このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

ありがとう! 大糸線 キハ52


2010−3−12 南小谷〜中土にて(423D)
 

 国鉄時代製作の古豪気動車・キハ52が40年以上にわたり長らく運行されてきた大糸線(北部区間/南小谷〜糸魚川間)もついに近代化(というか現代化)の時を迎えました。2010年3月12日をもって一般の定期列車としては運行が終了し、翌日3月13日からJR生まれの現代版気動車が走り始めています。(他の路線から転用したもので、新車ではありません。)21世紀初頭まで大糸線を走り続けたキハ52、たくさんの鉄道愛好家や地元の利用者などにさまざまな思い出をありがとう!…ってことでワタシもこれまで撮影撮影した画像の中から選んだものを一気に公開!ではお楽しみ下さい。
 

●2010年3月11日 北小谷・小滝ほか

  

<北小谷>雄大な大自然の中を孤独に1両きりで走るキハ52.道路や建物なども見えて人があまり住めそうにない厳しい地形の中にいくらか生活感もある風景、ワタシ好み。北小谷は長野県最西端の小谷村(人口約3千人)のさらに県境部にある地域。しかし小谷村唯一の道の駅が設置されて最近は大賑わいをみせている。村営の温泉宿もあって便利。

北小谷停車中のキハ52 115を超望遠で。なお駅舎は左端の小さな建物。ランドマークというべき緑色の建物は村の給食センターらしい。
 
長野・新潟県境を越えて糸魚川市の小滝へ。ほとんど人家はない所だが鉄道ファンなら知らない人はいない人気撮影地。大量の雪があるけど、少しずつ溶けはじめており春はもうすぐで、あと2週間もすれば大量の雪溶け水で姫川が濁流になるはず。キハ52は2010年の小滝の春を見ることなく引退…。

日がどっぷり暮れ、南小谷駅にたたずむキハ52 115.じつはこれでもまだ18時台!
    
昭和30年代生まれの証拠、プレスドアと「セン抜き」に木製ミニテーブル。う〜ん、渋い!

●2010年3月12日 ついに定期列車最終運行日


キハ52 156による朝の上り一番列車、平岩駅で17分も停車。バックの山が朝日に映える。
  
(左)長年の風雪及び相当距離の走行でボコボコになったドア。 (右)長時間停車=撮影会状態。毎朝のこの風景もラスト。 

珍しく快晴になった通称「宮本橋」。ほんと早春の絶景風景。いやあ、最後の日にありがとう。(425D)

中土駅を発車したキハ52 115(428D) 快晴をキープ。

午後は列車で移動して新潟県側へ。こちらも快晴で絶好!辺りは雪が消え春の風景。(頚城大野、427D)

青・赤仲良く手を組んで走る風景。この組み合わせはなかなか好き。(頚城大野付近・432D)
  
タラコは単行走行。3両配置なので仕方ないが…。右の画像はワタシが今回の撮影行で最後にシャッターを押したカット。3月20〜22日は行く予定ないのでこれがキハ52走行風景撮影の最後。ありがとう、キハ52!

●アーカイブ(2005年〜2009年)

キハ52 156(タラコ)+キハ58・28金沢車によるリバイバル急行「白馬」関連の列車。2005年6月26日の思い出。この時もたくさんの人出があった。

小滝駅で列車を見送る家族。地元の人と思われ、大歓迎ムード。

このJRオリヂナルカラーも懐かし。一時期は大糸線の顔だった。
   
小滝付近にて。左は2009年4月20日、春の雪溶け水に山桜が印象的。右は2007年8月26日、真夏の日。

大糸線のゴールデン・ウイーク。2008年5月4日の宮本橋。

根知駅の思い出。キハ52の交換風景。2007年8月26日。ヘッドマークは大糸線50周年を記念したもの。
    
大糸線の夜。2008年1月20日撮影。レンガ車庫も北陸新幹線工事のため、まもなく思い出の彼方へ。
キハ52よ、たくさんの愛好家・利用客などにそれぞれの思い出をありがとう!!

◎閲覧ありがとうございました。画像の無断転用などは御遠慮願います。

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