このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

肥薩線②人吉〜吉松

(2005年5月2日(月)撮影)

●肥薩線
JR九州▼八代〜隼人 124.2km
人吉駅
 「いさぶろう・しんぺい」は、特に利用の少ない人吉〜吉松間の利用者アップのため運転されている観光列車です。
 2004年3月からは専用の車両を使用、女性の客室乗務員も乗務し、沿線の案内や車内改札、車内販売も行います。
 座席はほとんどが指定席になり、申し訳程度に自由席があるだけですので、非常に利用しにくくなっています。
人吉③10:06(いさぶろう1号 1253D)11:20③
(4分遅)
吉松★★★
キハ47-9082
2号車
キハ140-2125
1号車
大畑駅
 「おこば」と読む難読駅名です。付近に人家はほとんどない山中ですが、木造の立派な駅舎が建っています。
 駅舎の奥にはSL時代の給水塔の土台が見えます。
 乗務員さんたちが話をしているホーム奥には朝顔鉢が残っています。SL時代に煤で汚れた顔を機関士さんたちが洗っていたものです。
 周辺の様子。
 日本で唯一のループ線の途中にあるスイッチバック駅としても有名です。

 大畑駅を出発し、スイッチバック2段目に向かいます。
 スイッチバックの行き止まりを望みます。

 大畑駅を進行方向右側に望み、ループ線に向かっていきます。
 ループ線の途中で、下に大畑駅が小さく見えます。

 サービスでこの位置で列車は停車してくれます。
矢岳駅
 人吉市SL展示館です。
 展示館の中には、かつて肥薩線で活躍したD51が静態保存されています。
 機関車は自由に見学することができ、運転席に座ることもできます。
 開館時間は午前8時から午後5時までだそうです。

 明治期の立派な木造駅舎が残っています。大畑、矢岳、真幸の3駅の中ではもっとも大きい駅舎です。
 木製の改札口、古い駅名標も残っています。
三大車窓
 矢岳駅を出発した列車は、肥薩線で一番長い矢岳第一トンネルを抜けると、霧島連山と京町温泉を望むポイントに差しかかります。これが日本三大車窓の1つで、まれに写真中央やや右側に桜島を望むことができる日もあるそうですが、この日は雨のため、視界は最悪でした。
真幸駅
 まず真幸駅の横を通って最初のスイッチバックに向かいます。
 その後進行方向を逆にして真幸駅に進入します。ホーム上には「幸せの鐘」が設置してあります。
 行き止まりの先には砂防ダムがあります。

 肥薩線の駅の中で唯一この駅だけが宮崎県にあります。 

      

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