このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
ネギは薬味の王様だと思う。緑一色の万能ネギよりも直径1cmくらいの 白いのが好い。冷奴、ラーメン、みそ汁etc
最近、味噌汁に入れたネギが妙に旨く感じられて驚く時もあるが、 やはりウドン・ソバとは切っても切れない仲である。学食(私が通っている学校ではないが・・・)で、 後に並んでいた人が注文をする声が聞こえた。
「ハイカラうどん、ネギ抜き!」
ハイカラうどんという正体不明(揚げ玉入りの素ウドン)な名前は とりあえず置いておこう。 問題は「ネギ抜き」である。学食のような場所でウドン(ソバ)を食べる時に なにが楽しいといえば、なんといっても、 腰がないウドンの合間に感じられるネギのシャキシャキとした歯ごたえであり、 薬味としての守備範囲をわきまえながらも、はっきりと自己主張をする ネギの味、香りはまさに白眉と言って差し支えないのではないだろうか。 私は以前、某駅の立ち食いソバ屋で、わざわざ追加料金を払ってウドンに 山盛りのネギを載せてもらい(ネギダクですな)、 「やっぱ、旨いわ」とソバ屋のオバちゃんに感想を述べつつ食べているオッちゃんを 見たことがあるが、ウドン・ソバにおけるネギの存在とは それほどまでに大きなものなのである。それなのに、ネギ抜きとは! ヒトの好みをとやかく言える筋合いでは無いが、 ここはぜひとも
問い詰め(ズキューン)・・・・・
旅に出て、ホームのソバ屋で白い息を吐きながら丼に向う気分は、 それだけで「旅情」であり、薬味のネギは旅行中の 貴重なビタミン源として何より欠かせないものでもある。 どうしても全て回収してしまいたくなるのが人情というものであろう。 麺を食べてしまった後、残ったネギを箸でつつき、 ダシを味わいながら口の中へ
浮遊ネギの掃海が終わったころにはダシも無くなり、 塩分の摂取過剰が気になる今日この頃である。
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