このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

ここは前記シパダンダイブセンターより規模がすこし大きく、敷地面積も大きいです。[写真8]は正面玄関、[写真9]はコテージの建物、[写真10]は2階建てのベットルームです。
[写真8] 正面玄関
[写真9] コテージの建物
[写真10] 2階建てのベットルーム
ある時、イギリス人夫妻と仲良くなりました。[写真13]の中央のカップルです。
私は英語はカタコトしか話せませんので、こみ入った話は出来ません。
このイギリス人はロンドンでホームドクターをやっているそうです。イギリスでは病気になると、まずこのホームドクターが診察をし、どの専門病院にかかるか決めるそうです。これは良いシステムだと思います。
日本では、個人病院がかってに開業して、地域の中で効率的にどう医療するかの全体的な視点が欠けているように思います。
私がそのシステムはすばらしく、日本も見習うべきだというと、そのイギリス人は日本の車はすばらしい、俺も日本車に乗っているといいだし、日本人は勤勉でまじめだと褒めていました。
食後はいつも現地のガイド(インストラクター)がギター片手に歌を聞かせてくれました([写真14])。
ドクターの奥さんは歌が上手で、ビートルズの歌を盛んに歌っていました。
私は歌が苦手でなにも歌えませんでした。
[写真11] レストラン内部
[写真11]はレストランの内部、[写真12]は食事風景で、バイキング方式です。料理は前記のシパダンダイブセンターとほぼ同じです。
特に印象に残っているのは、エビとイカのから揚げです。高温の油で揚げるせいか、カッリとして美味しくビールのつまみに最適でした。
果物は熱帯地方特有のものが数多く出されますが、正直言って日本で食べる物のほうがおいしいです。
[写真12] 食事風景
[写真13] イギリス人の友人
[写真14] ギター演奏
[写真1]は宿泊用のコテージです。一棟2部屋です。このようなコテージが10棟位あり、収容人員は40名位です。
今はもう島の環境保護政策のため撤去させられました。
見てお分かりのように、露をしのぐ程度の掘っ立て小屋です。窓はガラス戸ではなく虫を防ぐ網戸です。
気温が高く(28度位)、ガラス戸で外気を遮断する必要はありません。
部屋には天井に扇風機がありますが、クーラはありません。
虫が多いため蚊取り線香は必ず持って行きます。

1 シパダンダイブセンター

[写真3] ジャングルのトカゲ

食事はレストラン([写真4])で取ります。バイキング方式([写真5])で、主食はパンとライス、おかずは油で炒めた魚、肉、野菜等です。デザートとしてフルーツがあります。
大きなバナナの房が吊り下げており、自由に食べられます。席は自由ですから、外国の人と一緒に食べます。

[写真4] レストラン
[写真5] バイキング方式
[写真1] 宿泊用コテージ
[写真2] 部屋の中の様子
[写真6] 出発前の大石氏
 

これ([写真6])は、ダイビングの準備が終り、さあ出発しようとしている私です。

[写真7]のようにダイビングボートがレストランの目の前まで来てくれますので、楽です。

現地での生活(1)

部屋の中は[写真2]のように、ベットが2つ、トイレ、シャワーがあるだけです。テレビもラジオもありません。
ダイバーにとってはこれで十分なんです。


ときどき床下でごそごそ音がすることがあります。覗くと2mはあるトカゲが餌さを探しています。([写真3])
このトカゲは、隣のジャングルから出てきますが、おとなしいので危険はありません。

よく皆さんから、そんな辺鄙なところに行って、何処に泊り、何を食べているのですかと聞かれます。
そこで今回はそのあたりを紹介してみたいと思います。

私が毎年行っているマレーシヤのシパダン島から始めましょう。
この島は一周歩いて20〜30分の小さな無人島ですが海は豊かで魚影が濃く、バラクーダ、ギンガメアジ、カンムリブダイ(バッファローフイッシュ)等の群が島のすぐ側で泳いでいます。それにカメの島と言われるぐらいカメが多く、ダイビング中は必ず5〜6匹のカメに会います。
このため世界のダイバー達は集まってきます。一番多いのはドイツ人、ついでイタリヤ人、フランス人ですかね。ついで日本人です。
でも最近中国人(香港、台湾)、韓国人が増えています。
ドイツ人は日本人とおなじで静かですが、イタリヤ人は賑やかです。彼等の会話はオペラのようです。オペラが盛んなことが良く理解できます。
中国人、韓国人はマナーが悪いです。それではこの島にあるダイバーの為の宿泊施設を2つ紹介しましょう。

[写真7] ダイビングボート

2 アブディラー

[写真15]はダイビングボートに乗ってダイビングに行っているところです。
海に入ってしばらく泳いでいますと、かのイギリス人のドクターが、奥さんの空気タンクにつながれているレギュレータ(口にくわえて、空気を吸う装置)を口にくわえていました。ホースの長さは2m位ありました。
あとで聞いたところ、ドクターは空気の消費量が多く、途中から奥さんに空気をもらっているのだそうです。一般に女性の方が、空気の消費量が少なく、特にアスリート(運動している人)は少ないです。

私は現役時代、毎年5月と正月の大型連休はこのシパダンに来ていました。
大晦日は年越しのパーティをやります。この時は近くの町から楽団を呼び、歌えや踊りでドンちゃん騒ぎです。
こんな時、ダンスが始まると日本人の女性は皆、ヨーロッパの男性にエスコートされます。そして日本人の男性は指をくわえているだけで、ヨーロッパの女性を誘うことを躊躇しています。
ヨーロッパ人はほとんどカップルで来ています。日本人のように、男性仲間、女性仲間ではほとんど来ていません。大勢で来ていても、中ではカップルが出来ています。
イタリヤ人なんか、彼女と一緒に来ているのに、日本の女性をダンスに誘います。
ダイビングまで一緒にやろうと誘いにくる人もいます。女性の扱い方が上手いですしなれています。言葉は障害にならないようです。
[写真15] ダイビングボート

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