このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 

♪くるまてつ
(4月29〜30/5月4・5日)

 

 ・餘部鉄橋

いよいよ、車を本来の使い方をする時がきた。 今年の連休はカレンダー通りからさらにマイナスされて惨澹たる有様だが、 その中の貴重な1日。有意義に使わねば、バチがあたる。 たとえ、新聞の天気予報は雨かもしれないと、伝えていようとも・・・。

 ・出発準備

昼過ぎに職場を引き上げ、昼食もそこそこに、目覚ましをセットして19時まで仮眠をとる。 目覚まし時計で無事に起きられたので、ようやく準備に取り掛かった(寝る前にしておけよ)。
フイルムを買って戻ってくる途中で雨が降ってきた。

ひと風呂浴びて、21時過ぎ。重い腰を上げ、運転始め。 洛西ニュータウンを抜けて国道9号、老ノ坂を越え、亀岡のラーメン屋で遅い夕食をとった。
今回の予定は、夜の間に適当な所まで走って車内で仮眠、明け方に餘部鉄橋で「はまかぜ2号」 を撮った後、鳥取県との境をウロウロして一風呂浴びて「はまかぜ1号」までの時間をつぶし、 最後は出石でソバでも食って帰ろうというものである。今秋にはいよいよ餘部橋梁の架け替えが 始まるそうだし、その前にもう一度行ってみたい場所である。出雲が廃止後で少しは落ち着いている だろう(本当は廃止までに一度行っておきたかったが)。

 ・夜明け前

この時間になると行き交う車もあまり無い。前後を走る車は、法定速度厳守か、はるかに速い速度で 飛ばす車のどちらかで、なかなか「ちょうど良い」速度で走っていない。 それでも快調に走っている。
しかし、ただアクセルを踏んでいるだけでは、眠くなったりする危険性がある。 ラジオでも聞ければいいのだが、山間部を走っているためなのか、受信状態がすこぶる悪い。
そこで、こんなこともあろうかと用意しておいたCDをかけて、人目が無いのを良いことに、 歌いながら夜を往く。こういう夜中のドライブには、なぜだか中島みゆきがよく合うのは 気のせいだろうか。

夜中の国道9号はこれで4回目、少しは走りなれた道である。 上夜久野のコンビニで朝食を仕入れがてらに休憩しただけで、 過去3回は休憩した道の駅ハチ北を今晩は通過して一路、道の駅矢田川へと前進。 3時前に到着できたので、Fitの後部座席をフラットにして、持参したスリーピングを広げて仮眠を とる。

朝起きたら、床が固かったせいか少し体が痛かったが、まぁ、今後も使えそうな仮眠手段である。
顔を洗って、朝食をとって餘部への最終行程へと出発した。

夜が明けた餘部には、すでに何人かの先客がいた。お互い、ご苦労様なことである。
朝だとお立ち台に登っても逆光なので漁港の桟橋に陣取って「はまかぜ」2号を撮った後、 今度は山手に移動して普通列車を狙う。
快晴といかないのが残念ながら、それほどの混雑も無く、無事に朝のお勤めが終わった。

次の目標は1時過ぎに通過する「はまかぜ」1号なので、それまでの時間を利用して 車で少しウロウロする。
国道178を岩美まで走って、東浜付近とかで2〜3枚写真を撮った後、 浜坂の外湯につかって疲れを癒した。風呂上りにビールの自販機がものすごく 魅力的に見えたのだが、ここはぐっと我慢してアイスココアだ。

 ・夜明け後

そんな訳で12時過ぎには餘部に戻ったのだが・・・・

夜明けの餘部鉄橋

 


なんじゃこりゃー

沿線自治会が総出で調子に乗っての葬式鉄である。
確かに餘部橋梁は第1級の撮影地であり文化財的な価値だってあるだろうが、 せめて、架け替え直前までもう少し静かにならないものだろうか?

今から こんな状態では先が思いやられる。 おかげさまで、お立ち台の整備はしっかりとされていたので、この点は 非常に有難いのだが。

例にもれず、お立ち台もかなりの賑わいだった。 大部分の人が一般的な家族連れで、三脚が林立していなかったことは幸いかもしれない。 ただ、撮影地として賑わえば賑わうほどに、普通の人と撮りに来た人の軋轢も生じるであろう。 実際、列車が来る前にファインダーの中をウロウロとしている人がいたらどうしようか、と いらぬ心配をしたものである。(そうなったら、咄嗟になんて言えばよいのだろうか? やっぱり我が身かわいさに「そこ、邪魔やっ 退けぇっ!」くらいは口走ってしまうのだろうか?)

さらに、混雑すればするほど

みたいなゴミの不始末も 発生するのである。こんなもの、普通の人は使わない。

「はまかぜ」の通過を見送って、香住〜豊岡〜出石経由で、 皿ソバを食べて帰路につく。福知山からは9号線を少し外れて綾部から国道27号経由にしてみる。 和知のあたりで、 福知山から綾部へ向かう途中に追い抜いていった485系4連の特急が、舞鶴編成の3輌を加えた 7輌で走っていくのが見えた。4輌だと頼りない感じがするが7輌だと堂々としていた。

帰り道なので丹波からは気前良く京都縦貫道を走った。途中の本線料金所で つくづく、ETC装備してる車は勝ち組やなぁと痛感。

 

 ・まどろみの三岐鉄道北勢線

カレンダー通りに仕事をして、連休後段の3日間。初日はウダウダと過ごし、 1日から石油が値上がりしているのだが、それもお構いなしで4日から再び出かけた。
今度は名古屋の方での用事のついでに、久々に北勢線に行ってみようという企画である。

昼前に出発して、混んだ名神をなんとか八日市まで走って、国道421号を東へ向かう。この道、 酷道専門サイトで紹介されているので少し楽しみである。
山陰で走った178も、今回の421も、いたる所で改修工事が始まっていた。 道が良くなることに文句を言う理由は無いが、良くなったらなったで、たまに通る人間にとっては つまらない点もでてくるわけで・・・

酷道ぶりは、県境のバリケードで唐突に始まった。いきなり車幅ギリギリくらいの コンクリ製バリケードの出現である。「2t以上は通り抜けできません」という予告が あるにはあるが、このバリケードの存在を踏まえ考えると、「車幅○m以上は通れません」と 注意するべきなのではなかろうか?


近江と伊勢の国境ゲート(酷道421号)

三岐カラーも、なかなか良い
峠からの細い急な下り道、やたらと多い対向車とすれちがうため 何度もエンストを繰り返しながら坂道を後退して、幅寄せして、思ったよりも短い酷道区間 を抜けた後は、快適な道路だった。

そして着いた上笠田。携帯の時刻案内で列車の時刻を調べようと、何度繰り返しても 上笠田の時刻が分からない。なんでだろうなぁ、と不思議に思いつつ、たまたま通った 上り下りを1本ずつ撮って駅へ接近してみたら・・・

駅が廃止されてました。良い駅だったのになぁ。
上笠田付近は、トトロの世界的にのんびりとした雰囲気が感じられて、 非常に良いロケーションでオススメです(この日は天気が良く、しかも注目されていないのか 他の鉄がいない! ヤッホー)。
秋には、稲穂と彼岸花を交えて撮りに来ようと 深く心に誓って17時過ぎに現地を後にする。

しかしなぁ。
通る電車はどれもガラ空き。以前の3連から4連に増結され、本数も増えているのに、 客は増えていないんだろうか。これでは先行きが思いやられる。

 

だいたい、客が少ないと嘆くくらいならまず第1に、

電車を撮るのに車で来るような不届きなヤカラには、天誅あってしかるべきはず なのだが。

写真を撮る時は、本当に車が便利なのである。

嗚呼 罪深き迷える子羊に 紙のご慈悲のあらんことを


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