このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
・急行列車で 今日はどこまで行くの? 途中で運転停車があり、後続の「つばめ」に抜き去られるといういかにも急行な場面もあったが、 肥薩線に入れば線内の最優等列車、八代でつばめから乗り継いだらしい人も多くそれなりの乗りになってきた。 既に陽は落ちて車窓は暗闇に沈みつつある。時折現れる道路の明かり、高速道路の橋脚がかわもに映り 川に沿って走っていることが判るが、真っ暗なことには変わりない車窓を気にしつつ熊本で買った中華弁当を 食べる。市販の弁当(駅弁含む)はもう少しご飯があればなぁ、といつも思う。 | |
人吉駅前の城型からくり時計台 | |
最終の吉松行がキハ58の2両編成だったのを見て、乗りたくなる衝動にかられながらも 「明日はあの列車に乗るのだ」と言い聞かせ、今夜の宿へ向かう。駅前に出ると、ちょうど時計が時報を告げて からくりが音楽とともに動き始めた。人形が輪になって踊っている。 ホテルに荷物を置き、夕食は食べたので夜食を仕入れに街に出たらコンビニが無い。スーパーも閉まった後、 飲み屋(南方系から居酒屋まで)しか見当たらない。20分くらい歩き回ってようやくコンビニが見つかり、 ホッとする反面、コンビニを利用させられている自分が少し寂しくなった。ホテルに戻って、 ビジネスホテルなのに温泉大?浴場につかって疲れを癒す。翌朝の計画を考慮して久しぶりに1時頃に寝た。 6時半に起き、一風呂あびて出発。朝になって皮膚病にも効く温泉らしいと気がついた。 足の方にも少しは効いただろうか? | |
お座敷だ | |
・キハ40で ・終着駅へ | |
本土最南端の終着駅 | 枕崎〜伊集院のバス |
・すぐに北上 伊集院からのお楽しみは急行型電車である。新幹線開業で間違いなく全滅するだろうから それまでに出来る限りは乗っておきたい。今日もあっという間に日が暮れてしまい、 景色は見えなかったが、安心する走行音、冷たい配色でもなぜか気にならない車内の様子、 たとえデッキがとっぱらわれて半分近郊型になっていようが、急行型は落ち着くのである。 川内でつばめに乗り換えて3回目の水俣に降り立つ。 | |
最終日は早起きして写真、という選択もあったが、少し風邪気味なのとレポートがなかなか終わらなかった ために、10時のチェックアウトまで粘った後はさっさと撤収である。八代までは昨日に引き続き急行型475系 の登場で、旅気分が盛り上がる。車窓の八代海や天草も前回より良く見える。みかんの木が多く紀伊半島みたい な気分になった。最近は特急に乗ることも多くなってきただけに原点に立ち戻ったようなひと時だった。 八代で817系に乗り換えた途端に寝る。熊本からありあけに乗り換えて、さらに寝る。 結局、今回も睡魔には勝てない。 これで九州のJR線は吉松〜都城〜南宮崎を残すのみになった。年内には片付けたいが、実際のところ、 第一回の遠征が成功していれば乗っていたはずの区間なのは痛い。 |
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |