このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 

乗り換え案内

ここ4、5年は東海道新幹線よりも山陽新幹線に乗る機会の方が多いように思うが、 乗るたびに思うことがある。

岡山は素晴らしい。

新大阪から下りの「ひかり」に乗ると1時間もたたずに着いてしまう岡山だが、 こと乗り換え案内に関しては、広島はもちろん、小郡、小倉、ついでに博多も含めて 他の停車駅の追随を許さない。 まず、♪ド ミ ソ ド  チャイムが鳴った後、自動放送で乗り換え路線の案内が入る。そしてここからが岡山の本領発揮、 下りの「こだま」に始まり、山陽本線の上下普通列車、快速列車、瀬戸大橋線から四国へ渡る 特急、快速、普通、次は伯備線の特急「やくも」に普通備中高梁行、、さらに津山線、吉備線、 忘れちゃいけない赤穂線、播州赤穂廻りの相生行き、
車掌の肉声で延々と続く接続列車の乗り換え案内は、 岡山の鉄道の十字路としての立場を鮮明に浮かびあがらせるだけでなく、鉄道いまだ衰えず、という感想まで 与えてくれる。残念ながら広島だとこうはいかないし、小郡だと、あっというまに終わってしまう。 博多あたりもそれなりに長いはずなのだが、終着駅では降り支度に気をとられてあまり案内を聞いていない ような気がするのである。

ついでに付け加えると、岡山は駅も良い。発着番線がたくさんあって、 切り欠きホームもあり(最近は使ってないのだろうか)、列車本数はそこそこ多いし、国鉄型は来るし、

新幹線ホームが無ければもっと良い雰囲気なのかもしれない。


戻る

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください