネル開通記念の碑が立てられている。
なお、旧道は元からコンクリ舗装だったわけではなく、新道接続の為に掘り下げられたようだ。
で、ここにも当然ゲートがあるのだが、何故か開いてる。コレ幸いと入ってしまう。
ずっとこんな道だが、ゲートがあるにしては路面がきれいだ。まるで現役の道路。
疑問に思いながら進んでいくと、前方にトラックが走ってるのが見えた。はぁあれか・・・どこ行くんやろうと見ていると・・・。
右の林道?中山峠の方にトラックは行った。直進のトンネル方向は本来の旧道の姿となっている。
しかしぐずぐずしてられない。トラックがいつ戻ってくるか分からんし、1台とも限らん。閉められたら終わりや。
見えてきた。トンネル手前に中山峠への分岐があるので、トンネルまではすぐ。
ここで振り返る。停めている原付の後ろが中山峠への分岐点だ。
これが「眞名畑隧道」。真名畑の「真」は、扁額では「眞」であった。アーチ上部に亀裂が見受けられる。
トンネル入ってもう1回振り返る。出口すぐカーブってのはやっぱり危険だし、退避も出来ん。
内部は特に問題なく、綺麗なもんだ。
そして反対側坑口。笠石の下に雨樋があるのが特長。濾水が酷かったのか?
トンネル抜けた先もこのような道が現道との合流まで続く。
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