このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
・初日 京都へ学園祭を見に行ったとはいえ、半分帰省みたいなものである。それだけでは治まらない 「どっか行きたい」熱が次第に高まり、12月。久々に土・日きっぷの登場となった。 今回は、宮城の未乗線区の乗り潰しもさることながら、旬を迎えた海の幸、宮城といえば松島の牡蠣に ありつけたら、いいなぁ、という雑念付きの旅行である。 毎度のことながら、「やまびこ」41号(この列車、乗るたびに乗客が減っていくような気がする)、 今回は福島で下車する。 福島交通と阿武隈急行共用のホームで列車をまっていたら、向かいのホームに上野行きの北斗星が 入線してきた。結構な乗りのようである。窓にならぶペットボトルが乗客の多さを物語る。 | |
槻木で東北本線に乗り換えてさらに北上する。やって来たのは103系を上回る音をたてて突っ走る 701系である。この車輌にも、もう慣れた。 仙台で利府行き乗り換えても、やはり701系。雨ざらしになった200系を横に見ながら利府に着き、 すぐに折り返す。岩切からは417系で仙台に舞い戻り、今度は仙石線ホームへ走る。 海を眺めつつ、ウツラウツラと船を漕ぎながら石巻へ。途中でブルーインパルス塗装のT-2が飾られているのが見えた。 空自の松島基地が近いのだろう。 結局、どこにでもあるコンビニで弁当を仕入れて駅に戻った。 | ↑石巻駅にて |
↑女川駅 | ↑津波がここまで・・・ |
前谷地からは、気仙沼線に乗る。北上川を渡り、柳津から新線区間(何時の時代だ・・・)に入ると 海岸線に沿って列車は走る。しかしながら駅の前後以外は長いトンネル。暗い中を揺られていると たちまちにして眠気が襲ってきて、気がつくと平気で駅が二つか三つ過ぎている。 本当に車窓が楽しめるのは、本吉から先の元々の気仙沼線区間になってからだった。 リアス式の入り江、白砂青松の大谷海岸、山陰本線に勝るとも劣らない、日本屈指なのではなかろうか。 眠気も覚める。 たどり着いた気仙沼では、改札を出ようとしたら、入れ違いに快速「南三陸」4号仙台行が出発していった。 駅前にでて、仙台まで乗る高速バスの乗り場を確認して、ふと考える。 ひょっとしたら、さっきの「南三陸」で折り返した方が、時間も早く、運賃も安かったのではなかろうか。 ところで、気仙沼って宮城と岩手、どっちだったっけ?(宮城でした) | |
・仙台の夜 一関から東北道に入ったバスは、広瀬通(繁華街っぽい)から駅前へ着く。結局広瀬通りまで 戻ったのだから、駅前まで乗らなければよかったのだが、初めての街で、しかも夜、いきなり市街地のど真ん中 に放り出されるのは少し心配なのでしかたがなかった。ビジネスホテルに荷物を置いて、夕食を食べに出かける。 ・・・サラリとした飲み口、冷や酒1.8合。なんかもうフラフラである。酒に弱いのは自覚しているが、 これはどうしたことか。とりあえず、仕上げはラーメンだと、国分町を行ったり来たりしていると、 客引きのおっちゃんに声をかけられた。「・・・・25000円・・・・・」。 ぉぃぉぃ天一かいな。そりゃぁ確かにこってりだ。 ま、せっかくなので地元系の店に行く。 カロリー採りすぎで太るなぁー、と反省しつつ、 けっこう旨い、トンコツっぽいラーメンを食べて、フラフラと、 コンビニに寄ってから今夜の寝床に帰る。 | |
↑瑞巌寺 | 朝起きて、昨晩買った杏仁豆腐を冷蔵庫から出して食べようとしたら、凍っていた。
・2日目 今日は松島見物だ。 いよいよ松島見物だ。 今回の旅行で3回目の石巻を、やはり下車せずに通り過ぎて、仙石線の松島海岸駅に降り立つ。 滞在時間予定は2時間半。少々慌ただしくなるが、これもいつものことなのでしかたがない。 入山料を払って瑞巌寺、宝物館で伊達政宗の像とご対面した後は、海岸に出て五大堂、 そして、乗ろうか乗るまいか、10秒程迷った後に、12:00発の湾内観光船に乗る。 |
↑観光船 | ↑陸前松島 |
カモメに取り囲まれたまま、約50分の周遊を終え12:50。滞在時間は残り40分を切った。 駅前まで戻って昼食でも、と思った時には残り30分。少し時間が乏しいので目先を変えて 手早そうな軽食にしておく。 そう。 松島といえば、牡蠣。 駅前の食堂で注文した殻付きの焼き牡蠣は、磯の風味も豊かに、おいしゅうございました。 レモンを搾ってみると、さらに旨い。焼き加減にバラツキがあったが、よく焼いてあるのがよいようだ。 帰りの新幹線の中で食べた宮城の新駅弁、「カレイのエンガワ寿司」も中々の逸品だった。 | ↑塩釜港行の観光船 |
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