このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
寒い日々が続いた2月のとある休みの日。前日くらいに横浜でもうっすらと雪が 積もったのに触発されて、雪を見に出かけることにした。 ただし、単に出かけるだけでは物足りない。この機会に関東圏の未乗鉄道乗りつぶしを 少しでも進めておかねばならない。 | |
さすがに朝食に鰺寿司は選べなかった | いつもの通り、眠い目をこすりながら相鉄星川から横浜へ出て東海道本線の下りを 捕まえる。朝食は、たまたま駅で売っていた、大船軒のサンドヰッチである。 パンにはさまれた1枚きりの鎌倉ハム、スライスチーズ、そしてマーガリンの風味が コンビニのサンドイッチにはない風味を醸し出す一品である。駅弁としてはお値段もほどほど。 量は以前なら物足りなかっただろうが、今は十分な量である。 E231から乗り換えると、313系のボックスシートでさえ旅情が湧いてくる気がするから 不思議なものだ。酒匂川に沿って進むうち、沿線に雪が増えてきて御殿場到着。 天候は曇りで当然のことながら富士山は見えない。 |
バスを待つ間、桃中軒の立食いソバで 暇と空腹潰し。 | 経由地に富士学校などという物騒な文字が見える |
富士急バスの富士吉田駅経由河口湖駅行 | 雪の峠を越えるというのに、来たバスはノンステップ車だった。なんだか雰囲気が出ないが それだけ設備投資が進んだ優良なバス会社なのだろう。バスは御殿場市街を抜け、 雪景色の中を峠へ向かい淡々と登っていく。須走の市街地を抜け、富士浅間神社の 横を通るといよいよ峠道。残念ながら展望はないが・・・ 氷が張った山中湖の湖畔から忍野八海を抜け、雪景色を満喫するうちに やや眠くなってきた。暖房の効いた車内でウトウトしながら揺られていくのは 冬の旅の醍醐味である。バスは定刻からだいぶ遅れているらしいが、なんとかなるだろう。 富士吉田で降りて昼食をとる時間はなさそうだが。 |
バスは河口湖駅行だが、少々遅れが大きいのと、せっかく鉄道駅によるのだから、 今回の目的その2の富士急の電車に乗り換えて河口湖駅へ向かう。 途中、例の色々と有名な富士急ハイランド横を通ったが、電車の駅の方はローカル分満点だった。 ほとんどの人は自家用車で来るんやろうなぁ 坂を上り切り、駅の構内が広がって河口湖駅着。構内に183系が止まっていた。 新宿行のホリデー快速らしい。予想外の所で帰りの選択肢が増えたのは喜ばしい。のか? あまり計画を煮詰めていなかったので、少々あわてることになりそうだ。 | |
吉田うどんと桜肉ご飯のセット | 折り返しまでの間、駅併設のフードコートで少々遅めの昼ごはん。 「吉田うどん」を注文した。 さて、その実力やいかに
・・・。 |
タイミングが合えば、是非とも元167系のフジサン特急に乗っておこうと思っていたのだが、生憎の 車両整備のため、手ごろな時間の特急は一般車での運転だった。 別に京王5000系フェチでもないので、無理して一般車で運転の特急に乗る必要もない。 次の普通までの間、駅周辺を散歩したり、駅併設の売店で買い物したりして時間をつぶす。 散歩の途中で(というよりも最初から)方向を間違えて、河口湖畔にたどり着けなかったのはここだけの話である。 | 元京王。今は富士急 |
甲州ワインで雪見酒 | 大月行の車内で、売店で買っておいたアルミ缶入りの赤ワインの封をきる。 あ、つまみ買っとくの忘れた。まぁいいか チビチビ 途中の列車交換で、いちおうフジサン特急を拝むことはできた。次は乗りにこよう。 リニモ実験線の下をくぐると大月も近い。ワインはまだ残っているので、キャップをしめて持っていく。 ちなみに大月でもう少し待っていれば、先ほど河口湖で見かけた183系のホリデー快速が来るのだが、 今日は色々と欲張ってみたい気分だったので、売店でミックスナッツを買って先発する高尾行に乗った。 |
高尾行の普通は長野色ながら久々に乗る「近郊型」の115系である。暮れゆく桂川河岸段丘の景色と ミックスナッツを肴に、先ほどの赤ワインをさらにチビチビ。 心地よいモーター音の響きに列車の揺れ、暖房。 しばらく何も考えずにゆったり過ごす。この至福の時間が、もうしばらく続きますように・・・ 今日は欲張りな気分なので、高尾で後続のホリデー快速に乗り換えた。 簡易とはいえリクライニングシートの特急型。185系とはなんとなく雰囲気も違う。 | 山用近郊型115系 |
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |