このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

新宮観光

(2004年12月28日(火)撮影)

新宮駅
 無料レンタサイクルで市内観光をしました。

 途中丸いポスト発見!市内にはいくつか丸いポストを見かけました。
熊野速玉大社
  熊野速玉大社 は、熊野三山のひとつとして全国に祀る数千社の熊野神社の総本宮です。今から約二千年ほど前の景行天皇五十八年の御世に、熊野三所権現が最初に降臨せられた元宮である神倉山から現在の鎮座地にお遷りになり、これより神倉神社の『旧宮』に対して『新宮』と号したと古書にみえます。
 御祭神は、熊野速玉大神(いざなぎのみこと)・熊野夫須美大神(いざなみのみこと)を主神に、十二柱の神々を祀り上げ新宮十二社大権現として全国から崇敬を集めています。
 特に、孝謙天皇の御世、日本第一大霊験所の勅額を賜り、熊野三山の中でも逸早く『熊野権現』の称号を賜りました。「権現」とは仮に現われるの意味で、神様は御殿の中のもっとも清浄な奥処に鎮まりましますので、私達の目にはそのお姿を直接見ることができません。そこでそのお姿を仮に仏に変えて、我々の住む俗世界に現われるという考え方が浸透していきます。
 奈良朝末期にいたって、熊野速玉大神は衆生の苦しみ、病気を癒す薬師如来として過去世の救済を、またお妃の熊野夫須美大神は現世利益を授ける千手観音菩薩、家津美御子大神は来世浄土へ導く阿弥陀如来として位置づけられ、山伏や熊野比丘尼によって熊野権現信仰は飛躍的な拡がりを見せ、全国に数千に及ぶ御分社が祀られるにいたりました。
 さらに、中世熊野信仰の興隆にともない、皇室、公卿、武士中心から庶民信仰へと発展し、過去世救済、現世利益、来世加護を説く三熊野詣こそ、滅罪・甦りへの道であるとして、「蟻の熊野詣」の諺のごとく熊野街道は賑わったのです。
神倉神社
  神倉神社 は、市の西方、千穂ケ峰の南端に位置する神倉山。538段もの急峻な石段を上ると、大きなゴトビキ岩がある。この巨石が古くからの御神体で、古代から神の依代[よりしろ]、神の磐座[いわくら]として敬ってきた。祭神は高倉下命[たかくらじのみこと]と天照大神[あまてらすおおみかみ]だ。1400年もの歴史を誇るお燈祭りが行われる神社としても有名で、毎年2月6日に、白装束に荒縄を巻いた2000人もの上り子(男性のみ)が松明[たいまつ]を手に急な石段を駆け降りる。新宮節に「山は火の滝、下り龍」と歌われるほど、豪快な火祭りだ。
 それにしても538段もも石段を登るとは知らずに来たのでしんどかった。でも頂上からの眺望はすばらしい。
浮島の森
  浮島の森 は、新宮市の中央部の沼に浮く、歩くと揺れる不思議な小島「浮島の森」は、100種類を超える熱帯と寒帯の植物が混成し、マングローブのジャングルを思わせるこの島は、昭和2年4月8日「新宮藺沢浮島植物群落」として国の天然記念物に指定されました。
 浮島は、縄文末期の海退によって植物の遺体が多数集って形成され、低湿の湧き水が底流に湧くために分解が遅れて泥炭化し、マット状の浮遊体となったと考えられており、島の遊歩道を歩くとフワフワ動くのがわかります。
 島内には北方系のヤマドリゼンマイと南方系のテツホシダが混生しており、また高層湿原に群生するミズゴケも多いです。
 遊歩道の途中にある「蛇の穴」には、上田秋成の『雨月物語』に出てくる 「蛇性の淫」のモデルにもなった美少女「おいの」が大蛇にのまれて、底無しの穴に引き込まれてしまったという伝説が、今も残っています。

 しかし時間もないし、入場料100円もかかるので、今回は中に入らずパス。



新宮市保健センター
 思わず記念に写真を撮ってしまいました。
新宮(丹鶴)城跡
  新宮(丹鶴)城跡 は、市街地の北、熊野川を背にした高台にあり、東に河口をこえて太平洋を一望でき沖見城とも称された。現在では公園として整備され、石塁の残る城跡に立てば、その眺望が実にすばらしい。

 しかし時間もないので、今回は中に入らずパス。
阿須賀神社
  阿須賀神社 は、事解男命(コトサカノオノミコト)を主祭神とする神社で、『延喜式』神名帳に記載されています。
 熊野三山の信仰とも深い関わりをもつ古社で、同市にそびえる神倉山に降臨した熊野三所大神はそれぞれ熊野三山に遷座し、阿須賀神社には熊野三所大神と関連の深い事解男命が勧請され、熊野速玉大社の境外摂社となりました。
徐福公園
  徐福公園 は、中国風の楼門がひと際鮮やか。境内は、クスノキの巨木と天台烏薬に囲まれ、徐福の墓や、徐福像、不老の池、徐福が亡くなった時殉死したと伝えられている 七人の重臣の墓が建立されている。

 レンタサイクルはここの管理等で行っています。預かり金2000円が必要ですが自転車を返すときに戻ってきます。写真真ん中に写っているのがお世話になった愛車です。

      

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