このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
東京から大阪へ帰るのにわざわざ新潟を経由するというのもばかげているような 気はするが、乗ってみたかったのだからしかたがない。 と言うわけで、酔狂で寝台第2回は大阪〜新潟を走る伝統の夜行急行「きたぐに」 である。 昔、北陸ワイドで糸魚川→小松→糸魚川と自由席を渡り歩いて二日で潰れたことがあったが、 今回は何の心配もなく終点まで寝ていられる☆☆のB寝台、それも下段だ。 発車30分前にホームに出ると、もう列車はホームに据えられていた。 浮ついた気分で先頭から尻尾まで編成を見て歩くと、普通車あり、グリーン車あり、 B寝台あり、A寝台もあり、車輌こそ特急型の583系だが、これ以上に 古き時代の夜汽車的な編成が存在するだろうか。 | |
↑お 「きたぐに」も特急化か | ↑そんなわけない。 |
車内に入ってすぐ右側が、今日の寝床たる11号車1番下である。 通路向かい側の1区画を潰してつくったらしいシュプール用設備の 荷だなにカバンを置いて寝台に潜り込むと、 たしかに頭がつかえる。三段式だからしかたがないのだが、 通路にでて改めてベッドを見てみると、中段は下段以上に空間が無い。 上段も屋根のカーブで空間が削られて、狭い。 発車までのひととき、編成の巡察も終わってデジカメの電池も心細くなってしまったので 改めて感慨にふける。 ?。11号車?。向日町の583は10連×6でなかったっけ?編成が組変わったんだろうか。 お盆で増結なのだろうか。? だが、めでたがっているだけでよいのだろうか。 台車の真上やないか(--i しかしながら、習うより慣れろ、石の上にも三年、 案ずることもなく、心地よいレールの子守唄と、程よい?揺れに瞬く間に意識をうしない、 早起きして景色を見たかった新疋田ループも気がつかず、おはよう放送 が始まるまでぐっすりと眠ることができたのでした。 |
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