このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 

海外自転車旅行 フランス編4

○ワイン産地ボルドー

ここはマニアックな世界です。



定年間近にワイン教室に通い、その後自分の子供の年頃のワイン仲間と付き合っている私としては「ボルドーを自転車で走ってきたよ」と自慢したいがために行ってきたようなものです。

ボルドーで有名なイベントは、年に一回ボルドーマラソンが開催されます。

普通のマラソンと違うのは、中継地点にワイン、チーズがあり、それを飲み食しながら走ります。

酔っぱらってよく走れるものだと思うのですが、年中水より廉いワインを飲んで鍛えているせいか、自己責任のお国柄のためか、特に問題もなく毎年続いているようです。


飲み過ぎて、完走出来なかったワイン仲間が再度挑戦し完走してきたと自慢していました。

「遊びの好きなフランス人」の国にきたからには遊ばなくては、食べて飲んで楽しまなくてはというところでしょう。

今回立ち寄ったのは、ボルドを拠点として、ポイヤック、マルゴーのオーメッドク地区と世界遺産となっているサンテミリオンでした。







○ボルドー市内

ボルドー駅前のホテルを宿をとり、そこから、サンテミリオン、オーメッドクに足を伸ばす。

 

ヨーロッパ最大の都市広場であるカンコンス広場とジロンド記念碑

ワイン博物館の中にあるテーステイングコーナー

サンタンドレ大聖堂


大聖堂は「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の一部として、1998年に世界遺産に登録されている。

以前調べた時、フランスの巡礼路として紹介されていたのは、北沿いの道だけだったのですが、それ以外にも多くの道があるようです。

市内にある自転車道路。

大渋滞の車道と平行して走っています。日本だったらさしずめ車道にしてしまうところでしょう。

ここの渋滞を解消してもジロンド川を渡る橋の幅で通行が規制されてしまうので意味のないことなのですが、日本だったら間違いなく車道にするだろうと、お国柄の違いをを感じさせられました。

○サンテミリオン

世界遺産の街サンテミリオンへは汽車でいきました。

  

        サンテミリオンの駅。 キャンピングカーに自転車を搭載。このスタイルはよく見かけました

無人駅でしかも案内版が全くなし。ほとんどの人が車で来て汽車で来る人は少ないのでしょう。

世界遺産となっているサンテミリオンの旧市街。

落ち着いた街でした。フランスでは古い町並みがよく残っています。保存に力を入れているのでしょう

屋外のテラスでワインと食事。


○オーメドック

ワイン学習の最初にボルドーワインとオーメドック地区が出てきます。ワイン格付けで有名な地区です

  

 一級シャトーであるラツールの葡萄畑です。

それにしても物々しい門と囲いには驚きます。ワインはブランド品ですからイメージが大切。盗難防止よりイメージ作りが目的でしょう。

  

マルゴーのChateatu Dauzac                マルゴーのMarquis de Terme

それぞれ飲んだことがある!と喜んで写真を撮りました。単純なのです

オーメドックの物々しい畑とは違うサンテミリオンの葡萄畑。

農作物ですからこちらの方が普通のように思えるのですが

ここからは、汽車で次の目的地カルカッソングへ向かいました。

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