このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
海中散歩(14)
1「妖怪」
石垣島にはマンタの姿をした全日空ホテルがあります。
その沖合いの深さ20m位の所に小さい洞窟があり、その中にキンメモドキ(体長5cm)が群れていました。
この魚は夜行性のため、昼間は岩穴のようなうす暗いところにいます。
フラッシュをあてると金色に輝きとても綺麗です。今回のこの群は妖怪のように見えませんか。
目は洞窟にあいた穴から差し込む光です。
2「浮遊感を楽しむ」
一緒に潜った友人が、気持ちよさそうに浮遊していました。
ダイビングはこの浮遊感が楽しいです。無重力状態ですから、宇宙遊泳しているような気分になれます。
ダイビングが上手くなると、一定の深さでじっと浮かんでいることが出来ます。
呼吸すると肺がふくらむため浮力が働き、浮上します。息を吐くと肺が小さくなるため、浮力が減り下に沈みま
す。これを上手くコントロールすれば一定の深さにじっとしていることが出来ます。
撮影地は石垣島です。
3「逃げろ」
サイパンで沈船を潜っていたら、こちらに向かってアカヒメジ(体長30cm)の群が突進してきました。
あわててカメラを向けました。
すると私を避けるため、左右に別れました。おそらくカスミアジ(体長50cm)に追われたのでしょう。
海の中は、このように毎日が食うか食われるかの厳しい生活なんです。
4「休憩中」
いろんな魚が小さなトンネルに集まって休憩しています。
皆で集まっている方が安全なんでしょうね。
5「おいらの休憩所」
コショウダイ(40cm)が数匹でこのように岩の上で群れているところを時々見かけます。
今回はトガリエビス(40cm、赤い色の魚)が一匹一緒にいます。
一緒にいたほうが心強いんでしょうね。
確かに敵に襲われたときは、一匹でいるよりは食べられる確率は低くなりますね。
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