このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

国営ひたち海浜公園

 Wikipedia公園のHPに書かれているものを総合して紹介します。

公園の概要

この公園は、戦時中に日本軍が水戸飛行場として利用しその後米軍から変換された広大な射爆場跡地を再利用するため、国の「首都圏整備計画」の一環として整備されたものである。1979年に事業着手、1984年に工事が開始され、1991年に約70はが開業しました。その後、何度か拡張を繰り返し、今に至っています。

 

               公園の全体図(北側は殆ど手付かず)         現在開園している部分の概略

園内には、アカマツを主体とした広大な樹林地、北東からの強い季節風により形成された大砂丘、約1kmの自然の砂浜、年間89万㌧が湧出する湧水地など、特色ある自然環境があります。国土交通省としては、こうした自然環境を活かしながら、「海と空と緑が友達、爽やか健康体験」をテーマに整備をすすめています。

 今後は地元や利用者からの開園要望の高い太平洋に面する砂浜部の開園につなげて行くため、計画期間中においては、特に砂丘海浜部のうち砂丘ゾーンの整備を最重点として、次の方針のもとに整備を進めます。

砂丘ゾーンの整備
  ハマヒルガオやハマゴウなど、海沿いの限られた地域でしか見ることのできない貴重な海
浜植生や、大砂丘などの自然環境を有する砂丘ゾーンの早期開園を目指して、これを重点整備区域として整備を進めます。

環境の保全・復元
 周辺の開発により湧出量が減少しており、近年その存在自体が貴重となってきている 沢田湧水地や、国内でも珍しい自然状態のひだ状の砂丘地形が残る大砂丘、海浜植生 などの自然環境の保全・復元に努めます。

心身の健康づくり場の提供
 砂丘海浜部の自然の中で、日常生活ではあまり意識して使われることのない味覚、嗅 覚、視覚といった五感を刺激することによって心身のリフレッシュができる施設や、緑や土あるいはそこに集う人々との園芸活動を通じたふれあいによって心身を癒すことのできる体験農場などを整備し、心身の健康づくり場として提供する。 なお、事業の実施にあたっては、建設コストの低減により、効果的、効率的な整備 を図ることとしています。

 

周辺環境

 広大な射爆場跡地は、商業設備などにも利用され、海岸には常陸那珂港、那珂火力発電所なども建設され、北関東自動車道などが開通し、ここまで高速自動車道で直接アクセツできます。

阿字ヶ浦、那珂湊、大洗などへのアクセスもよくなってきて、観光地としても県外からの人が増えることが期待されています。

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