このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 

本町交差点
バスだけで交通機関が成り立つということはあまり例がなく、 大抵の場合は他の交通機関と連絡することで、利便性の向上がはかられているようです。 金剛バスも近鉄長野線の富田林、喜志の両駅前に乗り入れて路線バスの運行を行っています。
バスと鉄道が連絡している場合、田舎に行くと1日に数本の列車に接続して これもまた一日に数本のローカルバスが発車するといった光景がしばしば見られますが、 都市型のダイヤへ近づいていくるに従って、接続の時間というものは だんだんと曖昧になっていくものです。近鉄長野線と金剛バスの場合、 近鉄はだいたい15分毎に1時間片道四本の列車が運転されていますが、 金剛バスの方は北大伴線の30分毎を除くと各線概ね1時間に1〜2本といった ところでしょうか。
しかしバスの方が1路線程度ならともかく、5路線、 さらに駅前が狭いともなると、 この位の運転間隔でも接続を考えられる最大限の運転本数となってしまいます。 列車に接続して、5方面へのバスが同時に出発する様子は、本当に大変です。
2台並んだ場合富田林駅前を出たバスはすぐに、本町交差点を右折して東に向かいますが、 この交差点の右折レーンはバス2台+αでほぼ一杯(左写真)、 同時発車が4台になると(左下)、1、2台は必ず溢れます。
4台だけでも大変なのに、日によっては5台同時発車という光景もあるのですが、 そういった場合、5台のバス全てが一回の青信号で駅前からでることは まず不可能なので、5台のバスが右折レーンにならぶことはほとんどありません。 ちなみに左下の写真も本当は5台続行です。
もっとも、このようにバスが連なって走るダイヤは駅前発の場合のみで、 駅行のバスは各々がそれぞれの間隔で走ってくるので、4台も連なることは まずありません。
4台並んだ場合
右折した後の道も細い

戻る

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください