このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

CLUBJNR西日本 −2009 夏−


 

  国鉄時代から引き継いだ「JNR電車・気動車」がJR発足後21年の今も多数活躍するJR西日本。2009年夏・前半はこれらを追いかけに各地を旅しました。いまなお第一線で活躍する国鉄型の雄姿を画像でお楽しみ下さい。無骨で頑丈そうな外観やシンプルな塗装がなかなか「昭和」の面影がありいいと思います。

●高山本線(キハ58型気動車

 

    
(左)雨上がりの朝の富山駅で発車待ち、通勤客が続々乗り込む光景。前面下部の多数のごちゃごちゃした機器類が古めかしい。
(右)八尾で折り返した富山ゆき。大半径カーブを悠然と通過。(千里〜速星)


望遠でショット。うす汚れた感じが年季を感じさせます。もう少し磨いてもいいような気も…。
      
(左)キハ58−1114、運転席窓に注目!日本のキハ58(現役車)で唯一となったパノラミック窓。他は平面窓の中、これだけでかなり精悍な外観に。(千里)
(右)富山ゆきを道路橋から俯瞰ぎみに撮影。利用者には古い車両の運転応援は申し訳ない気もするが、今後もできるだけ長く活躍を!(婦中鵜坂〜西富山)

                                                                         撮影日:2009−7−21

東海道・山陽本線・播但線・山陰本線経由 急はまかぜ号(キハ181系気動車)

播但線・長谷付近をゆく、はまかぜ6号。全国唯一の181系特急運用。1968年〜72年登場なのでまさに40年選手。寿命は近いが、がんばれ!


夜の福崎にて、はまかぜ5号。曲面ガラスが国鉄型特急らしい。ヘッドマークが灯火に照らされて鮮やか。
  
(左)先頭車のたくましい横顔、ヘッドライトケース・テールライトケース等が意外とこんなに出っぱっているのですねえ。(大阪)
(右)大阪駅に到着したはまかぜ2号。このアーバンカラーは大都会になかなかお似合い。
                                                                     撮影日:2009−8−3〜4


●播但線・阪和線・奈良線
103系通勤型電車
(国鉄時代に2000両以上量産された国民的通勤電車、首都圏では全車引退。)

単純な造形の食パン先頭顔、飾り気のない機能本位の側面、スカイブルー1色の全面塗装・・・まさに国鉄通勤電車の王者、昭和の電車、103系!!かっこいい〜。(阪和線・美章園)

阪和線を走りつづける103系。今でも各駅停車では圧倒的に主力。(一部205系などもあり)朝には長区間(湯浅〜天王寺など)・8両編成の快速運用もある。(阪和線・美章園)

クハ103−1健在!1963年から製造された2000両以上の軍団のトップナンバー(=最古参)。整備が良好で意外に年季を感じさせない外観。乗せた通勤客は延べ1億人以上?
   
(左)播但線の103系。こちらはわずか2両でちょっとローカルムード。「銀の馬車道号」というラッピングトレイン。(姫路)
(注:播但線=姫路と和田山<兵庫県朝来(あさこ)市>を結ぶ陰陽連絡鉄道のひとつ。全線単線だが姫路〜寺前は通勤区間で電化。)
(右)奈良線の各駅停車。こちらも阪和線と並び21世紀でも103系天国。古都にふさわしい?ヘッドライトが「はなでか型」でいくぶん近代的。(京都)

●京阪神その他国鉄型

阪和線・天王寺に到着する113系8連の快速。懐かしい新快速色(阪和色ともいう)。阪和線113系は塗装変更が進んでおり、このような阪和色統一編成は珍しや。

天王寺にて。はんわライナー&113系快速。かたくなに国鉄生まれの電車を使いつづける阪和線。どちらも塗装も原色。(国鉄時代と変わらない車体色)
   
(左)大阪〜金沢間を結ぶ特急雷鳥。485系が運用されて約40年…。さすがに間もなく新車置き換え予定。あと少し、精一杯がんばれ!(大阪)
(右)湖西線の各駅停車。だいぶ威風堂々の外観。それもそのはず、もと新快速として走っていた117系電車。これも間もなく誕生以来30年に。(京都)

2009年夏・後半も西日本方面に行くつもりです。また撮りまくってきます。
 

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