このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

旧中富町の廃隧道

 山梨の身延にぁゃιぃトンネル記号を見つけたのは2000年あたりだったか?今も昔も原付乗りな自分には簡単に行けなかったのだが、GWに頑張って行った。下の地図を見てもらえば分かると思うが、原の集落から意外と近いので、まぁ行けるやろうと高を括っていたら、意外と遠いし道は悪いしであっさり引き返した。
 そして数年後、意を決して向かったのだが着いたのが夕方、10分ぐらい歩いたが暗くなってきたのでまたまた引き返したという、何とも意味のない・・・。
 で、ここをクリアしてもらおうと
山さ行がねが のよっきれん氏に提供して、踏破して貰った。その模様は ORJ で公開している。この道の全容やら歴史やら正体を知りたい人はそっち(ORJ42号)を見ると良い。
 以上のことから、ここに載せてる「トンネルの写真」は、よっきれん氏から拝借したものなので、ご了承願う。
 
※なお、そのORJで、私は下からトンネル目指して引き返したことになっているが、下から目指そうなんて思ったことは1回もない。

2009/09/ 現調


電子国土より転載
1/25000では 切石

 


現在地は ここ 。上の地形図では左上、で示した箇所。原地区の東、赤○箇所のトンネルを目指す。
現地はこんな感じ。山の中腹の矢細工地区に伸びる富士見山林道から東(右)に向かう

 

 
道路を進んでいくと、山側には立派な玉垣が続く。そして原地区へ。

 


集落に入るとコンクリ舗装になる。

 


原のメインストリートを行く。

 


家が尽きると森に入る。
ORJによると、直進が古道で写真のほうが車道だそうだ。
この先は道路の両側が玉垣のカコイイ道。

 


古道は森と畑の境目を通るらしいが、車道は畑の中を突っ切っている。その両側には玉垣が続く。
この玉垣区間、碌な写真がないのが残念。

 


古道と合流、再び森に入るとこの地区の墓地がある。それを横目にどんどん下っていく。道路状態はこんなとこでもフラットだ。

 


墓を過ぎてもいい道のまま。

 


しかし、地形図の1.5m未満道表示は伊達ではなかった。
ヘアピンを曲がった先はやばい状況に早変わり。藪がないのが救いか。

 


悪路。あとどんぐらいやろ・・・ってまだ集落からちょっとしか離れてないで。

 

 
あーもう、進むのがイヤになってきた。

 

 
何だこのクソ藪は!(←自分の基準です)

 


切通しが現れた。何か地形図の記号は誤りで、実はもう開削されちゃってんじゃ・・・と思えた。

 


コンクリートかこれは?
そんなことよりももう17時近いこともあって暗い。もうさっきの切通しがトンネル跡ってことでいいやってことで引き返した。
●ORJによると、この道は戦前に出来て、軽トラとか通っていたらしい。道の状態見てたらほんまかいなって感じだ。


で、実はこの先にトンネルは実在したという。画像はよっきれん氏から拝借。

  
坑口

 

 
中は少し水が溜まってるようで             そして反対側の坑口

 

で、ORJによると、地形図に描いてあるトンネルの位置は若干違うらしい。

電子国土より転載
1/25000では 切石

 

以上

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