このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

聖地巡礼(せいちじゅんれい)とは?

※文中のリンクはすべてwikipediaです。

聖地巡礼 - 呼んで字のごとく、聖地を巡礼すること。ここでは、アニメの聖地巡礼について表記する。
巡礼というと、本来は仏教的な意味で使われる。
これが転じてアニメや映画の聖地(舞台や登場した場所)を巡ることを聖地巡礼と呼ぶようになった。

 

戦後、水木しげる氏のふるさとの鳥取県境港市が駅前通に
ゲゲゲの鬼太郎などの石像を並べて水木しげるロードとし、鬼太郎の町としてPRした。
この取り組みが成功し、現在では富山県氷見市などで
聖地巡礼ブームのきっかけは2005年に放映された「電車男」がきっかけである。
「電車男」のヒットにより、今まで見下されていた「萌え」、「オタク文化」が世間一般に広がると、
アニメによる、経済効果もテレビなどで取り上げられるようになり、

長野県大町市
(『 おねがい☆ティーチャー 』『 おねがい☆ツインズ 』)、
埼玉県
鷲宮町 (現 久喜市 )(『 らき☆すた 』)や宮城県七ヶ浜町(『 かんなぎ 』)などはその典型例であるといえる。
これは、電車男や、その映画などに比べると、影響者の人口はきわめて少ない。
しかし、グッズの回転率はすさまじいことがまた、地域の活性化につながる。
それに加えて、高額な広告料が不要であり、グッズを比較的安価で製作できる。
鷲宮町の場合、オタク向けコンテンツを町おこしに使用した例であり、それが学術的・経済的見地から高い注目を浴びることとなる。
和歌山県みなべ町は萌えキャラでゆるキャラの「びんちょうタン」を地方公共団体の運営施設のキャラとして使用された。

 

巡礼の対象となるところは「聖地」と呼ばれるが、この聖地の主な種類は以下の通りである。

Case1: 作品 モデル となった場所

けいおん!(豊郷小旧校舎、叡山電車修学院駅、新京極内ジュージア)、らき☆すた(鷲宮神社、春日部駅)など

Case2 映像作品の撮影場所( ロケ地

Case3 出生地等といった、 作者 等の縁の土地

らき☆すた(埼玉県幸手市)

Case4 制作会社

らき☆すた(京都アニメーション)

Case5 イベント・大会・ 試合 等の会場となった場所

聖地と呼ばれる代表の地は以下の通りである。

県・町の名前

作品名

宮城県七ヶ浜町

かんなぎ

埼玉県春日部市 久喜市
幸手市
京都府京都市 宇治市

らき☆すた

富山県南砺市城端

true tears

長野県大町市、松本市

おねがい☆ティーチャー
おねがい☆ツインズ

飯田線 沿線

究極超人あ〜る

京都府京都市 八幡市
滋賀県豊郷町
東京都渋谷区

けいおん!


管理人のコラム

らき☆すた はアニメ中の学校所在地が春日部市であるのに対し、
けいおん!は豊郷小学校の旧校舎が京都府にあるということになっている。
ただし、修学旅行の地域が京都であることから、アニメ中の学校所在地は関東地方ではないかといわれている。


 

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