このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
日本で一番面積が小さいという香川県。そんな県でも東讃(高松以東)、中讃(坂出・丸亀とか)、 西讃(観音寺周辺)の3つに区分されているという。 まぁ、身近に、小さい割に摂津・和泉・河内の3カ國、しかも河内は北河内・南河内に分かれて血みどろの内戦に 明け暮れる大阪府という例があるのであまりえらそうなことは言えないが、 平成19年8月5日(日)。ミノル氏に誘われて西讃のコミュニティバスに乗りに行った。 まず、朝9時。多度津で氏と合流した後、「日本で1番営業日数が少ない」という触れ込みの津島ノ宮駅に降り立つ。 ここのお宮さん、お祭りのある時だけ沖合いの小島にある本殿まで橋がかかる。 祭神が誰なのか、今日がどういうお祭りなのか、まったく調べようとせずに島まで有料の橋で渡り、 周囲を一回りして戻ってきたら、予定の1本前の電車に間に合った。 臨時駅から橋までの間に結構たくさんの露天が並んでいる。中でも「シロップかけ放題 ミルクはサービス」の 看板を出したカキ氷屋が他店をリードしているようだったが、この後は観音寺でうどんを食べる予定なので、買わない。 | |
観音寺の駅前から、仁尾バスの乗り場が無くなり、「三豊市バス」のバス停が立っていた。 三豊市のコミュニティバス再編で、従来の80何条バス?から完全な100円コミュニティバスに変わったらしい。 そういえば、善通寺駅前のバス停も無くなっていた。 ミノル氏は少しショックを受けているようだが、最初の計画より早い電車で観音寺まで来れたので、1路線、観音寺市のコミュニティバスに 乗れる。 | |
午後1発目は、13時半頃の便で、愛媛県境に近い海老済という集落へ向かう。こちらも観音寺市コミュニティバスである。 途中、豊浜駅と三豊総合病院、その他、コミュニティセンターや市民プールやらに立ち寄って走っているうちに、 地図上でどこを走っているのか判らなくなってしまったが、先ほどの路線と比べて乗降が多い。 ようやく現在位置を把握したころには、海老済への県道に入っていた。途中で井関池のアーチ堰堤から放水されている のが見えた。 そうこうする間に、山間に入り、県道からわき道にそれたと思ったら、どこかの集落の入り口付近の広場に到着。 運転手さんはここが終点だと言う。 折り返しのバスに乗ることを告げておいてバスを降り、数分間だけ付近を散策。観音寺駅前よりも若干涼しい気がする。 帰りのバスは、途中で行きとは違う経路を走ったようだが、あまり覚えていない。なにしろ眠くて・・・。 この路線も案内放送が無く淡々と走る。あっさりしすぎな精進料理みたいなバスである。 ←海老済のバス乗り場 | |
三豊総合病院で降り、もう1軒うどん屋(うどんも良かったが、食後につけてくれたスイカが旨かった) に寄った後、豊浜駅に出て電車を待つ。 そういえば、そろそろ下りの貨物列車が来るはず・・・と思って駅に掲示してあった 通過列車時刻表を見てみたが、該当しそうな列車が見当たらない。 と、高松方向の踏み切りが鳴り出して、EF65がやってくるのが見えた。あれれ、と慌ててカメラを出して 構えると、ブレーキがかかり、目の前に貨物列車が停車。 あ〜なるほど。そういうことね。「通過」はしないので通過列車時刻表には載ってないんですね。 観音寺乗換えの後、詫間で下車。 | |
最後に詫間の駅前から、日曜でも走っている 三豊市コミュニティバス(旧詫間町コミュニティバス)に乗る。今度のバスは、車両も、車内の雰囲気も、 案内放送がある点も、観音寺市より路線バスに近い感じがする。不覚にもというか、先ほどのバス同様に むしろ当然というべきか、途中で眠ってしまい、気がつけば海沿いを走っていた。 途中のバス停で下車する際、100円と引き換えに乗り継ぎ券を貰い、荘内線という路線のマイクロバスに乗り換える。 この道、以前車で走ったことがあるのだが、マイクロとはいえ、本当にバスが走るのか?と 疑ったほどの狭い道である。当然、乗っていて楽しい。 | |
荘内半島の先端を一回りした後に別の終点まで往復して、詫間駅前に戻ってきたのは18時だった。 何も無ければ10時くらいまで寝ているところを、朝からあちこち乗り歩き、変化に富んで(といってもバスばかり だが山へ行き、海へ行き)楽しい1日だった。ミノル氏に感謝。 |
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