このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 

********************下北半島の恐山へ************************

 

青森県は訪れる機会も多かったが、恐山にはまだ足を踏み入れていなかった。

 「津軽・下北2大半島巡り」バスツアーを利用し、ようやく恐山詣でが実現した。

 恐山はまさかりの形をした下北半島の中ほどに位置する霊山である。

 比叡山、高野山と並び、日本三大霊山 の一つに数えられている。

 



立ちこめる硫黄臭と 荒涼とした火山岩に覆われた「地獄」と呼ばれる風景が続く。

30℃を越える暑さと、地熱が加わり、まさに灼熱の地獄での修業のよう・・・

 

この辺は「賽(さい)の河原」

 

ところで賽の河原とは?

「親より先に亡くなった子どもたちが、石を積み重ねて仏塔をつくり、親を思い、生前にできなかった功徳をしようとするのだが、できあがるころになると鬼が来て壊してしまう。

そんな子どもたちを、お地蔵さん(地蔵菩薩)が、ほとけ様のところへつれていってくれるという」(ネット情報)

 しかし岩場地帯を抜けると 風景は一変、

 宇曽利湖(うそりこ)畔のその場所は「極楽浜」何とも不気味な美しさ?

 恐山は死者への供養の場として知られる。

 下北地方では「人は死ねば魂は恐山へ行く」と言い伝えられているそうである。

 

恐山へ向かう道にある太鼓橋、この橋を渡ると(左側)、そこはもうあの世、

 この橋がかかる川が、例の「三途の川」である。

 宇曽利(うそりこ)湖(写真手前)から流出する正津川が、別名で「三途川」と呼ばれている。
因みに三途の川は、全国に数箇所あるらしい。

 恐山街道の途中にある冷たい湧き水がある。

 1杯飲めば10年、2杯飲めば20年3杯飲めば死ぬまで若返ると言われる???

 しっかり3杯分いただき、身を清めて?帰途についた。

  

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